2018年07月02日

水面すれすれに枝を伸ばして開花する桜(東京 井の頭恩賜公園)

東京 井の頭恩賜公園はお花見スポットとして有名ですが
今春、井の頭池のボート乗り場のそばに生えていた桜は
水面すれすれに枝を伸ばして開花し、本当に見事でした。
桜の精が宿っているかのようでした。
どんな状況に置かれても、頑張っていく姿は
どこか病気のこどもたちの頑張りに似ているところが
あるような気がしました。

そしてよく調べてみると、
実は井の頭池周辺は旧石器時代の礫が見つかったり
縄文時代の竪穴式住居跡が見つかったり
信州由来の黒曜石を用いた石器が見つかったり、と
実に古くから人の息遣いが感じられ
人を育む土地だったようです。

詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考えるこどもの生
「水面すれすれに枝を伸ばして開花する桜」
(東京 井の頭恩賜公園)
http://www.lana-peace.com/1/1-3-005.html

2018年06月18日

1粒の種子から大きく復活した桜(北海道 松前公園 桜「幸福」)

2018年5月、訪れた北海道 松前公園に「幸福」と
名付けられた桜の木がありました。
それはけいこかふぇでも紹介したけれど
その木に添えられていた解説板には
とても心あたたまるお話が書かれていたので、ご紹介したいと思います。
そちらによると松前町の法幢(ほうどう)寺にあった来歴不詳の桜が、
老齢で衰弱していたことから 昭和35(1965)年、
地元の松前町桜保存子ども会は品種の保存目的で
種子を5粒採取したところ、
そのうちの1粒が生き抜いて見事に成長していき
こどもたちは昭和55(1980)年5月5日に
その木に「幸福」と名付けたのだそうです。

枯れて息絶えてしまいそうな木の中にも、
素晴らしい可能性を秘めた生命力がある。
それは人間も同じなのだと思う。きっと。
病気のこどもたちとこの桜「幸福」の姿が重なって見えたのでした。

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考えるこどもの生
「1粒の種子から大きく復活した桜「幸福」
(北海道 松前公園)」
http://www.lana-peace.com/1/1-3-004.html

2018年06月15日

1万数千年前に生きた赤ちゃんのお骨

東京 上野の国立科学博物館に
1万数千年前に生きた赤ちゃんのお骨がありました。

沖縄県 久米島の下地原洞穴遺跡から出土したこの赤ちゃんのお骨は
50cmもの粘土層の上に大理石の一種、トラバーチンに覆われていたそうです。
トラバーチンが土壌の酸性を中和して赤ちゃんのお骨が
残りやすかったとか、その場所が土地開発によって
破壊されることがなかったといった環境因子もありますが、
それを差し引いてもこの赤ちゃんはすごい。
小さな赤ちゃんの秘めていた壮大な力を感じずにはいられません。

詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考えるこどもの生
「1万数千年前に生きた赤ちゃんのお骨」
(沖縄・下地原洞穴遺跡出土・国立科学博物館所蔵)
http://www.lana-peace.com/1/1-3-003.html

2018年05月15日

行き詰まった時に心が元気を貰えそうな埴輪「踊る人々」(埼玉・野原古墳出土 東京国立博物館所蔵)

昭和5年(1930)年3月、埼玉県大里郡小原村の山林を開墾中
人が踊る姿の埴輪が出土しました。
埼玉県知事は宮内大臣(現在の宮内庁長官に相当)に
埋蔵文化財発見届を提出したそうですが
宮内省からは陵墓でないとの理由から、
帝室博物館(現在の東京国立博物館)の所管事項となり
当時、帝室博物館に勤務していた後藤守一氏が
「踊る男女」と命名したのだそうです。

現在では「踊る男女」ではなく「馬を曳く農夫の姿」と
考える説もあるそうですが、どちらにしても
あるいは新説が登場したとしても
その姿は顔の表情も、腕の表情も実に絶妙です。

困った時、行き詰まった時、病床のこどもたちがこの埴輪を見ていると、
何やら心が氷解してゆるゆるできそうな…。
そんな力を貰えるような埴輪です。

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考えるこどもの生
埴輪「踊る人々」(国立東京博物館所蔵)
http://www.lana-peace.com/1/1-3-002.html

2018年03月04日

埴輪 子を背負う女子(鶏塚古墳)

国立東京博物館所蔵の埴輪「子を背負う女子」
栃木県の鶏塚古墳(6世紀)出土の埴輪ですが
赤ちゃんをおんぶしている女性
その二人の様子がなんだかとってもほのぼのしています。

6世紀の頃のこども
大事に守られ、育てられていたし
力強く生きていたんだなあってしみじみ思います。


詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考えるこどもの生
「埴輪 子を背負う女子」
(東京国立博物館 所蔵)
http://www.lana-peace.com/1/1-3-001.html
http://www.lana-peace.com/index.html