2017年12月26日

いろいろな小田さんの思いが込められたTBS「クリスマスの約束 2017年」

小田和正さんのピアノのイントロとバイオリンと共に
珠玉の歌声「言葉にできない」で始まった2017年のTBS「クリスマスの約束」。

出演されたアーティストのパフォーマンスはどれも素敵だったけど
誰かを励ましたり、追悼したり、そういう小田さんの気持ちが
今回は随所に溢れたものでした。

「手紙にかえて」は古くからの友人である財津和夫さんから
2009年に頼まれて小田さんが作詞・作曲されたもの。
小田さん曰く、財津さんは時々思い出したように小田さんに手紙をくれるそうで、
その手紙を読むと小田さんはいつも嬉しくなるのだとか。
それで、その手紙に返事をするようなつもりで書いたのだそうです。
ピアノソロで小田さんがしみじみ歌われたその歌、
きっと財津さんへの応援の意味もあったんだろうなあ。
今夏財津さんは病気のため、急遽コンサートを中止して治療に専念されていたから。
今回「クリスマスの約束」のナレーションはずっと続いていた某女優ではなく
財津さんだったけれど、財津さんのあたたかい声と語り口は健在で、
あー良かったって思った。きっと小田さんなりの励ましもあるんだろうなあ。
「まだ一緒にステージに上がれなくても、できることで頑張ってほしい」って
そういう気持ちで選曲して、ナレーションもオファーしたのかなあ。

「手紙にかえて」の小田さんの作詞された詞の中に次のフレーズが出てきます。
「梢の隙間に 青空がのぞいてる 
 気づかないうちに 雨が止んでいたんだ 
 僕らのあの悲しみも こんなふうに 
 いつのまにか すっと消えてしまえばよかったのにね」

病気で思うような時間が過ごせなくて、下ばかり向いていたらわからないけれど、
顔を上げると見える梢の隙間に見える青空、
そこに気付けるかどうかに、
きっと生き方の違いが出てくるんだろうなあと思いながら
小田さんの歌声を聞いていました。

そして随分懐かしい1976年のオフコース時代の歌「歌を捧げて」も歌われました。
小田さん曰く当時オフコースとして活動していた小田さんは「赤い鳥」と
ジョイントコンサートをしており、そのために曲を書こうと思って作ったとのこと。
当時の歌詞は1番しかなかったけれど、2000年の年末カウントダウンコンサートでは
歌詞を2番まで足して、元赤い鳥のメンバーの山本潤子さんに歌ってもらったというこの歌。
今回の「クリスマスの約束」では松たか子さんがメインボーカルで
小田さんがコーラス、ギターで歌われました。
潤子さんが17年前に歌ったこの2番の歌詞の中に
「夢いつの日か消えていっても あなたはいつまでも心の中
 さあここへ手を伸ばして あなたは少しだけ疲れただけ
 私の歌すべて あなたにあげる」とあります。
2014年から音楽活動を休止されている潤子さん。
のどの不調と伝えられていますが、その年の春にはご主人が急逝されたこともあり
いろいろな理由が重なったのだろうと思いますけれど、
小田さんはそんな潤子さんにエールを送りたい気持ちで選んだのだろうと思いました。

また、今年3月他界されたムッシュかまやつさんが
2004年「クリスマスの約束」に登場された時の場面が出て
かまやつさんのメドレーを歌われました。
ムッシュも天国からやってきて、一緒にステージで歌っていただろうなあ。きっと。

最後には小田さんが「the flag」を歌って終えられました。
こちらも大切な方へ送られたもの。
小田さんを長年ずっと支えてきたスタッフの一人が今年他界されたそうで
財津さんのナレーションは「この曲が彼の元に届きますように」と
小田さんの気持ちを代弁されていました。
そして「音楽は一人ではできない。奏でてくれる人、
ステージを作ってくれる人、込められた思いを受け取ってくれる人、
多くの人によって育っていく。」とも。

小田さんが「クリスマスの約束」を始めた時のコンセプトが
「アーティスト同士がお互いを認め、愛し、尊敬すること」
人間だからアーティストも時には病に倒れたり、
人生を閉じる時も来るけれど、
そういう人たちのことを励ましたり、
そういう人たちの活躍を讃えたり、
そういう小田さんの人としてのあたたかい気持ちが溢れていた
「クリスマスの約束」でした。

今年古希を迎えられた小田さんが、来年挑まれる全国コンサート、
小田さんのサイトで発表されていました。
嬉しいなあ。行かなくちゃ。
そしてお身体と心を大切に、いつまでも輝いていてほしいなあ。
posted by Lana-Peace at 12:43| □ アート いろいろ (音楽)

2017年12月10日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2017 Live en Quatre Saisons・Hive(2017/12/9)

昨日、山本達彦さんの157回目の南青山マンダラライブに 行ってきました。
黒のジャケットとパンツに清々しいライトブルーで登場した山本さん。
今回は三輪崇雅さん(Guitar)、戸川智章さん(Bass)、
(Drums)江野尻知宏さんとのセッションでした。
いつものマンダラと違うのは、ステージ上のクリスマスの飾りつけ。
こちら山本さんが自ら持ってこられたのだと、
ステージ終了後、マンダラのスタッフがお話してくださいました。
ライブ前、自宅でどれにしようかなあと選んでいる姿、
想像するとなんだかほんわかします。

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今回も山本さんの伸びやかで甘い声はますます健在で、
どの曲も素晴らしかったのです。
少しいつもよりスローな「Lady」で始まったピアノソロ3曲ですが
3曲目の「センチメント」は格別でした。
今迄私はライブで聴いたことのないアレンジ。
それまでブルーに照らされていたライトがオレンジに変わって、
静かなイントロのメロディー。一体何の曲かなあと思ったら
「君の心に誰か住んでる。唇は嘘をつけないよ。」
ああ、「センチメント」だ…と思いつつ。
クラシックテイストのアレンジは途中から
和音の連打が心地良いいつもの感じに変わって、
最後はまたメロディアスな感じに戻って終わりました。
しーんとした会場の空気を山本さんがギュッとつかんで、
やさしく手放したようでした。
しみじみ、すごいなあ…。
作り出す波動の質がすごくすごく上質。

トークの中ではあたたかいお人柄が伝わるような話題がいろいろと。
勘違いとか、思い込み、年を重ねても自分が知らなかったことエピソード
みたいなことをメンバーみんなでお話されていて、和やかな雰囲気もありました。
ステージに立つアーティストも一人の人間なんだなあと、
なんだかほっとするところもあり。
でも他の人と同じようなそういう日常生活を送っていても、
歌や演奏によって別空間を作り出すような人たちは、やっぱり才能が違うんだなあ。
それはもちろん、人の見ていないところでの努力という名の土台の上に
成り立つものだけど。

山本さんは本編最後に
「こうやってステージをして拍手をいただくと、
本当にやっていて良かったなと思う。
来年40周年、更に皆さんにエネルギーを与えられれば、
これに勝る幸せはないと最近つくづく思います。」
とおっしゃって「摩天楼ブルース」へ。

いつまでもお元気で、山本さんが望むような活き活きとした
アーティスト活動を続けてほしいなあと思いました。


ステージが終わった後も、たくさんのファンに囲まれて、
にこやかに握手されているのはいつもの通り。
あんなにエネルギッシュなステージを終えたあとなのに、
一人一人に優しく対応されているのもやっぱり人柄だよなあ……。

そんな光景を遠巻に眺めながら、すっかり日の落ちた南青山を後にして
向かった先は表参道。
イルミネーションがとてもきれいだったので、こちらに書きます。
posted by Lana-Peace at 15:03| □ アート いろいろ (音楽)

2017年09月11日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2017 Live en Quatre Saisons・Automne(2017/9/9)

先週土曜日、山本達彦さんの155回目の南青山マンダラライブに 行ってきました。
白と黒のチェックのジャケットとパンツ、
白いハイネックのインナーで登場した山本さん。
今回はお一人だけのソロライブでした。
いつもよりも負担は多いけど自由度は増すと
おっしゃっていた山本さんですが
美しく甘い、伸びやかな歌声に
素晴らしいピアノ演奏部分がますます際立つライブでした。
アルバムCroissantから演奏されたEtude (Instrumental)では
まさにクラッシックのピアニストの演奏会のようだったし
アルバムMemorial Rainからの「ピアニスト」は
間奏部分はとてもダイナミックな映画音楽のようだったし。
山本さんはギターから始められて、
作曲のときにギターだけでは限界があるから
ピアノも弾くようになったそうですが
幼い時から英才教育受けていなくても
あんなに弾けるのかしらと、びっくりです。
相当努力されたんだなあって思います。
そしてご自身がメロディなど影響を受けられたという
ビートルズのHoney PieとLady Madonnaのカバーも
とてもよかったです。

これからもますます輝いて活躍されますように!
posted by Lana-Peace at 07:39| □ アート いろいろ (音楽)

2017年07月17日

安部恭弘氏 鎌倉アコースティック・スペシャル〜散歩の途中で 2017〜 (2017/7/15)

先日、安部恭弘さんのアコースティックライブに
行ってきました。

今年も安部さんと重久義明さんと松田靖弘さんが参加されたライブでしたが
とても息の合った感じ。
いろいろハプニングがあっても、それをうまくお互いがカバーしている雰囲気が
良かったなあと思います。

どれもこれも「大人の時間」って感じですごく良かったけれど
その中でも特に印象深かったものをいくつか…。

安部さんが和田加奈子さんに提供された曲「赤と黒」は
安部さんのギターに松田靖弘さんの哀しげなハーモニカと
重久さんのピアノのメロディーが絡んで、とってもかっこいい!

安部さんが鈴木雅之さんに提供された曲「君」は
今回は安部さんのギターで始まるのではなくて
重久さんのとっても美しいピアノの旋律で始まりました。
それが何とも素敵な感じで、安部さんのギターにつながっていきます。

そしてアルバム「SLIT」から「砂色の夜明け」
こちらは途中で転調したのかしら?
壮大な映画音楽のようなイメージに仕上がっていて
圧倒されました。
重久義明さんの美しさが際立つピアノの音色に
絶妙な掛け合いで安部さんのギターと歌声が応える、
みたいな感じで。
次回はぜひ、松田さんのフルートを入れてほしい。
松田さんの奏でるあたたかくて切ない音色は、
とてもぴったりだと思うから。

そしてアルバム「Dear」から安部さんが作曲された「Happiness」が!
あー、懐かしいあのイントロが。
アコースティックライブでは私は初めて聞いたなあ。
発売からもう20数年前のアルバムだけど
当時、病棟で働いていた頃のことなど
思わず、心の中にぽこぽこと思い出が。。。
西尾佐栄子さん書かれた歌詞は
安部さんの歌声、重久さんのピアノ、松田さんのサックスで
ひときわしみじみ、聞こえました。

「僕はずっと君を守って
 もっと君を強く愛して
 きっとそんな君の笑顔が僕の
 しあわせになるから」

改めていい歌だなあ。
なんだかとっても、じーんとした鎌倉の夕暮れ時。

これからもお身体に気を付けて、
自分の追求する音楽を楽しく、極めていってほしいなあと思います。

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posted by Lana-Peace at 16:48| □ アート いろいろ (音楽)

2017年06月12日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2017 Live en Quatre Saisons・été(2017/6/10)

先週土曜日、山本達彦さんの153回目の南青山マンダラライブに
行ってきました。

黒のジャケットとパンツに、
胸元の深い白いシャツで登場した山本さんですが
今回のライブは随所で山本さんの優しさや
気遣いが現われたトークがいっぱい。

最初のトークでは、室内冷房への気遣いのアナウンス。
「無理しないで」とおっしゃったのが印象的でした。
今年3月のマンダラライブでは、
ライブの半ばで具合が悪くなった方がいらっしゃったからかな。
そういうさりげない優しさが、また山本さんらしいけど。

この時期のライブにいつも用意される、ご自宅の庭の紫陽花は
今年、開花が間に合わなかったそうで
青山のショップで購入されたとお話されてました。
山本さんのセンスで選ばれたのか青、紫、白の美しい
アジサイはピアノの後方でひっそりと存在感を放っていました。

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さてマンダラライブでは以前と同じ曲が歌われることもあるけど、
「僕も成長しているし、みんさんも違う感覚で聴いてくれるかな。」
と前置きされていました。
同じ曲なのに、そのアレンジがその都度微妙に違って
それがとっても「わー、そういうアレンジなの!」とか
「意外だけどすごく良いなあ!」
「意外じゃないけど、定番だけどやっぱりそれも良い。」みたいなものばかり。

「LADY」は山本さんのピアノと戸川智章さんのベースの
絡み合いがとても軽快で映画を見ているような展開
「密室のタンゴ」はとっても大人で素敵なアレンジ。
原曲よりも、更に磨かれてもっとカッコいい感じ。

その都度、工夫されているというそのアレンジ、
楽譜が販売されていたら毎回、買うのになあ。

山本さんは切ない詩でも
さらっと歌えることを目標にしているそうですが
「修行が足りずに、一皮二皮、向けていない。
紫陽花のように色を変えていけるかどうか、
これからの人生」
そんな風におっしゃっていました。
ベテランの領域にいらっしゃっても
そういうさらりと謙虚な所が、
やっぱり「できる大人は違うなあ」と思ってみたり。

アレンジについて山本さんのお話では
録音当時とは違ったスローテンポにして、
楽器編成も減らすことで
「より情緒的な感じになって、声も大人な感じで、説得力があるかな」
ですって。確かにその通り!

中崎英也さん作曲の「Flash back」と
小森田実さん作曲の「ミッシング・ウィスパー」は
空気感が一変するほど大人カッコいいアレンジ。
ドライブに行きたいなあって感じ。

そしてライブ本編の最後の四曲は
山本さんなりのストーリー構成が紹介されました。
ときめきで始まる恋だけど
愛するがゆえに次第に生まれる小さな不信感が
やがては別れにつながってしまい、
それでも立ち直って自分の人生を歩んでいく、というストーリー。
それは「街角」「センチメント」「HiS WOMAN」「紫陽花」の4曲。

「人というのはそういう経験をして、人生を歩んでいく。
僕も僕なりに歌いながら感じたいと思うし、
皆さんもいろんな光景を照らし合わせて聴いてほしい」
その山本さんの言葉がしみじみ
ライブ会場の空気をみたした土曜日の南青山でした。

さて、今回のマンダラライブでは
今春逝去されたかまやつひろしさんのお話にも
触れていらっしゃいました。
山本さんが大学四年生の時、
かまやつさんのサポートバンドとして参加されたそうですが
プロのソングライターとして山本さんが初めて曲を提供したのも
かまやつさん宛なんですって。
とても音楽的なことを教えてもらっただけでなく
人としても、大変影響力が大きかったようです。

「偉ぶったりすることなく、対等に人と接してくれる人で
大好きだった」「感謝しても感謝しきれない」と。

かまやつさんはちょっとしたことを
さりげなく褒めてくれたりするんですって。
それに、演奏中、相手が良いソロをしたら
本当に嬉しそうに無邪気なこどものように
にこーっと笑うんですって。
自分のことより他の人が何か良いことをした時の満面の笑み。
山本さんは「ムッシュのそういうところが
愛される理由なのかなって思う」とおっしゃってました。

山本さんがかまやつさんの曲を2曲歌われた後、
かまやつさんの遺作となった「雷門Project」の紹介で
井上日徳さんが登場されました。
31年前、井上さんがまだ22歳で
音楽家として活動を始めたばかりの頃
かまやつさんのアルバムを作るから
アレンジしてほしいと依頼があって
デモテープを渡されたそうです。
(テープっていうところが時代の長さ・重さを感じるけど)
そこで井上さんが手がけられた2曲をお渡しすると
かまやつさんは大変気に入って、
全部やってほしいとお願いされたんですって。
井上さんはそれがきっかけで仕事が大きく広がったけれど
残念ながらそのアルバムは諸事情でお蔵入り。

そして長い長い年月が経って、3年位前のある日に
井上さんのフェイスブックにかまやつさんから
友だちかも?って、連絡が来たそうです。
そしてお互い投稿をやり取りしたある日、
井上さんの旅行記事へのコメントとして
「30年前のアルバムを作りたいと思います」って
書き込まれていたんですって!

その後、30年ぶりに再会、
そして「雷門Project」のスタート。

でも病に臥せることになってしまったかまやつさんは
歌入れは2曲だけになってしまいました。
30年あたためてきた機会なのに、無念だったろうなあ。
でも、30年の思いが人生最後の最後に
形になったって、すごいことだなあとも思います。

山本さんはこんな風におっしゃってました。
「かまやつさんの精神は、こうやって受け継がれているから…」
「やりたいことをやりきったんだな、
 完全に自分のいい感じで燃えつきたんだなと思う。」

山本さんのボーカル、ピアノ、
戸川さんのベースと井上さんのギター、エレキ、コーラスで
セッションが始まりました。
「大好きなムッシュのために僕なりに精一杯歌ってみたいと思う」って。

「深紅の地軸」と「架空の陶酔」です。

今の山本さんがこうして活躍する最初の布石となった時期
40年くらい前、かまやつさんとの出会いが
山本さんにとって本当に貴重だったんだなあ。
それに対する御恩返しの意味もあったのだろうなあ。

山本さんはかまやつさんのことを
「好奇心の旺盛な人。人間として美しいなと思う。
まだまだ僕はなかなか優しい感じになれない。」
そんな風におっしゃっていました。

人が人をつなぎ、
新しい何かを生み出し
古い何かを受け継いでいく。
そのスピリットはいろんな形となって、
いろんなところで命を得て
続いていくんだなあ…
そう思いながら、3人のセッションを聴きました。

人のつながりとか、時間の重さとか
考えるきっかけとなったひとときでした。

今回の山本さん、時にお茶目な日常生活の一面のお話も交えながら
歌声は実に美しい甘い声でした。
ピアノの旋律はしみじみ染み透るようでした。

私は自分ががんと言われてから、
自分の時間を意識するようになって
山本さんのライブに行くようになったのはちょうど3年前。
南青山に到着するたびに
「ああ、前回から1クオーター私も生きたんだな」って
反芻しながら、山本さんの歌声を聴いていたけど
自分がこうして充実した3年間をおくれているのは
きっと、山本さんの音楽のおかげもあるんだなって思います。
これは最新の何とか療法、みたいなものより
すごいことだぞと、私は勝手に確信しております。


どうかお元気に、これからもずっと輝いて活躍されますように!
posted by Lana-Peace at 19:47| □ アート いろいろ (音楽)

2017年03月05日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2017 Live en Quatre Saisons・printemps(2017/3/4)

昨日、山本達彦氏の南青山で開催された マンダラライブに
出かけてきました。
山本さんはダークグレー(照明の関係なのかそのように見えましたが)
の上下で青いシャツ。
ポケットチーフが赤だと思ったら、実は赤いバラの花でした。
当日は山本さんの63回目のお誕生日ということで
その旨、MCの中で何度か触れていらっしゃいましたが、
ますます溌剌と、お元気そうです。

人って何か追求し続けるものがあると
やっぱり違うのですね…。

「夜のピアノ」は「僕の音楽家人生を集約した曲」と
紹介されて歌われていましたが、
とても、しなやかで伸びやかな歌声と見事な演奏。
「Last Good-bye」では渋さが一層増した一味違ったアレンジで
大人カッコいい演奏でした!
そして普段縁の下の力持ちで頑張っているドラムスの
江野尻知宏さんの素晴らしい演奏を披露できるようなアレンジになっていて、
「穏やかで温厚なエナジーが野獣に変わる様子を見て」と
山本さんが江野尻さんを紹介される言葉にも、
すごく温かみが感じられるもの。
(確かにド迫力でした!でもその後の江野尻さんはとてもシャイです。)
10年一緒に演奏をされているベースの戸川智章さんのことは、
成長して、どんどん人脈と活動の場も広げていることを
喜ばしく、褒めていらっしゃいました。
サプライズで戸川さんが
「Happy Birthday to 達彦さんー」とリードをとって歌い
マンダラのスタッフの方が蝋燭のついたケーキを持って
ステージに登場した時も、
山本さんは嬉しそうで、照れていて、
とってもあったかい雰囲気満載でした。

後輩を応援する姿、後輩から慕われる姿って
なんだかとってもいいなあーって思いました。

ライブでよく登場する歌も、毎回どこかアレンジが変わっていて、
演奏するピアノの細かい旋律も変わっていて、
現状に満足しない、いつまでもチャレンジするところがすごいなあ。

自分にとっての大事なものは崩さないスタンスでありながらも、
どこかもっとより良い新しい側面を見つけるような働きって、
できそうで、実はなかなかできない。

だから、そうできる人は輝いて見えるのだろうか。

いつまでも、お元気で活躍されますように。
posted by Lana-Peace at 15:05| □ アート いろいろ (音楽)

2016年09月26日

絵本『みんな』  作・絵:高野紀子, 音楽・ピアノ:山本達彦, 朗読:芝池早苗

今年2月に出たibook絵本 チャイブスコレクション『ぼく』
に続き『みんな』がリリースされました。
https://itunes.apple.com/jp/book/minna/id1156476739?mt=11

主人公のくまのチャイブスが家族を紹介したり、
いろんな仲間が登場します。
仲良しのアライグマやウサギ、
天気予報が得意なリス、旅が好きなアライグマのお話
小さなウサギのホテルのパン屋さんのお話など、いろいろ。

あたたかいタッチの絵に
山本達彦さんのピアノが10曲。
絵本、見開き右ページの大きなイラストをタッチすると
音楽が流れます。
次のページに進まない限り、
音楽はリピートされます。

1分弱のピアノソロは珠玉で
あたたかくて、美しい旋律は
快活な主人公のお話とイラストに
心の機微や情緒を吹き込んでいるかのようです。

優しいメロディーは
とげとげしたり、ぐずっているこどもたちの
気持ちをなだめることにも役立つような気がします。

ついつい人間中心に考えてしまうけど
人間以外の生き物たちにも
彼等の世界があるんだなあ。
ふと違う視点に引き込まれる
そんな気もする絵本です。

そして歌詞がない分、奏でられる音から
山本達彦さんの作曲家や演奏家としての才能が
すごくよく表れている絵本。
posted by Lana-Peace at 08:47| □ アート いろいろ (音楽)

2016年09月12日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2016 〜Live en Quatre Saisons・automne〜(2016/9/10)

先日、山本達彦氏の南青山で開催された
147回目のマンダラライブに出かけてきました。
座った席からは照明の関係からか(?)
ダークグレーのように見えた
スーツに濃紺と白のストライプシャツを着た山本さんは
6月のライブの時よりも、一層お元気そうでした。

「前奏曲」でいきなりしっとりメローな空気感に変わった
会場。どの曲も、とても素敵でした!

途中からベースの戸川智章さんの登場となりましたが
「お互い前向き進行形」と紹介されたトモさんとのデュオは
もう8年にもなるのだそうです。

そして今年20周年を迎えたマンダラでのライブについても言及され
「改めて、これからの20年以降、
 ファンの方がいる限り、精一杯頑張ろうと思います」
とお話されていました。

山本さんは今夏のオリンピック、選手が一生懸命頑張っている姿を見て
「逆転があったり、ここぞとばかりのふんばりに
 やっぱり素晴らしい」と感化されて、
「自分の仕事にも、生き方にもこういう粘り強さというのは
 持っていたいなと思います。」と語っていらっしゃいました。

還暦過ぎても、若い方たちから学ぶ謙虚さと柔軟さって
大事な感性だなあ。

今年作詞活動35年を迎えられた売野雅勇さんが作詞、
そして山本さんが作曲された1988年の作品
「Instead of you」は少しゆっくり目な感じで。
「ほろ苦い思い出も、君が生きた証なら…」と
ピアノ弾き語りでしみじみ歌われると
その世界の中に引き込まれる感じ。
なんだかじーんといたしました。
誰にでもほろ苦い思い出はいくつもあるけど
それも生きた証と表現されるって、
なんだか名言ですね。
30年近く前の歌だけど、本当にいいものはいいなあ。

アンコール最後の曲「夢より苦しく」は
時にささやくように、時に朗々と
まるでオペラの一幕をみているかのようでした。
17曲目だというのに、声の艶も声量も
とてもすごかったです。

細胞の1つ1つに浸み込むような
美しい音楽で心身充電。

そんなひとときに、また感謝。

山本さん、お元気でずっと活躍していただきたいなあ。
posted by Lana-Peace at 08:34| □ アート いろいろ (音楽)

2016年07月19日

安部恭弘氏 鎌倉アコースティック・スペシャル〜散歩の途中で 2016〜 (2016/7/17)

先日、安部恭弘さんの夏の
鎌倉アコースティックライブ(鴎林洞)に行ってきました。

重久義明さんのピアノで始まったイントロは
大橋純子さんに書かれた曲「夢の扉」。
そこに安部さんのアコースティック・ギターが重なり
松田靖弘さんのトランペットが相槌をうつかのように入り
ボサノバテイストの安部さんの声が、
爽やかな風を運んでくるかのようでした。
開演前の鎌倉はあんなに蒸し暑く、
蝉の声が合間に響いていたけれど。

今回はアンコール含めて前16曲
どれもこれも極上でしたが、特に印象的だったのが
安部さんが鈴木雅之さんに曲を書かれた
「それでもふたり」と「Re・mind」です。
どちらも鈴木さんの1990年のアルバム「mood」
に入っているもの。わー懐かしー!
鈴木さんの歌声も、良いのだけど
安部さんのアレンジはそれはまた、別の味わいで
良かったです。

ライブ前半の5曲目で演奏された「それでもふたり」は
安部さんの声とギターに
重久さんのピアノの旋律と
松田さんのサックスの音色が
深く溶け合って、すごく良かったなあ。

一度休憩が入って、再開された後半のライブでは
休憩中に用意されていた鴎林洞のおいしいケーキの話に。
安部さんは普段ライブの途中では召し上がらないけど
思わず食べてしまったとおっしゃる、おいしいケーキです。
(参加者にもケーキと紅茶、ワインが出ました)

後半のライブの一曲目は「Re・mind」。
ジャズテイストの重久さんのピアノに
松田さんのフルートが重なって
軽快な安部さんの歌声により
お部屋の空気が瞬時に変わっていきました。

今回も、とっても良い時間を過ごせたなあ。
ライブ終了後、鴎林洞からの帰り道は
参拝客のいなくなった鶴岡八幡宮の森の横。
暑さがひとしきり落ち着き
ひっそりと、漆黒で
小さな音まで吸い込んでしまいそうでした。


安部さん、歳を重ねることによる
身体の変化について
軽妙なトークで語っていらっしゃったけど
鈴木雅之さんも今年還暦なのだとか。
物事、すべて変わりゆくけれど、
良いものは年を経ても良いなあって
改めて感じた1日でした。

むしろ、歳を重ねたから出る味は
若い時には出てこないものね。
posted by Lana-Peace at 21:26| □ アート いろいろ (音楽)

2016年06月12日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2016 〜Live En Quatre Saisons・ete〜(2016/6/11)

昨日、南青山のマンダラで開催された
山本達彦さんのライブに行ってきました。


昨年の6月のライブでは自宅のお庭の紫陽花を
ピアノの横に飾っていらっしゃって
どちらかというとブルー系の紫陽花が
お好きだと話されていたように記憶しますが
今年のライブではご自宅の紫陽花は、
あまり花をつけていないとのことで
お母様のおうちの方から持ってこられた
紫陽花が飾られていました。

ブルーとホワイトの紫陽花と
薄紫の額紫陽花が
品良くとってもきれいでした。

「雨に想い」をから始まったピアノソロ3曲の中では
東京の喧騒からあっという間に別空間に飛び越えていったみたいで
途中、緑の照明が深い森の木々のような陰影を作り出していて
またそれが山本さんのピアノの横に置かれた
お水の入ったグラスにあたって
水の縁は緑色に輝いて、実に神秘的でした。

さて、アンコール含めて極上の17曲でしたが
アンコールでは山本さんが
「人生、いろいろな花にたとえて、人生の変化を歌にしました。」
と紹介されて、「紫陽花」が始まりました。

いつもの紫陽花のイントロとは一味違って
いつも以上に、とっても素敵な「紫陽花」でした。
同じ曲でも違うアレンジで聞くと、
それまたすごく新鮮で、
改めていい歌だなあ…。

山本さんの歌声から
「紫陽花」の歌詞がとっても、しみじみ深く
しみわたるようでした。
  ※作詞:杉山政美 作曲:山本達彦

「Stop 俺は俺の標のまま 今日を明日を生きるだろう。
Stop それはきっと俺の中で たったひとつ確かなこと」

そう歌われ

「Stop 俺は俺の信ずるまま 生きて行けばそれでいい
Stop それがいつか俺の中で 明日という日 育てるだろう。」
  
と展開していくこの歌。

迷いのある時に、何だか素直に入ってくる歌。
山本さんの美しい伸びのある甘い声は
会場内に響き渡って、その瞬間が
とてつもなく神々しい感じがしたなあ。

MCでは博識でありつつも、
ちょっとおちゃめな所も垣間見えて
楽しい南青山のひと時でした。

ずっとお元気で活躍してほしいなあ。
posted by Lana-Peace at 16:42| □ アート いろいろ (音楽)

2016年05月30日

小田和正氏コンサート「KAZUMASA ODA TOUR 2016 君住む街へ」(富山市総合体育館)

先日、富山で開催された小田和正さんのコンサートに行ってきました。
御年68歳と言えども、アンコール含め全32曲、3時間にわたる
長丁場を美しい歌声で、そして溌剌とされた様子が
とっても嬉しかったです。
ああ、お元気で過ごされていて、本当に良かった。
年齢を自分の味方につけているという感じでした。
いい月日を重ねていらっしゃるんだなあ。
2014年開催された「KAZUMASA ODA TOUR 2014〜2015 本日 小田日和」では
小田さんのお母様のご出身地という和歌山でのコンサートに行けたけど
あれから2年自分も元気に生きてこれたんだなあと
少々、振り返ってみたり。
がんで手術をしてからは、コンサートやライブに出かけると
何か自分の節目になるようで、格別な思いが湧いてくるようになりました。
もちろん好きなアーティストが活躍するのを
生で見られる、ってことも嬉しいけど
その人と、同じ空間で時間を共有できたことの喜びもあって。
それは生きているからこそ、だものね。

さて、オフコース時代の随分前の歌などは
自分の中学生時代の思い出とか
はるか、遠い時間が瞬時によみがえってきます。
懐かし〜!
会場に来られていた年齢層も幅広くて
20代くらいの方もいれば70代くらいとお見受けするような方も
いらっしゃいました。
それぞれの人の思いが、各曲に重なるんだろうなあ。

その中でも小田さんがピアノで弾き語りをされた
「心はなれて」「言葉にできない」は
すごく、良かったです。
小田さんが奏でる美しいピアノの旋律は
高く澄み渡る声と低くあたたかな声とミックスして
本当に、良かった。

そしてウィットに富んだ楽しいMCもありますが
すごくしんみりと静かに考えさせられるようなMCもありました。
ちょうどコンサート前日は伊勢志摩サミットで来日していた
アメリカ オバマ大統領が広島訪問した日でもあり、
小田さんはそのニュースを見入ってしまったのだと
お話されていました。
オバマ大統領と安倍総理大臣と
順に献花を行うため、献花台の前に二人並び
無言で佇んでいた短い静かな時間が
小田さんには心に残ったようです。
そしてそのMCのあとに歌われたのが「僕の贈り物」。

オバマ大統領のスピーチは
名文だと評されているけれども
むしろ小田さんは無言の瞬間の中に
言葉にできないいろいろな思いを感じたのかな。
それがオバマ大統領の「僕の贈り物」という意味で。

そう言えば、オバマ大統領の演説の最後は
こどもたちが平和の中で生きていけることを願う文章で
終えられています。
小田さんが3度目最後のアンコールで歌われたのは
「生まれ来る子供たちのために」。
その2つの間にはとっても共通するものがあるなあ。

アンコール2度目で「夏の終わり」を歌い始める前
小田さんは観客に向かって
「どうもありがとう。
 まあいろいろあると思いますけどね、前向きに生きような。」
と、おっしゃっていました。

きっとそれぞれの人の「いろいろ」があるけど、
みんなの胸の中で、響くものがあっただろうな。

コンサート冒頭の「wonderful life」では
「僕らに できることを 見つけて
 今を もっと大切に 生きてゆくんだ」と歌っていたもんね。

小田さんは60代の希望の星だなあ。
もうすぐ70に手が届く、という頃
自分はあんなにも、溌剌としていられるだろうか。

人はたとえいくつになっても、
理想や目標に向かって努力を重ねていけば
いつまでも、みずみずしく、
そして、自分の願いや夢は自分で叶えていくものなのだってこと
小田さんは体現しているなあって思いました。
posted by Lana-Peace at 15:42| □ アート いろいろ (音楽)

2016年03月06日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2016 〜Live en Quatre Saisons・Printemps〜(2016/3/5)

昨日、南青山MANDALAで開催された山本達彦氏のライブに行ってきました。
爽やかをキーワードに山本さんが選ばれた曲は
春の午後の昼下がりといった感じもあり、夜の大人の雰囲気もあり。
とっても良かったです。

最後の3曲は「リラックス.マイ・ハンサム・ガール」
「FROM THE NIGHT」「Le Mistral」でしたが
特に山本さんの甘いのびやかな美声とピアノの激しい伴奏と
戸川智章さんのコントラバスの音が、まるで絡み合う生物のようで
いつも以上に、胸にずんずん響く振動でした。
ライブ会場で生で聞く時に、鳥肌が立つようなすごい音色は
CDやダウンロードした音源で聞いても、
なかなか同じような感じが再現できないのが残念なのだけど、
ライブ会場では同じ1つの空間を埋め尽くしている空気が
歌声や演奏によってダイレクトに大きく変化しているのを
時差なくキャッチできるからなのかなあ。

MCでは山本さんはご自宅の梅や桃の木に集まる小鳥たちを愛でて
心があたたかくなる事をお話されていました。
そういう瞬間があるって、
日常を一味違うものへと変えてくれますね。きっと。

アンコールでは曲を提供された絵本『ぼく』の中の曲を
いくつか生演奏してくださいました。
すごく癒される音色です。
歌なしで、音色だけでストーリーや雰囲気を生み出すって
やっぱりすごいことですね。

山本さんの62回目のお誕生日の翌日のライブ、
とてもお元気そうで、溌剌とされていて、素敵でした。
還暦過ぎても、ますます才能を広げていってほしいなあ。
posted by Lana-Peace at 16:08| □ アート いろいろ (音楽)

2016年02月21日

素敵な絵本『ぼく』  作・絵:高野紀子, 音楽・ピアノ:山本達彦, 朗読:芝池早苗

素敵な絵本を見つけました。高野紀子さんの『ぼく』です。
山本達彦さんが昨年のライブの時に、絵本用の音楽を手がけられたお話を
されていたので、楽しみに待っていたところ、
今月発売になったことがブログでお知らせされていました。
早速ダウンロードしてみたところ、とっても素敵な絵本です!

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CHIVES' COLLECTION 1 『ぼく』
作・絵:高野紀子
音楽・ピアノ:山本達彦
朗読:芝池早苗
発行者:森山工房

畑と庭に囲まれた木のおうちには
主人公のこぐまの「チャイブス」が5人家族で住んでいます。
夏は畑仕事、雪の降る冬の間はゲーム作りに励む働き者の父さんぐま。
お料理、洗濯、掃除、いつも忙しく元気な母さんぐま。
お兄ちゃんぐまのチャイブスは工作や自転車乗りや魚釣りが大好き。
でも算数とお風呂と夜の屋根裏の物置がちょっと苦手。
仲良しの友達はアライグマのチャービルや雑貨屋さんのニップおじさん。
妹ぐまのパセリはどんぐりで首飾りを作るおしゃれさん。
赤ちゃんぐまのルバーブはいつも眠っているけど、時にはボール遊びも大好き。

おうちの中は幸せがいっぱいです。
魔法の地下室にはお母さんぐまのお手製の
シロップ漬けの果物や野菜のピクルス。
幸せの棚にはクッキーがたくさん。

あたたかい高野さんのイラストページが満載。
その中で、大きなイラストの部分をタッチすると
山本さんの作曲されたとっても美しい旋律のピアノが約1分弱、
山本さんの演奏で流れてきます。
楽しいわくわくした雰囲気だったり、
いたずらっこの元気いっぱいの雰囲気だったり、
穏やかな安らぎの雰囲気だったり…

そのページのイラストやストーリーに
命が吹き込まれるような音楽です。
そして音楽はそのイラストをもう1度タッチするまで
エンドレスで流れます。

ページに登場する「ぼくがよむよ」というアイコンをタッチすると
芝池早苗さんの朗読が流れてきますが
山本さんの音楽は止まってしまうのが残念な所です。
でも、読者が自分で音読したり、黙読する時は
山本さんの演奏に合わせて、読むことが出来ます。
こういう絵本の楽しみ方があるんですね。

山本さんはご自身のブログの中で
「僕もiPhoneにインストールし、就寝前のリラックス・タイムに利用しています。」
と書かれていましたが、大人にとっても、すごく癒しになる音楽でした。
とげとげした気持ちになった日には、その角が丸く溶けていくような。
朝起きてまだ頭がぼんやりしている時に聞くと、身体の細胞がすっきり目覚めるような。
とても素敵な音色です。美しい映画のサントラ盤のようです。

今の絵本は進化していますね。
タッチすれば、拡大されたイラストは隠れたコメントと共に出てくるし。
良い音楽と一緒に、見たイラストや聞いたストーリーは、
こどもたちがいつか大きくなった時に、その旋律と共にふっとよみがえってくるんだろうな。
そして、またその逆も然り。

大人もこどももいろんな楽しみ方ができる絵本
iBooksから発売なのでPCがWindowsの私は
今のところ携帯用のiPadでしか楽しめないところが残念。
Windows対応にならないのかなあ。

高野さんのHPをみると
『みんな』という絵本も発刊準備予定のようです。
こちらも山本さんの名前が出されていたので
山本さんが音楽を担当されているご様子。
どんな作品か、とても楽しみです。
posted by Lana-Peace at 12:33| □ アート いろいろ (音楽)

2015年12月15日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2015 〜Live en Quatre Saisons・hiver〜(2015/12/12)

先日、東京 南青山MANDALAで開催された山本達彦氏のライブに行ってきました。
「Winter Moon」と「冬の海へ」で始まったライブ約2時間。

静かにソロピアノで始まり、途中から
モンジューの三輪崇雅さん、戸川智章さん、江野尻 知宏さんが
ギター、ベース、ドラムスで参加されたライブでした。
達彦さんのどんどん心の中に沁み渡るような声は
いつもに増して深みがあり、
その歌声と共に歌詞から想起させられる情景は
素敵な映画のダイジェスト版を見ているかのようでした。

アンコールは「それでは最後に…」という言葉のあとに
「摩天楼ブルース」。
しーんと静まり返ったライブハウス会場の中で
美しいピアノの旋律と達彦さんの伸びのある声は
迫力いっぱいで空間を埋め尽くし
息をするのも忘れて、聞き入ってしまいました。
名曲だなあ。いい歌だなあ…。
もう、それはそれは、
素晴らしい時間でした。

ご本人曰く、1週間前にひいた風邪が
なかなか治りきらなかったようで
若干鼻声とのことでしたが、
甘い歌声は更に甘く、それもまた良し。
朗々と歌い上げる肺活量は、
さすがプロだなあと思いました。

あー今年も1年、ライブで
本当にいい大人の音楽を聴かせてもらったなあ。
達彦さんに感謝。感謝。

さてその後、表参道まで足を延ばして
イルミネーションが輝く並木道を散歩しながら
明治神宮駅まで歩いてみました。
乾いた東京の冬の空に、イルミネーションが
キラキラとってもきれいに輝いていました。
闇の中の輝きはやっぱり、いいものですね。

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posted by Lana-Peace at 23:59| □ アート いろいろ (音楽)

2015年10月04日

安部恭弘氏 オリジナル・フル・アルバム「Time is」

安部恭弘氏の20年ぶりにリリースされた
オリジナル・フル・アルバム「Time is」が先週、
MUSEから手元に届きました。
ライナーノーツの最初のページには、安部さんご自身のご挨拶が。
そこにはこんな言葉がありました。
「病気から10年、最初はなかなか思うように力が出ない時もありましたが、
周りのみんなに支えてもらい、すっかり元気になりました。」

どんな病気を患っていらっしゃったのかは知りかねるけれど
でも、今こうして元気になっていらっしゃって、本当に良かった。
中学生の頃から安部さんの音楽を聴くようになって、はや30数年。
昨年の夏からまたライブに行くようになったけど、
安部さんはライブでは、そんな病気を感じさせるようなことは
露ほどもなく、あたたかい歌声と華麗なギタープレイでした。

でもともかく。

ライブで「もう道は続いてる」を歌われる時、その紹介で
「この年でこういう曲を作れることに、あらためて幸せを感じるし
嬉しく思う。」というようなことをおっしゃっていました。

松井五郎氏のこの歌の詩を改めてみると
もしかしたら安部さんご自身の心境を
この歌、とってもよく反映されたものだったのだろうか?
「うまくいかない
 ことだって
 たまにはあるもの
 でもめくるページの
 向こう側
 なにかが変わってく」
 
  「もう道は続いてる」
   作詞:松井五郎、作曲:安部恭弘、アレンジ:安部恭弘・高山一也

そして同じくアルバムに収載されている
松井五郎氏作詞の「10年後」
「10年後はもっと
 先のことだと
 あのころは
 思ってたんだ」

  「10年後」
   作詞:松井五郎、作曲:安部恭弘、アレンジ:安部恭弘・高山一也

10年前、安部さんは体調が悪かった時には、
10年後のことに思いを馳せること
できなかったかもしれないけど
でも、確かに「もう道は続いてる」ものね。

そういえば私、昨年9月ヘミシンクのセッションに参加した
今後の自分の方向性を知るセッションでは
「答えは自分でこれから探していきなさい。でももう道はあります。」
「たとえどんな道であろうとも、道は続いています。」
登場したガイドからそう言われたことを思いだしました。

すごく安部さんの歌の中に、何か深い意味が
たくさん秘められているような、そんな気がいたしました。
きっといろんな人がそれぞれの思いを重ねて聴くのだろうけど…。
posted by Lana-Peace at 19:08| □ アート いろいろ (音楽)

2015年09月27日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2015 〜Live En Quatre Saisons・Automne〜(2015/9/26)

昨日、南青山MANDALAで開催された山本達彦さんのライブに行ってきました。
今回はスウィングをキーワードにアレンジされたもの。
乾いた秋の空気の高い空の上まで、
清々しく響き渡るかのような達彦さんの美声と
緩急見事なピアノの旋律は
戸川智章さんのコントラバスと
まるで上質な会話をしているかのようでした。

私の座っていた位置からは達彦さんのピアノを奏でる
指先がよく見えたのだけど
達彦さんはどの曲も、最後のピアノのキーの後、少しの間、
その波動を全身でじっと感じ取っているような様子が…。
耳に聞こえる音ではないけれど
音の後の余韻というか、振動した空気の揺れが落ち着くまで
じっと待つようなそんな感じです。
達彦さんにとっては曲の最後の「無音」の余韻も含めて、
1曲が完成するのだろうなあ。

CDなどで聞いている時にはあまり意識しなかったけど
演奏されているその場の時間を共有すると
そういう余韻の良さはやっぱり、より強く感じられますね。

このライブの数日前、今は絶版となっている
達彦さんのエッセイ集を国会図書館に行って読んでみたのですけど
生まれた時、ご両親がお名前に込められた意味、お名前の由来が
書かれている箇所がありました。
名は体を表すと言いますが、
ご両親が託された願いは、本当に叶っているなあ…としみじみ。
大学を卒業された後、やっぱり音楽の道を諦められなくて
苦節の時期があったことも記されていたのですけど、
そういう時期があったからこそ、
今の歌があるんだなあ。

アンコールの最後は「9月のフォトグラフ」で終えられたのですけど、
その時、真っ暗なステージの上で達彦さんの体の周りに
太い金色の縁取りが太陽のコロナの如く光っていました。
どういう風に照明を当てられていたのかしら?
それはある瞬間のビジョンだったけど、
黒と金の2色だけで彩られた、強烈な美しさでした。
今回の達彦さんの衣装は白いシャツにベージュのスーツ
途中、ジャケットを脱がれましたが
中に着ていらっしゃったベストの背中は
金色のように見えたので、退室される時の後ろ姿も、
なんだか神々しかったなあ。

生活の中で、美を生で感じられる時間って
すごく貴重でありがたいことですね。
明日からまた1日頑張ろう! そう思えたライブでした。
posted by Lana-Peace at 17:20| □ アート いろいろ (音楽)

2015年07月26日

安部恭弘氏 鎌倉アコースティック・スペシャル〜散歩の途中で 2015〜

昨日、鎌倉 鴎林洞で開催された安部恭弘さんのライブに行ってきました。
最初、2種類用意されたうち、一方のギターのトラブルがありましたけれど、
そういった場面で交わされるメンバーとの会話の中から
生み出される一つ一つの音が、どれだけ大事なものであるのか
知ることができたので、それはまたそれで、良かったなあ。

ハプニングがありつつも、弘法筆を選ばずと言いますか、
指先から、どうやってこんな音色が編み出されるんだろうかって
釘付けになるほど、安部さんのギターはすごかったなあ。
そして、「ボーカリストとして歌に命かけてる」って
笑いながらおっしゃったように
素敵な歌声によって、その歌がそれぞれ持っている世界観を
作り出していました。
それにしても、安部さんの書かれてきた、これまでの数々の曲、
秀逸のメロディーが多いので、
そうしたものをボサノバアレンジしたセルフカバーアルバム
出してもらえないかなあ。
ライブでいくつか、そうした曲が、安部さん、重久さん、松田さんの
セッションで披露されると
もう、どきどきするほど、大人の色香が漂っているのです!

鴎林洞のグランドピアノの音は、結構重厚だったので
重久義明さんの奏でるすばらしい旋律が
ド迫力で会場を包んでいて、とっても良かった。
代官山のクリスマスライブでは、若干重久さんの
キーボードの音量が全体の中で小さくてすごく残念だったので、
今回の生ピアノ、いいなあ。
そして重久さんのメンバーを気遣う、さりげないコメントの
言葉の選び方も、優しい人柄があふれていて、大人ですなあ…。

松田靖弘さんはフルート、サックス、トランペットを持ち替えて、
演奏されていたけど、当日重久さんが絶賛されていたように、
本当にすごいなあ。どれだけ日々練習しているんだろう。
特に松田さんのフルートを聴くと、フルートに対する概念が
変わるような気がします。
お行儀のいい悩み知らずのような良家のお嬢様が、
実は内面にいろんな憂いを抱えていて、
夜中に窓を開けて、空に向かって独り言を言って悲しみを解消しているような
そんなイメージ。

今回は3人の奏でる音の空間の中で
「いしの力」を感じました。
無音の空間の中に、音を作り出すのは、
その人の意志によるものであり、意思が反映されたもの。
それがないと、無音のままですものね。
こういう音を作り出したいとか
音によって表現したい世界観がはっきりしている方の音楽って
たぶん、雑味が削がれていくのだろううな。

病気や障害などによって、何か心の中の隙間が大きく感じられたり
大切な人を亡くして、その隙間の大きさが、自分を苦しめる時、
きっと、隙間を埋めていくものの一つは
そういう「いしの力」を伴った良質な音楽なんだろうなあって思います。

曲の音色や歌詞によって、今ここではない違う世界に瞬間移動できる。
そういう経験を何度もしていくうちに、
行き詰まったはずの時間に、少し小さな風穴が開いて
違った自分の道を見つけていけるのかもしれないですね。

ライブの後、鴎林洞を出て鶴岡八幡宮の横を歩くと、
たくさんの木々のせいか、東京の蒸し暑さよりも
幾分風が涼しく感じられ、美しい月夜でした。

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posted by Lana-Peace at 17:29| □ アート いろいろ (音楽)

2015年06月28日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2015 〜Live En Quatre Saisons・ete〜(2015/6/27)

昨日、南青山MANDALAで開催された山本達彦さんのライブに行ってきました。
舞台の中央後方に置かれていた
白、淡水色、淡紫、濃水色の色とりどりのアジサイは
達彦さんのご自宅のお庭に咲いてあるものを持ってこられたとのこと。
丹精込めて育てられたのだなあと思える、
実に品のある、美しいお花でした。
舞台上、オープンまでの間、後ろの垂れ幕が
美しい濃紫の波の如く光るように、照明があてられおり
アジサイの色がひときわ際立って、
まるで額縁の絵を見ているかのように、きれいでした。

伸びのある達彦さんの甘い歌声と、
ピアノの美しい旋律や和音は転調とあいまって
戸川智章さんのコントラバスが一層せつなさを引出し
その旋律は梅雨の季節の疲れた細胞の1個1個にまで浸透し
浄化と癒しをもたらしてくれるような気がいたしました。

今回のライブの印象をキーになる言葉で挙げるなら、
「過去」かな?

達彦さんは「今までよりも過去がいとおしく思えたり、大切なものに思えてきた」
とお話されていました。
きっとそういう過去を慈しむことって
自分の人生の肯定につながるのであり、
それは力強い確固とした未来を引き寄せるのではないかな?

達彦さんは一曲一曲の照明の当て方にも、ご自身のイメージを投影されるそうで
「ここは過去の感じで」という風にお願いされるのだとか。
ライブ中、その空間に不思議な空気感が漂っていたのは
やっぱり、音色や言葉だけでなく、光にも気配りされているからかなあ。

1988年の「HEART NOTES」に収録されている「追憶」が
歌われたのですが、達彦さんの声でしみじみ歌われると
何か、教え諭されたような気がいたしました。
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「悲しみより夢を抱けよ
 一人きりで眠っても 運命が自分を試す時
 振り向けば、傷つくだけだろう
 どんな出来事もいつか人生を作る

 君を乗せた流星がやがて 幸福へとたどり着くように
 思い出より大事なこと 未来こそが生きる証しと」

(「追憶」吉元由美さん作詞、山本達彦さん作曲)
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過去が作った自分が、未来につながる。
そして過去よりももっと大事な未来が生まれる
そう思えたら、また明日も頑張ろうかなって気になりますね。

帰り道、南青山のビル街の谷間に、青々と茂った緑を見て
ふとそんな気持ちになりました。
浄化と充電ができた、南青山のひとときでした。

達彦さんのMANDALAライブは年に4回。
昨年の6月から行くようになって、ちょうど1年。
季節ごとに行くことは、私にとっても意味のあるもの。
「前回のライブ以降も元気に生きることができたんだなあ」って自覚したり
「次のライブもまた元気に行けるといいなあ」って思う。
そして「あれから1年生きられたんだなあ」って
達彦さんの歌声と共にしみじみ…。
まさか自分がそんな感じ方をするなんて、
20代の頃には考えもしなかったけど。

でも、そういう節目の時期に上質な時間っていいなあ。
そんな風にして、時間を意識して、時間に感謝して
時間を重ねていけば、
病気を経験しても、人生はちっとも悪くない。
と、思ったりして。

今、病気を患っている思春期のこどもたち
いろんな音楽を聴いてほしいなあ。
その中で、自分の感性に合ったアーティストが
きっといるはず。
その人は、あなたたちが大人になって、
いつか、生活に追われるようになった年代になった時に
自分を心の部分に引き戻してくれたり、
自分が落ち着くモードをもたらしてくれるかもしれない。

もちろん、年と共に感じ方は変わっていくけど
でも、自分の心がふらふらした時
もたらされる懐かしさと安心と落ち着きは
やっぱり、何かの力になってくれるはずだから。
そして共に同じ時代に、同じ時間を重ねて生きていたことを
きっと嬉しく思うはずだから。
posted by Lana-Peace at 15:51| □ アート いろいろ (音楽)

2015年02月23日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2015 〜Live en Quatre Saisons・Hiver〜(2015/2/21)

先週末、東京 南青山で開催された山本達彦さんのライブに行ってきました。
春を先取りしたという素敵な選曲とあたたかい人柄が伝わるお話が
交えられて進められました。

達彦さんのMCは、いつもどこかにさりげなく、哲学的なスパイスが隠れています。
今回は「若い頃は自分の知識、教養、引出、幅を広げようと思って
それが自分の一つの目標になっていたけれど、
たくさん知識や引き出しがあっても使いこなせていなくちゃ…」と。
確かにその通り。自分も思い当たる節がいくつも。反省。

「塩とコショー」を歌い終えた後は
「塩加減、さじ加減は大事だな、としみじみ思う年頃です」と。
何事もそのさじ加減が難しいところですね。納得。

そして途中でアコースティックギターに持ち替えて
「LAST GOOD-BYE」を歌われていました。感動。
1982年発表のこの曲、1996年に坂本昌之さんの編曲で「Lost Hour」
に含まれて、そのアレンジはまた素敵で大好きなのだけど
今回新曲「Time will kiss」のカップリングで
3度目のレコーディングを渋めのサウンドで行われたとのこと。
達彦さんはご自分が作られた曲、愛着があるそうですが
33年という年月がたっても、いろんなアレンジが加わっても
「LAST GOOD-BYE」やっぱりいいなあ。

「無」の空間に音が生み出す「有」ってすごいですね。
大人の男性の色香漂う達彦さんの声も
力強く、繊細で美しいピアノも、
そしてトモさんの体の真ん中に響いてくるウッドベースも
その音でいっぱいに充たされた空間にいると、
自分の体のすみずみの細胞まで、
浄化と活力と知力が行き渡るようでした。

アンコールは達彦さんのピアノソロで
「街角」「摩天楼ブルース」でした。
リハーサルをされるご自分のお部屋から
西の方に富士山が見えるそうで、
ちょうどリハーサルが終わる夕方5時ごろ
「山々に沈んでいくアンバーな光を感じながら
哀愁を帯びたその色が、僕の心をときめかせてくれる」と。
「街角」を歌われるとき、それを再現するかのような
美しい琥珀色の照明でした。

光や色にときめいて、日常の中でしばし時間を忘れる瞬間。
もうすぐ達彦さんは61歳のお誕生日を迎えられますが、
そういう感性を持ち続けると、人は時間を味方につけるのかな。
すごくいい方向性に、自分の中身が醸成されるようにと。
posted by Lana-Peace at 12:49| □ アート いろいろ (音楽)

2014年12月14日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2014 〜Live en Quatre Saisons・Hiver〜

昨日、南青山のマンダラで開催された山本達彦氏のライブ
TATSUHIKO YAMAMOTO MANDALA LIVE 2014
〜Live en Quatre Saisons・Hiver〜に行ってきました。
山本さんがボーカル、ピアノで
Monjeuの三輪崇雅さんがギター、戸川智章さんがベース、
江野尻知宏さんがドラムスで参加されていました。

どの曲もとても素敵な選曲だったのですけれど
その中で当日2曲目に歌われた「Champagne Snow」がとても印象的でした。
山本さんのピアノソロで歌われたのですが、
伴奏の音の組み合わせ、和音の美が繊細なのに、すごい迫力でした。
1つ1つの音がいろいろなバリエーションで組み合わされると
こんなに素敵で、大人の雰囲気になるんだなあ。
山本さんの甘い艶のある声の響きと美しいピアノの旋律によって
ライブ会場が突然、どこか異空間に移動したようでした。

こちら1991年リリースされたアルバム「ONCE IN MY LIFE」に
収録されている歌のようで、あとで家に帰ってから聴いてみたのですけど、
私は断然、昨日のライブの「Champagne Snow」の方がいいなあ。
同じ今の時代に生で聴けて良かったなあ。
100年後、CDを聴いても、伝わる良さは違うだろうから。

時間の醸成するものってすごいですね。
人はとかく年齢を重ねると、できなくなることが増えるけれど
より磨きがかかるものも、決して少なくないんだなあって嬉しい。

MCの中でお話されていたことですが、お父様が生前、達彦さんに
「人は自分の器以上には生きられない」と仰ったそうです。
詩や俳句を愛した方だったそうで、その行間の中に込められた
深い意味があるのだと思いますが、
自分の足元をしっかりみて、自分の与えられた使命に向かって
自分の能力と努力を掛け合わせていくように…ということを
お父様は伝えられたかったのではないかなあと思いました。

きっとそれは達彦さんもわかっていらっしゃるようで
今自分のなすべきこととして、
「過度な革新的なことではなくて、自分の1番いい部分をおし進めて行けば
 成功は後から付いてくる」って仰っていました。
その時、その時の流行というものはあるけれど、
そういったものに迎合した動きではなくて
揺るぎない信念と自信を持って続けられた努力が生みだすアートって
真価があるはず。

美しい音の世界に浸ること2時間。
その合間に、意外なお茶目な一面をのぞかせてくれながら
お話される中に、実に深い言葉がいくつもありました。
そういう言葉を楽しむのも、ライブならではですね。

ライブの後、せっかく南青山まで来たので
会場の最寄りの駅の銀座線「外苑前」から
表参道まで足を延ばしてみることにしました。
この時期、イルミネーションが美しい表参道、
とてもたくさんの人でした。

夜空の元につながる木々の灯りの輝きは
まるでさっきまであった音の世界がそこに再現されているかのよう。
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日常の中にアートの風が吹きこまれると、
気分も変わっていいですね。
posted by Lana-Peace at 20:19| □ アート いろいろ (音楽)
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