2023年01月09日

水車とソメイヨシノとツツジの欄干(東京・神田川)

豊島区の東西を流れている神田川
きれいな欄干がありました。

源水橋の欄干は水車と桜
IMG_1008.jpg

IMG_0906.jpg

IMG_0913.jpg

こちら区の木ソメイヨシノだろうと思います。
IMG_0934.jpg

戸田平橋の欄干は
IMG_1206.jpg

おそらく区の花のツツジのデザインかなあと思います。
IMG_1150.jpg
posted by Lana-Peace at 12:24| アート / 歴史 街の中

2022年08月22日

4本の腕でこどもを守ってくれる「けやき」の防護柵(東京・世田谷)

東京・世田谷区の小田急線千歳船橋駅から西方向
城山通りのバス停「笠森稲荷前」近くに
こんな防護柵が数カ所ありました。

IMG_20220816_083326.jpg

IMG_20220816_083324.jpg

世田谷区の樹「けやき」の看板は
4本の手が持っている形です。
赤い所は反射板なのかな?
夜になるとライトが当たると光るのかな?
ここの歩道はあまり広くないから
小さいこどもと一緒の時には
きっと役に立ってくれそうです。
posted by Lana-Peace at 00:23| アート / 歴史 街の中

2022年08月19日

小鳥が賑やかな横断歩道(東京・練馬)

東京・練馬区立高松中央公園の横断歩道の前は
道路の防護柵の上に、小鳥の像がいっぱいで賑やかです。
それぞれ個性がある表情でかわいいよ。

IMG_20220806_101418.jpg

IMG_20220806_101335.jpg

IMG_20220806_101303.jpg

IMG_20220806_101248.jpg

IMG_20220806_101240.jpg

IMG_20220806_101211.jpg
posted by Lana-Peace at 00:06| アート / 歴史 街の中

2022年08月18日

昔にタイムスリップできそうな道(東京・練馬 旧赤塚街道)

東京・練馬の区立春の風公園から
都道443号線を渡って南下して高松中央公園に向かう途中、
五差路になっている角にこんな案内板があります。
こちら旧赤塚街道の高松側の目印です。

IMG_2562.JPG

進んで行くと歩道の上に昆虫たちが登場するので
虫好きの子はきっと楽しい。
(もちろん自転車・歩行者に注意ですが)

IMG_2557.JPG

IMG_2559.JPG

昔の旅人の親子を想起させるモザイクがあったり

IMG_20220806_101255.jpg

IMG_20220806_101431.jpg

IMG_20220806_101427.jpg

富士山の防護板があったり。
高い建物がない頃は、
ここから富士山がよく見えたのかな?

IMG_2530.JPG

谷原側まで距離にして約300mちょっとです。
IMG_2529.JPG

昔の人はどうだったのかなと考える時間になります。

posted by Lana-Peace at 00:11| アート / 歴史 街の中

2022年07月31日

夜の安全を見守るハト 旧赤塚街道(東京・練馬区高松)

東京都練馬区高松の旧赤塚街道
電柱のライト、こんなところに仲良く3羽のハトが。

暗い夜道をいつも見守っているご苦労様なハトです。
IMG_20220719_102044.jpg

IMG_20220719_101934.jpg

IMG_20220719_101937.jpg
posted by Lana-Peace at 11:48| アート / 歴史 街の中

2022年04月20日

こぶしとつつじの歩道橋と富士山(東京・練馬)

東京 練馬区の目白通りと笹目通りの交差点
とても交通量が多いので
四方向が歩道橋に囲まれてぐるりと空中散歩できるのですが

IMG_2542.JPG

練馬区の木「こぶし」と区の花「つつじ」が透かし模様でとってもきれいな歩道橋。
IMG_3869.JPG

IMG_3895.JPG

IMG_3894.JPG

歩道橋の床面に映った影も実にきれいです。

IMG_3898.JPG

IMG_3897.JPG

東西に走る目白通りの西側の歩道橋からはお天気が良い時は富士山が見えます。

fujisan.jpg

歩道橋から南西に向かって伸びている富士街道、
富士山詣に向かう昔の人もきっと同じように見えたのかな。
今は石神井公園駅近くのタワーマンション越しだけど。
posted by Lana-Peace at 13:36| アート / 歴史 街の中

2022年02月05日

イチョウの葉っぱの模様のガードパイプ(東京・練馬)

東京都・練馬に設置されていたガードパイプ
東京都の木「イチョウ」のデザインでした。
IMG_3925.JPG

緑のガードパイプだから何だか景観に溶け込んでいます。
IMG_3923.JPG

地面に映ったイチョウの葉っぱの模様の影もきれいです。
IMG_3924.JPG
posted by Lana-Peace at 10:04| アート / 歴史 街の中

2021年12月01日

史跡通りの趣ある椅子(東京・国分寺市)

今夏に訪れた東京 国分寺市の史跡通り
IMG_9812.JPG

夏は緑がとってもきれいでした。
IMG_9813.JPG

道路の脇にこんな椅子が。
IMG_9807.JPG

IMG_9809.JPG

散策のひとやすみができる
何とも趣のある石の椅子。
posted by Lana-Peace at 00:25| アート / 歴史 街の中

2021年10月31日

駅の中もあちこちウルトラマン(東京 小田急線・祖師ヶ谷大蔵駅)

ウルトラマン好きのお子さんは
東京 小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅周辺を散策すればきっと楽しい
(道路上のお宝なので交通安全には十分気を付けて)
既にこちらにご紹介しましたが
マンホール(12
街灯や空飛ぶウルトラマン(12

楽しい発見は駅から既にもう始まっている。
電車を降りると下り方面のホームはこんな感じ。
IMG_20210507_174448.jpg

IMG_20210507_174510.jpg

2階にある駅のホームを降りると1Fフロアの柱はこんな感じ。
IMG_20210406_180538.jpg

IMG_20210406_180545.jpg

改札を出てすぐ前の道路の地図もウルトラマン。
IMG_20210421_095835.jpg

街の中で和むひと時。
posted by Lana-Peace at 11:11| アート / 歴史 街の中

2021年10月13日

ウルトラマンが空から守る交通安全(夕暮れ時)

ウルトラマンが東京の空を守っているのは
こちらでご紹介したけれど
ウルトラマンは陽が落ちる夕暮れ時も守ってる。

IMG_20210406_175653.jpg

東京 世田谷区 祖師ヶ谷大蔵の
ウルトラマン商店街の街灯は
見ているだけで楽しいね。

IMG_20210416_172147.jpg

IMG_20210416_172341.jpg

IMG_20210416_172221.jpg

灯がともるとまたそれはきれいです。

IMG_20210406_180122.jpg

IMG_20210406_175847.jpg
posted by Lana-Peace at 12:13| アート / 歴史 街の中

2021年10月11日

ウルトラマンが空から守る交通安全 (昼)(東京・世田谷)

東京都世田谷区 祖師ヶ谷大蔵駅から
祖師谷通りを南下していくと
日大商学部砧キャンパス近くの道で
ウルトラマンが空から交通安全を見守っている。
なんとも頼もしい。

IMG_20210421_100750.jpg

IMG_20210421_100821.jpg

IMG_20210420_081015.jpg
posted by Lana-Peace at 00:11| アート / 歴史 街の中

2021年04月03日

桜とゴジラと映画を感じる仙川のお散歩(東京・世田谷)

小田急線成城学園前駅から東南に下ったあたりの整備された仙川の遊歩道
春は桜がとってもきれいです。
閑静な住宅街の間を通り抜けるように仙川が流れます。
人通りが少ないので、静かな時間が嬉しい落ち着く場所。

IMG_20210331_172859.jpg

IMG_20210331_172915.jpg

IMG_20210401_081811.jpg

遊歩道の防護柵はカモのデザインもありますが
IMG_20210401_173407.jpg

川沿いにある東宝スタジオがあるためか
映画由来のデザインや
IMG_20210331_172728.jpg

ゴジラのデザインも。
IMG_20210331_172715.jpg

IMG_20210331_172713.jpg

アオサギも川面を流れる桜の花びらを堪能中。
IMG_20210401_174505.jpg

都会の中で息づく野生の命たち。
東京で?と驚く嬉しいひと時。
posted by Lana-Peace at 19:02| アート / 歴史 街の中

2019年12月30日

台湾・台北 松山空港「陽明山の春日のカラー」

台湾・台北 松山空港の出発エリアに
美しい壁面展示がありました。
解説板によると2008年ゴールデングラス賞第一位を獲得された
呉寛亮氏とその創作チームが共同創作した
「陽明山の春日のカラー」だそうです。
カラーの合間に小さな生き物たちも再現されています。

IMG_5631.JPG

IMG_5623.JPG

IMG_5623a.JPG

IMG_5629.JPG

IMG_5630.JPG

これを見て思い出したのが
故宮博物院で見た「翠玉白菜」
フラッシュなしであれば写真撮影OKだったので
撮影してみました。こちらがその時の写真。
多産の象徴と言われるキリギリスとイナゴ。

IMG_5387.JPG

IMG_5390.JPG

IMG_5399.JPG

出国間際に台北の思い出が蘇るひとときでした。
posted by Lana-Peace at 00:37| アート / 歴史 街の中

2019年12月25日

異国で見る日本人の活躍(台湾のバス広告 三菱重工エアコン・阿部寛さん)

先日、台湾 台北市の士林駅の前で
たくさんの車が混雑する中、ふと目に入ったすごく懐かしい顔。

IMG_5432.JPG

バスの側面を天井から床面ぎりぎりまで
大胆に使った阿部寛さんの広告じゃありませんか!

IMG_5431.JPG

日本人が異国で頑張っているんだなあって
なんだかそんな気持ちになって
嬉しくなった午後。

後で調べてみたら台湾で三菱重工エアコンのCMに
阿部さんが起用されているようです。

そういえば阿部さんは昨年台湾の花蓮で大地震があった時
一個人で多額の寄付を申し出たことが報道されていましたね。

バスが走り去る時、
太陽の光の具合で阿部さんの顔は
まるで光で照らされたかのようでした。

IMG_5430.JPG


阿部さん、若い頃はファッション雑誌のモデルとして活躍され
近年はとても味のあるいい俳優として
シリアスなものもコミカルなものも
多才に活躍されていますが
同世代で頑張っている人を見ると
なんだか励まされるような今日この頃。
posted by Lana-Peace at 00:17| アート / 歴史 街の中

2019年12月05日

グレーの濃淡のアンパンマン

仙台駅東西自由通路の東口にいたアンパンマン。
仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール寄贈のもの。

DSC01184.JPG

グレーの濃淡のアンパンマンは
なんだか大人アンパンマンです。
posted by Lana-Peace at 00:14| アート / 歴史 街の中

2019年12月03日

2019年冬の表参道のイルミネーション

恒例の冬の表参道イルミネーションに寄ってみました。

avexのビルの前のクリスマスツリー
どなたかがイルミネーションの前のボタンを押したら
照明の色の組み合わせがどんどん変わっていきました。
そういう仕掛けになっているのかしら?

IMG_4504.JPG

IMG_4496.JPG

もう少し国道246号青山通りを
渋谷方面に向かって進んでいくと
ビルに谷間にあったポッカリあいていた駐車場から
東京タワーと六本木ヒルズが見えました。

IMG_4515.JPG

表参道交差点近くのAoビルの近くに
三日月が浮かんでいました。
人工的な光に負けない品の良い美しい月光。

IMG_4528.JPG

IMG_4522.JPG

表参道の交差点から明治神宮にかけて向かう道は
キラキラでした。

IMG_4541.JPG

IMG_4553.JPG

IMG_4549.JPG

神宮前交差点近くのGOLD's GYMの壁面の紫の照明と
並木道の金色のイルミネーションがきれいです。

IMG_4568.JPG

原宿駅前からDOCOMOタワーのビルの
イルミネーションが見えました。
昼間の新宿御苑から見ると
とっても美しいこのタワー
当日、あまりきれいには撮れなくて

IMG_4576.JPG

代々木駅のホームからはきれいに取れました。

IMG_4596.JPG

そして今回初めて気付いたことが1つ。
原宿から山手線に乗車しようとホームで待っていた時
何気なく反対側の電車の最後尾が目に入ったら
あら、行先表示器に紅葉のイラストがあるじゃないですか!

普段は山手線に乗らないし、
たまに乗っても慌ただしいのでびっくり。

調べてみたらどうやら
毎月こちらのイラストは変わる様子。

遠ざかる電車の光は
写真ではうまく取れなかったのが残念ですが
雰囲気は伝わるかと思って載せてみます。

IMG_4591.JPG

あいにく乗り過ごして電車を見送っても
なんだか季節感をちょっぴり感じる時間です。
四季がある日本ならではですね。

山本さんのおかげで足を延ばして得られた
非日常なアートな時間にとても充たされた1日でした。
posted by Lana-Peace at 00:05| アート / 歴史 街の中

2019年05月05日

大正時代の螺旋杭(横浜・大桟橋)

横浜の大桟橋の近くにある大桟橋埠頭ビルの前
DSC04645.JPG

とても大きな螺旋杭の先端が飾られていました。

DSC04639.JPG

大正時代、大桟橋を海の中で支える
長さ20m、重量約6トンもの支柱の先端に
ついていた螺旋状の円盤なのだそうです。

DSC04638.JPG

螺旋の直径はなんと1.8mもあります!

100年位前に海底でお役目を果たしていた螺旋杭。
これを海底に埋めるだけでもすごい工事だなって思う。
当時の横浜の海底ってどんなふうだったのだろう。
こういうものを見ると時間の流れってすごいことだなあと思う。
posted by Lana-Peace at 15:24| アート / 歴史 街の中

2019年04月29日

ヒートアイランド対策の道路とエコな街路灯(横浜・弁天通り)

先月訪れた横浜市の大桟橋近くの道路、
ヒートアイランド現象緩和のために
涼しくなる仕掛けがしてあるんだそうです。

本町通りから馬車道、関内大通り、関内桜通り、
ベイスターズ通り、みなと大通りに向けての弁天通り、
県立歴史博物館の西側あたりから横浜地方裁判所の西側
あたりまでです。

DSC04593.JPG

道路表面はいたって普通ですけど、
すごい工夫があるってことですね。
DSC04594.JPG

道路の表層に施された保水性舗装によって
水の蒸発による冷却が行われ、
人が感じる暑さが通常の舗装に比べ和らぐのだとか。

DSC04592.JPG

そしてこちらど横浜市開港記念会館よりも
みなと大通りを南に下った辺り。
フレンチサンドイッチカフェ リアン横浜店の前に
「ハイブリッド型街路灯」がありました。

風力発電機と太陽電池によって生まれた電気を
日没から21時まで照明に使われているそうです。
大規模な風力発電ではなくても
十分パワフルなのかな?

DSC04605.JPG

DSC04606.JPG
posted by Lana-Peace at 07:52| アート / 歴史 街の中

2019年01月12日

とっても素敵な京成電鉄本線「博物館動物園駅跡」

函館の臼尻B遺跡に関する報告書を調べていた時
(遺跡の話はまた後ほど・・・)
国会図書館にも置かれていなくて、どうしようかと思ったら
なんと国立東京博物館の資料館に所蔵されていたのでした。
それも勢揃いで。すごいお宝ざくざくです。
国会図書館にもない本があるってすごい所蔵力ですね!

早速、初めて資料館に出掛けてみたところ、
上野駅から行く途中にあったのが
この「京成電鉄本線 博物館動物園駅跡」
昭和8(1933)年に竣工した建物だそうです。
DSC02268.JPG

これが日本の駅舎なのかしら?
どこかヨーロッパの伝統ある駅舎みたいだけど・・・
と首をひねってしまいそうなほどとっても素敵な建物。
DSC02271.JPG

DSC02271a.JPG

DSC02271b.JPG

かつて3方に空いた出入り口には6灯の壁付照明器具があったそうですが、
第二次世界大戦の金属供出で取り外されてしまったそうです。
そしてこちら、平成22(2010)年に復元された1灯です。
DSC02271c.JPG

平成の時代はやっぱり平和だ。

こちらの駅跡のそばに国際子ども図書館の近くにあったのですが
旧帝国図書館を利用したこの建物も明治39(1906)年に建設され、
昭和4(1929)年に増築されたのだそうです。
図書館とは思えないほど、こちらも素敵。
駅の雰囲気にも共通しています。
DSC02263.JPG

明治から昭和初期の建築って現代のビルよりも、
何とも言えないしみじみとした趣きがあるなあって思いました。
posted by Lana-Peace at 09:33| アート / 歴史 街の中

2019年01月06日

上野公園 ソメイヨシノ基準木の冬の様子

上野公園の桜の開花やお花見の様子は毎年ニュースになりますが
公園内のトーテムポールのそばに
上野公園のソメイヨシノの開花日を決める基準の木がありました。
DSC01529.JPG

開花日は5、6輪以上の花が咲いた日、
満開日は8割以上のつぼみが咲いた日なんだそうです。
DSC01527.JPG

2019年元旦、快晴の寒空ですが
ソメイヨシノのつぼみは着実に3月の開花に向けて準備中。
誰かに頼まれたわけでもなく、
誰かに強いられたわけでもなく。
自分の果たすべきお役目に黙々と取り組むソメイヨシノは
やっぱり神様が宿っているんだろうなあって思う。

DSC01532.JPG
posted by Lana-Peace at 00:07| アート / 歴史 街の中

2018年12月11日

2018年冬の表参道のイルミネーション

南青山の山本達彦さんのライブの帰り
表参道のイルミネーションまで足を伸ばしてみました。
うっかり道を間違えて、反対方向の青山一丁目方向へ進んでしまい
神宮外苑のイチョウ並木が・・・。
はて、なぜに神宮外苑?表参道のはずが。
でもそのおかげでレクサス青山のきれいなイルミネーションを
見ることができました。

DSC01187.JPG

そしていそいそと表参道方面に戻って
こちらはavexビル。大きなクリスマスツリーです。

DSC01191.JPG

こちらは表参道交差点から渋谷寄りにあるAoビル。
DSC01197.JPG

表参道交差点は両隣がキラキラで
DSC01200.JPG

本来の表参道の灯籠はこちら
DSC01201.JPG

ザ ストリングス 表参道のカフェは屋根上がきれいで
DSC01202.JPG

BOSSストアはこんな感じ。
DSC01205.JPG

表参道ヒルズの外側はシンプルですが
DSC01208.JPG

中はオーロラをテーマにしたイルミネーション。
DSC01214.JPG

クリスマスツリーのように緑になったり
ちょっと時間が経つと色が変わったり
DSC01217.JPG

DSC01218.JPG

キラキラした灯りのそばで
色づいた葉っぱの自然の黄色、
人工的な光に負けないくらいきれいでした。
DSC01221.JPG
posted by Lana-Peace at 00:18| アート / 歴史 街の中

2018年10月16日

歌舞伎の隈取の模様の椅子(京成電鉄 成田空港駅)

京成電鉄成田空港駅(第1ターミナル)のホームに
歌舞伎の隈取がイラスト化された椅子がありました。

DSC07988.JPG

椅子によって種類の違う隈取です。

DSC07987.JPG

DSC07986.JPG
posted by Lana-Peace at 00:08| アート / 歴史 街の中

2018年10月08日

みなとみらい線 馬車道駅の過去と現代が同居した壁面

横浜市のみなとみらい線 馬車道駅構内で
地上行エレベーターと階段のそばにあった壁面に
古い建物の一部が埋め込まれていました。
DSC00101.JPG

壁面向かって左上の黒い四角い物体は横浜市認定歴史的建造物
「馬車道大津ビル」で昭和35(1960)年から40年近く使われていた
温水ボイラーの前面パネル。
かつてビル内の約50台の暖房ラジエーターに
温水を送っていたそうです。
DSC00099.JPG

そしてこちらは昭和4(1929)年に現在の馬車道駅の地上部にあった
旧横浜銀行本店別館(元第一銀行横浜支店)の金庫室扉、貸金庫、
貸金庫前室扉、階段手摺です。
DSC00100.JPG

古いものを活かして現代の中に溶け込んでいるところが
とってもきれいだなって思いました。
posted by Lana-Peace at 08:46| アート / 歴史 街の中

2018年07月03日

パンダのポスト(東京・上野恩賜公園)

東京 上野恩賜公園の中にパンダのポストがありました。
動物園の表門の近くです。

DSC05797.JPG

DSC05793.JPG

DSC05795.JPG

1日2回、10:00 16:00の収集になっていました。
向かって左側の差出口に投函した定形郵便物の
手紙(切手貼付)はがきは
上野支店の風景印が消印に使われるそうです。
(外国宛及び12/15-1/7投函分の年賀状は除く)
旧寛永寺五重塔、桜、西郷隆盛像、東京国立博物館、パンダが
デザインされた上野らしい消印です。

DSC05792.JPG

ポストと言っても
もっと大きなパンダのポストでも良かったと思うんだけどなー。
上野だから。
posted by Lana-Peace at 07:49| アート / 歴史 街の中

2018年06月22日

昭和初期のステンドグラス(東京・上野 国立科学博物館日本館)

先日訪れた国立科学博物館、地球館と日本館の2つから成り立ちますが
日本館の建物はクラッシックな趣漂うものでした。
DSC05768.JPG

それもそのはず現地解説板によるとこちらの建物、
関東大震災による震災復旧を目的として昭和6(1931)年、
文部省大臣官房建築課による設計の元、
耐震・耐火構造に注意を払われて造られたのだそうです。
建物内部はまるで一昔前の洋館のような雰囲気が満載でした。

DSC05736.JPG

DSC05742.JPG

そしてドーム状の天井や壁側面にステンドグラスが用いらていました。
こちらは大正・昭和に活躍したステンドグラス工芸家
小川三知(おがわさんち)氏のアトリエ制作によるものだそうです。
三知氏は昭和3年に他界されていますから、師匠亡き後、
スタッフが総力あげて完成されたものなのだろうと思います。

この下がちょうどステンドグラスの天井なのだと思います。
DSC05747.JPG

DSC05759.JPG

DSC05739.JPG

DSC05728.JPG

DSC05694.JPG

DSC05757.JPG

DSC05716.JPG

DSC05710.JPG

DSC05693.JPG

館内に「学問」の香りを漂わせる美しい作品です。





posted by Lana-Peace at 07:59| アート / 歴史 街の中

2018年06月21日

宇宙戦艦ヤマトの飛行機(スカイマーク)

先月、函館から羽田に帰ってきたとき、
お隣のゲートに駐機していた飛行機の外装
「もしかして宇宙戦艦ヤマト?」

DSC05597.JPG

小学生の頃、テレビで見ていたヤマト。
懐かしいなあ。降機の列の順番待ちの中、ふと郷愁に浸る。。。

「ヤマトジェット」は、映画『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』と
コラボレーションされたスカイマークの機体でした。
「ヤマトジェット」の機材は期間限定でヤマト仕様になったようですが
機内収録アナウンスを森雪の声優さんが担当されていたのだとか。
ファンの人にはたまらないだろうなあ。
posted by Lana-Peace at 13:26| アート / 歴史 街の中

2018年06月20日

北海道 木古内小学校の外壁とタンポポいっぱいの広場

先月、北海道 木古内町の芝桜を見に薬師山方面に向かった帰り
駅までの帰路、散策したら、突如一面タンポポ満開の草地が
出てきました。そこにはかわいい滑り台も登場です。

DSC02635.JPG

こういうところでこどもが思い切り遊んだら
大きくなった時に思い出すその風景は
なんだかホントに心をあたためてくれそう。

そして、その広場のお隣りの敷地が木古内町立木古内小学校。
ちょうどいさりび鉄道木古内駅の北東に位置します。

殺風景な白壁ではなくて並木道のように絵が描かれています。
DSC02636.JPG

DSC02639.JPG

学校からも薬師山方面を振り返ると芝桜の斜面が
学校の外壁の向こうに、ちょっとだけ顔を出しています。

DSC02637.JPG

このあたりの登下校、何だか心和む良い環境だなあ。
posted by Lana-Peace at 00:14| アート / 歴史 街の中

2018年06月19日

日本最古のコンクリート電柱(北海道函館市)

北海道函館市の路面電車の「十字街」の停留所から
北西方向、二十間坂通沿いにあった
日本最古のコンクリート電柱。
大正12(1923)10月に函館水電会社(現在の北海道電力)によって
建てられたということなので、あと数年で百寿を目指すってことですね。

DSC05498.JPG

こちら造られた当時、函館は火災が多かったことから
耐火建築が増えるようになり、この角錐型のコンクリート電柱も
その影響だそうです。

そして驚きなのはこちら博物館の展示品ではなくて
街中で本当に使用されているもの。
DSC05497.JPG

100年近く雪も台風も乗り越えて、未だ現役。
しっかり電線を張ってお役目果たしています。
posted by Lana-Peace at 07:55| アート / 歴史 街の中

2018年06月15日

大松前川と水道の桜

北海道 松前城の東側には北から海に向かって
大松前川が流れています。
お城の天神坂門に通じる天神坂のふもと、
大松前川にてこんな桜を見つけました。

DSC03300.JPG

花緑青の筒は平成18年7月にNTT東日本が設置した松前専用橋。
こげ茶色の筒は水道のようです。

DSC03299.JPG


DSC03294.JPG


DSC03293.JPG
posted by Lana-Peace at 00:12| アート / 歴史 街の中

2018年06月14日

桜 松前育成品種「麻美(あさみ)」の命名由来

北海道の松前公園の桜は数えきれないほどの数ですが
中にはいくつか説明書きの看板が添えられているものがあります。
その中に、とてもジーンとするようなお話が書かれているものがありました。
桜「麻美」です。

その看板によると、かつて松前桜保存子ども会で人一倍熱心に
桜の世話をしていた少年がいました。
成長した彼は漁師になりましたが、
昭和62年、オホーツク海での船の衝突事故に遭い
20代の若さで他界されたそうです。
そしてその年、松前育成品種(松前生まれの桜)の中に
まだ名前が付けられていなかったものがありました。
当時、松前生まれの桜に取り組んでいた浅利政俊氏は
遺された家族妻子4名がしっかり生きて行けるようにと願い
未命名の桜にその方の愛娘のお名前を頂戴したのだそうです。

DSC02928.JPG

その桜「麻美」は雨の中、実に美しく、立派に咲き誇って
枝を伸ばしていました。
http://www.keiko-cafe.com/asobo/ki/sakura/sakura-matsumae18039.html

たくさんの数の桜の中に
いろいろな思いと歴史が詰まっている……
見上げた桜を見て、しみじみそう思いました。

桜「麻美」はこれからもずっとこの地で何年もの間
長きにわたり、咲いて、散って、また芽吹いて、咲いてを
繰り返していくんだろうなあ。
亡くなった男性の思いと
そしてそのご遺族をいたわり、励ます浅利氏の思いは
そうしてずっと続いていくんだなあ。
桜「麻美」と共に。
posted by Lana-Peace at 08:31| アート / 歴史 街の中

2018年06月13日

丸に割菱の家紋の壁(北海道 松前郵便局)

北海道 松前郵便局の外壁には
松前藩藩主の蠣崎(かきざき)氏/松前氏の家紋
丸に割菱が掲げられていました。

DSC02664.JPG


DSC02663.JPG

シンプルだけど壁と庇と入口看板の字を変えると
趣きが随分和風の感じに変わります。

近くの松前城に雰囲気も似ていて。
DSC02704.JPG
posted by Lana-Peace at 10:42| アート / 歴史 街の中

2018年06月12日

北海道 松前町 桜がデザインされた道

桜で有名な北海道 松前町の道路、
「松城」バス停のそばの信号から海を背に
松前公園方面に向かって歩く道路が
桜に合わせたデザインになっていました。
お花見に行く前から、お花見気分になれる道です。

DSC03305.JPG
これは帰り道、海方面に向かって撮ったもの。

DSC03305a.JPG

DSC03308.JPG

DSC03307.JPG
posted by Lana-Peace at 07:25| アート / 歴史 街の中

2018年06月10日

北海道 木古内のポスト 寛斎スーパースタジオ作成の「キーコ」がいました

北海道 木古内町のポストがかわいかったです。
こちら木古内駅前の郵便局のポスト
DSC02645.JPG

DSC02646.JPG

DSC02648.JPG

DSC02649.JPG

そして郵便局の前の道をはさんで向こう側にある道の駅にもありました。
DSC02655.JPG

DSC02654.JPG

こちら木古内町役場のHPによると
特産「はこだて和牛」をモチーフに、
デザイナー・プロデューサーの山本寛斎氏代表の
「寛斎スーパースタジオ」と木古内町の協働で生まれた
「キーコ」なのだそうです。

郵便局前のポストには、キーコがポストの上に乗っていたけど
道の駅はキーコ自体がポストになっています。
ちゃんと収集もされますよ。
道の駅のポストの収集は平日・土曜は1日2回
休日は1日1回収集されます。
posted by Lana-Peace at 09:58| アート / 歴史 街の中

2018年06月09日

北海道 木古内町札苅の芝桜(個人宅)と木古内町の薬師山 芝桜

先月、北海道 松前の桜を見に行ったのですが(その話はまた別途)
函館から松前に向かう際、いさりび鉄道の札苅駅を過ぎたあたりに
ガイドブックに出ていた個人のお宅の
美しい芝桜のお庭が見えるははずだ…と思って
わくわくしていたら、札苅駅から出発して数分で
美しい芝桜が視界に飛びこんできました。

DSC02608.JPG

あっという間のことだったので
慌ててシャッターを切りましたが
本当に見事で、とても美しかったです!

翌日、滞在中のホテルにあった朝日新聞に
偶然、札苅の芝桜の記事(※)が出ていました。
※平成30(2018)年5月18日(金)朝日新聞
 「休耕畑 鮮やか色 木古内」
そちらの記事によると9年前、地元の村上勝春さんが
国道228号線沿いの休耕畑を利用して、
芝桜の植え付けを1人で始めたのだそうです。
それは行政の取り組みとかではなくて
個人の取り組みとして。
最初4種類の芝桜だったものが
今では約30種類、約1,500平方メートルまで広げられ
毎日草取りを頑張っているとのこと。

こつこつ時間をかけて増えていった芝桜
その手入れにかけてこられた尽力は
本当に素晴らしいなあと思いました。

札苅駅の次の木古内駅で下車して
芝桜で有名な薬師山に向かって歩いてみましたが
ちょっぴりさびしい感じ。

DSC02632.JPG

DSC02631.JPG

DSC02621.JPG

DSC02617.JPG

前述の朝日新聞によると薬師山の芝桜は
近年、シカの食害の影響で咲きが悪いということでした。

でも木古内駅から薬師山方面の線路沿いの道
その道のわきにとてもきれいにお花が植えられてありました。
DSC02625.JPG

木古内町が整備しているのか、住民が手入れされているのか
わからないけど、実にきれいでした。
posted by Lana-Peace at 17:44| アート / 歴史 街の中

2018年06月03日

黄色の消火栓(北海道函館市)

函館の街の中であちこち見かける黄色の物体
こちら消火栓でした。

DSC04424.JPG

きれいな消火栓ですが、見た目だけじゃありません。
函館市企業局の函館市公式観光情報によると
毎年150本ずつ、20年1度の割合で塗り替えているとのこと。
函館では昭和の初めに2千人も犠牲者の出た函館大火があったことから
取水能力、大量放水のできる「函館型三方式地上式消火栓」を
昭和12(1937)年から設置し始め、現在は2千本以上がこのタイプだそうです。

函館滞在中、特に海の近くは
びっくりするほど風が強い日も多かったので
確かに取水能力、大量放水、とても大事と思いました。
posted by Lana-Peace at 15:30| アート / 歴史 街の中

2018年06月01日

奥ゆかしい函館バス「すみません回送中です」

バスを待っている間、向こうの方からバスがやってくると
もしかして、自分が待っていた行き先のバス?と
嬉しくなるけれど、違う行き先だと分かったら
ちょっとがっかり。
回送中、だったりすると
ますますがっかり。

でも函館の街の中を走るバス
こんなに奥ゆかしいバスで、びっくり。
「すみません回送中です」って。

DSC05540.JPG

DSC05542.JPG

DSC05542a.JPG

ひらがなを読める観光客が見たら
相当びっくりするだろうなあ。
日本のバス、わざわざ「すみません」って表示することを。
他にもそういう地域のバス、あるのかしら?
少なくとも東京の都バス、関東バス、小田急バス、
東急バスではそういう表示見たことないです。私は。
もしくは私が見落としているだけなのか?
posted by Lana-Peace at 00:17| アート / 歴史 街の中

2018年05月28日

かわいいイカのポスト(函館駅)

函館駅の「函館本線0マイル地点記念碑」の横にありました。
イカのポストです(函館市若松町 ポスト番号000134)。

DSC02577a.JPG

DSC02577.JPG
ちゃんとポストとして働いています。
函館中央郵便局によって平日3回、土曜日3回、休日2回に取集されます。

DSC02580.JPG

2014年11月に函館臥牛ライオンズクラブにより寄贈されたものだそうです。

ところでこのイカのポスト
何だか妙に懐かしいような気分になってしまいます。
たぶん「カリメロ」を思い出すから?
50歳前後の大人が見ると懐かしい、
卵の殻を被ったあのひよこちゃん。カリメロ。
posted by Lana-Peace at 00:06| アート / 歴史 街の中

2018年05月22日

「天空図屏風 日は照らせれど」 千住博作 羽田空港国内線第1旅客ターミナル

先日訪れた羽田空港に千住博先生の作品が飾られていました。
南ウィング出発ロビーの出発保安検査場Cの手前。
DSC02457.JPG

その作品を見ているうちに千住先生の
「理由のない自信」のエピソードを思い出しました。
10年ほど前、京都造形芸術大学の通信教育部歴史遺産コースに在籍した頃
夏のスクーリングに出かけた京都の瓜生山キャンパスの階段教室で、
当時学長だった千住博学長の講演があったのです。
世界的に活躍されている千住学長の講演、
「わー本物だ!」とミーハーな気分でドキドキしながら聴講しましたが
千住学長はそこでご自身の若かりし頃のお話をされました。

画家として身を立てていくには厳しく
生活のために予備校の教壇に立たれていたこともあったそうです。
苦節の時期もあったのだなあと、驚きました。
作曲家の弟 明さん、バイオリニストの妹 真理子さんの
千住きょうだいとして有名な方ですから
才能あふれて若い頃から順風満帆だったのだろうと
勝手に想像していたもので……。

学業を修了して他の仲間たちが世に認められていく間
ご自身はまだ芸術家として思うような光が当たらない時期、
それでも当時、千住先生の心の中には「理由のない自信」が
あったのだそうです。
そしてその自信があったことにより、
自分が芸術の世界で生きていく夢に向かって
どんな苦労にも屈しないで頑張れたのだと。

夢を叶えられる人はそうそういるわけではない。
夢が叶えられない現状に、鬱屈した気持ちで過ごす人は多々いる。
それでもやっぱり、何かを成し遂げていく人は
どういう状況であっても夢に向かって
こつこつ努力を続けられる人なんだろうと思う。
とにかく努力を続けられる人なんだろうと思う。

気持ち次第で、人の人生は変わっていくのだろう。
瓜生山キャンパスの夏の夕暮れ
しみじみそんなことを考えていたなあと
手荷物検査のゲートをくぐる前に思い出しました。
posted by Lana-Peace at 16:53| アート / 歴史 街の中

2018年05月15日

木材を使用した舗装(東京 上野恩賜公園内)

先日訪れた東京 上野恩賜公園内の道は一部木材舗装が成されています。
解説看板によると、東京都では多摩森林の活性化保全、
地球温暖化防止のために間伐材を含む多摩木材を活用しており、
自然にも人の脚にも優しいということで
木材を使用した舗装を施しているのだとか。

DSC01427.JPG

これがその舗装。

DSC01429.JPG

DSC01428.JPG

木材はもちろん腐食して取り換えが必要になるけれども
だからこそ間伐材の消費が促進され、
ひいてはそれが多摩の森を守ることにつながるのだそうです。

アスファルトの敷き詰められた道よりも、
何となく心地良さを感じるような道路です。
posted by Lana-Peace at 08:47| アート / 歴史 街の中

2018年04月21日

こぶしがデザインされたふたご橋(東京都練馬区)

東京 都営大江戸線光が丘駅からショッピングセンターIMAを
左手に見ながら光が丘公園に向かって歩くと、
公園エリアに入る手前、ちょうど練馬光が丘病院と
区立光が丘図書館の間に「ふたご橋」があります。

DSC00345.JPG

こちらは先月末の写真、
ちょうどこぶしマラソンが開催されたので
欄干沿いに旗が立っていました。
普段は旗もなくてシンプルですが
こちらの欄干には練馬区の木である「こぶし」が
デザインされています。

DSC00355.JPG

かなりリアルで、そしてきれいです。
DSC00357.JPG
posted by Lana-Peace at 12:57| アート / 歴史 街の中

2018年04月04日

横浜開港資料館ステンドグラス(鳳凰・箱根越え・呉越同舟・黒船ポーハタン号)

先月訪れた横浜の開港資料館にとても美しいステンドグラスがありました。

2階にあったステンドグラスの前は、当日イベントで行われていた
「ジャックの塔」に登る長蛇の列でしたが
見上げるとそこには「箱根越え」「鳳凰」「呉越同舟」のステンドグラスが。

「鳳凰」は横浜市の市章ハマ菱を左右から挟み、
「箱根越え」は富士山を背景に駕籠に揺られて山道を登る姿です。

DSC09883.JPG


「鳳凰」
DSC09843.JPG

「箱根越え」
DSC09883a.JPG

そして鳳凰を中心に箱根越えと対に配置されていた
「呉越同舟」のステンドグラスはこちら。
DSC09835.JPG

「開港」を記念する館のステンドグラスのテーマに
「呉越同舟」を選んだ作者のメッセージが奥深いです。
DSC09835b.JPG

解説板によると大正12(1923)年、関東大震災で焼失した後、
「箱根越え」と「呉越同舟」は当初のものを尊重し
「鳳凰」はデザインを変えて、昭和2(1927)年
宇野澤ステインド硝子工場により復旧されたのだそうです。

そして館内を進み、階段近くにあったのが黒船のステンドグラス。
嘉永7(1854)年、ペリーが横浜村に上陸し、
日米和親条約を締結した際に旗艦として来航した
黒船ポーハタン号の様子を表現したもの。
この船上では安政5(1858)年日米修好通商条約が調印され、
万延元(1860)年、条約を正式批准するために日本使節団がこの船に乗り
太平洋を横断して米国に向かったそうです。

オリジナルは宇野澤ステインド硝子工場が作ったそうですが
関東大震災で焼失した後、昭和2(1927)年にやはり同工場が
当初のものを尊重し、再製作されたということでした。

DSC09886.JPG

DSC09886c.JPG

DSC09886b.JPG

DSC09886a.JPG

そして開港150周年記念事業の一環として
館内ステンドグラスは平成20-21(2008-2009)年に修復が行われたそうです。
全国初の大規模ステンドグラスの本格的修復のおかげで
光の美しい取り込みが可能となりました。
その作業に関する説明のパネルが設置されていましたが
鉛の桟の劣化とそれに伴うパネルのたわみ、ガラスのセリだし、
破損だけでなく、かつて暖をとっていた石炭(薪)ストーブのすすや
タールの付着による汚れ等が修復洗浄作業で対応されたそうです。
慎重に取り外し、鉛の桟とガラスのすべてをばらばらに分解し、
ガラスを1枚ずつ超音波洗浄機を使い、
それでもとれないものは溶剤で除去したそうで
人物の目鼻が描かれていたガラスは
塗料で絵付けしただけのものだったことから
新しく用意したガラスに釉薬で描いて剥がれ落ちないよう
焼成し、交換したそうです。
そして組みたて直し、はんだ付け、パテ詰めを経て完成。
時を経て様々な人々の叡智と根気強い作業が集結した作品。


こちらは2009年3月31日神奈川新聞のパネル写真。
修復完成後に取付されている様子です。清々しい美です。
DSC09845.JPG

新しいものをどんどん作るのも良いけれど
古き良きものを残し、伝えることは
未来のためにも大切な気がするひとときでした。
posted by Lana-Peace at 12:24| アート / 歴史 街の中

2018年01月07日

富士吉田市観光案内所 バスきっぷ売り場の木製ベンチは地元高校生の寄贈品

富士吉田市観光案内所 バスきっぷ売り場に
木製のベンチがありました。
シンプルだけどあたたかみのあるこのベンチ
平成23年12月21日、山梨県立ひばりが丘高等学校第6期生から
寄贈されたものだそうです。
解説板によると授業の一環として地元の名人にものづくりを学ぶ
創作授業があり、卒業制作としてこのベンチを制作し、
日頃からお世話になっている地元へのお礼という意味を込めて、
普段通学で利用していた富士山駅に2脚寄贈したのだそうです。

地元の名人からものづくりを学ぶって
何だかすごくいいですね。

そして大人になっても学生時代に作ったベンチが
そこにあるってことも。
何だか過去と現在が共存しているようで
それもまたすごくいい。

DSC07235.JPG

DSC07229.JPG

DSC07230.JPG

DSC07231.JPG

DSC07234.JPG
posted by Lana-Peace at 12:44| アート / 歴史 街の中

鳥居のある駅 富士急行富士山駅

山梨県 富士急行の富士山駅は駅ビルと一体化していますが
その入口が実にユニークでした。
いきなり巨大な鳥居です。
世界中、いくつ駅があるかわからないけれど
こういう駅はとても印象に残るだろうなあ。

DSC07252.JPG

DSC07251.JPG
posted by Lana-Peace at 12:39| アート / 歴史 街の中

2017年12月10日

青山・表参道エリアのイルミネーション(2017年12月)

昨日訪れた青山・表参道エリアのイルミネーションのご紹介。

まずは青山通り。

1-エイベックス株式会社本社
エイベックス株式会社本社の前庭のツリー。
ブルーと白がきれいです。
ツリーだけでなく、庭も一面イルミネーションです。
移動カフェなどもありました。

DSC05945.JPG

DSC05951.JPG

2- 東京タワー
青山通り(国道246号)の東京都民銀行本店の左側から見た風景、
東京タワー。その横に見える高いビルは六本木ヒルズ?でしょうか。
シンプルなオレンジがとてもきれいです。

DSC05953.JPG

DSC05954.JPG

3-Aoビル
表参道(都道413号)と青山通りの交差点から渋谷方面側に見える
Aoビルはポップな色合いのイルミネーションです。

DSC05960.JPG

DSC05960a.JPG

さてこちらからは表参道駅から原宿駅方面に下って行った道順の場合。

4-ストリングス表参道
表参道駅交差点から原宿駅方面に下っていくと、すぐ左側に見えるのが
結婚式場のストリングス表参道。
2階に一列並んだイルミネーションは黄色一色ですがきれいです。

DSC05965.JPG

DSC05966.JPG

5-アニヴェルセル 表参道
表参道交差点から原宿駅方面に下っていくと、右側に見えるのが
結婚式場のアニヴェルセル 表参道。
こちらのイルミネーション自体は派手ではないけれど、
並木道のイルミネーションが借景になって品よくきれいです。
Appleのお隣にあります。

DSC05968.JPG

6-日本看護協会
特別なイルミネーションではないけれど、
クリスマスツリーのようなこちらの建物。
黒川紀章氏が手掛けられ「クリスタルコーン」と呼ばれているそうです。
平禄寿司 東京渋谷表参道店のお隣にあります。

DSC05977.JPG

7-アイランドヴィンテージコーヒー横の木
神宮前5丁目の歩道橋の下、デルヴォー表参道を過ぎると
アイランドヴィンテージコーヒー表参道店の手前に
少女の銅像が立っていました。
立像とカフェの間に立っていた木の葉っぱは、
ライトに照らされて、人が作ったイルミネーションに負けないくらい、
それ以上闇夜に映えていました。

DSC05979.JPG

DSC05980.JPG

そして表参道全体のイルミネーションはこちら。

DSC05992.JPG

DSC05973.JPG

DSC05972.JPG

DSC05971.JPG

そして最後にこちら日本独特の灯篭と共に。
明治神宮前駅そばです。
DSC05982.JPG
posted by Lana-Peace at 15:03| アート / 歴史 街の中

2017年07月14日

尿素水(アドブルー・AdBlue)を使ったバス

小田急バスをよく利用するのですけど、
先日、車内に掲げられていた小田急バスのマスコット
きゅんた君の登場する広告を見てびっくり。

小田急バスでは排出ガスをクリーンにするために
尿素水を排ガスに噴霧するんですって。
尿素水? 尿素???

こちら尿素水はアドブルー(AdBlue)といって、
ドイツ自動車工業会で認められたものだそうです。
排気ガスに含まれる NOx(窒素酸化物)は尿素水が噴霧されると、
いろんな化学反応が起こって
窒素と水と二酸化炭素になるらしい。

二酸化窒素は濃度が高いと呼吸器にも悪い影響を与えるそうですから
無害化された空気がバスから出てくるってことは
実に良いってことですねー。
町の中を走って役目をきちんと果たしながら、
排出ガスの浄化もするって、何だかとてもすごいことだと思う。

そんなこと知らないで、乗っていたなあ。バスに。
posted by Lana-Peace at 09:51| アート / 歴史 街の中

2017年05月03日

街路樹の美しい管理(韓国・釜山)

街路樹の根元の雑草管理は大変と思いますが
釜山市沙上区でみつけたのはこれ。

DSC05952a.JPG

近づくと何やらキャラクターが!

DSC05952.JPG

ちょっとしたところに、遊び心が垣間見えて楽しいです。
posted by Lana-Peace at 09:40| アート / 歴史 街の中

2017年05月02日

お花の街灯(韓国・釜山)

街灯が設置されていても、
あまりに高い位置にあって照らされても
地面の上はそんなに光が届かなくて
もったいないなーということありませんか?

釜山-金海軽電鉄の掛法ルネシテ駅前にある
Eマート横、植えられていたのはこれ。

DSC04476.JPG

本物の生花ではありませんが
ただの造花じゃありません。
夜になるとLEDが点灯します。

DSC04475.JPG

実際夜になってみると
DSC05923.JPG

DSC05924a.JPG

そして掛法ルネシテ駅から沙上駅に向かって
道沿いに続く公園は
とてもきれいに整備されていて
イルミネーション用の鳥や動物とともに
やっぱりLEDのお花がちゃんと植えられていました。

DSC05956.JPG

ちょうど人の歩く高さのあたりが照らされて、
物騒な感じがしません。
夜は夜でちゃんと用を果たして
昼は昼で見た目にも美しく、
すごく良いなーと思います。
posted by Lana-Peace at 08:06| アート / 歴史 街の中

2017年01月25日

栗の模様の欄干 栗原橋(板橋区小茂根)

こちら板橋区小茂根の都立大山高校と
茂呂遺跡の近くを流れる
石神井川にかけられた栗原橋。

DSC00928.JPG

欄干の模様が、栗の実と葉っぱです。

DSC00929.JPG

「栗」原橋と「栗」の模様。
背丈の小さいこどもが
目にする位置にあるこの模様
こどもたちの頭のなかには
「栗の模様の橋」って、
記憶の片隅に残っているかもね。
posted by Lana-Peace at 07:27| アート / 歴史 街の中

2017年01月23日

樹齢3000年以上と言われる一木造りの熊の像(よこはま動物園ズーラシア)

神奈川県横浜市の
「よこはま動物園ズーラシア」の正門入口の右側に
木彫の熊の像がありました。
横浜中華街の個人の方から寄贈されたもの。
熊は全部で33頭いるんですって。

DSC083791.jpg

こちら素材は台湾のクスノキで、
なんと樹齢3000年以上といわれる一本の木なのだそうです。
立派です!!!

横から見ると、こんな感じ。

DSC08383.jpg

後ろから見ると、こんな感じ。

DSC08382.jpg

そして熊たちはとっても楽しそう。

DSC08381.jpg

DSC08384.jpg

台湾で3000年過ごしたクスノキは
33頭のクマに変わって、
日本で新しい人生はじめてます。
何だか、とっても感慨深い像でした。
posted by Lana-Peace at 07:54| アート / 歴史 街の中

2017年01月09日

樹齢100年以上のいちょう並木(東京 光が丘)

今はすっかり落葉した時期ではありますが
こちら二列の並木のいちょうは
都営大江戸線光が丘駅から光が丘公園に向かって
南北に伸びる並木道。

DSC00797.jpg

説明板によると樹齢100年以上のもので、
明治40年(1907)春、千代田区丸の内二丁目から3丁目付近、
かつて東京都庁(旧東京市役所)前の道路に街路樹として、
幹回り40cmの成木を試植したもので、
現存する街路樹としてめずらしい長寿のものだそうです。
昭和60年(1985)、東京都庁前の道路の地下部に
日本国有鉄道が京葉線の駅舎建設を開始し、
工事のため支障となったいちょうを一時苗圃に移して、
その後国鉄から事業を引き継いだ
東日本旅客鉄道(株)によりこの地に再移植されたのだそうです。

変化に適応して、生きていけるものって
強いですね。
いちょうの意思とは関係なく、
植えられた場所が変わろうとも、
時代が変わろうとも。

樹齢100年以上。
今は枯れ木のように見えるけど
秋は黄色の葉っぱと銀杏でいっぱいでした。
その内部に秘めた生きる力は
ものすごく大きなものがありますね。

ただ今、枝は着々と
芽吹く準備をしている最中。
春になったら、一斉に
そのエネルギーが発散されて
このあたりの空気は
うんとパワーアップするといいな。

DSC00796.jpg

一本一本の木に、木の精が宿っているようです。
特に人通りが少なくなる夜の時間帯は
木が話をしているみたい。
posted by Lana-Peace at 21:45| アート / 歴史 街の中