2020年02月10日

東京・白金台の野菜たっぷりで落ち着くカフェ「VEGETABLE LIFE」

今日は東京都港区白金台駅周辺で
野菜たっぷりのランチが食べたいなーという方に
おすすめの場所のご紹介です。
港区立郷土歴史館に行った時、寄ってみました。
歴史的建造物の中に入っているので
そちらも併せてご紹介。

東京メトロ南北線の白金台2番出口の裏にある港区立の複合施設
「ゆかしの杜」は内田祥三氏設計による旧公衆衛生院を利用したもので
1階にカフェ「VEGETABLE LIFE」が入っています。
昭和13(1938)年建設のこの建物はとても雰囲気があります。

IMG_5732.JPG

まるでヨーロッパの教会のようです。
IMG_5734.JPG

こちらは2階中央ホール
建設当初からほとんど手が加えられていないそうです。
IMG_5737.JPG

こちらは講義室。
IMG_5891.JPG
看護学校の頃、医学部の階段教室を利用して
授業が行われていたものがあったので
とてもよく似たこの教室、
30年以上前の当時を思い出しました。

「VEGETABLE LIFE」
八芳園による運営だそうです。
IMG_5776.JPG

暖色系のライトと木目の家具が落ち着きます。
IMG_5774.JPG

IMG_5761.JPG

IMG_5749.JPG

まるでおいしそうな焼き豆腐のような壁です。
IMG_5766.JPG

野菜と魚の組み合わせのベジ&フィッシュボックスを頼みました。
雑穀米とリーフサラダをベースにしたもの。
カウンターで3種類のおかずを選びます。
IMG_5740.JPG

IMG_5754.JPG
お料理はとてもおいしかったです。
野菜が「主役」という感じで存在感ある味でした。

こんなにたっぷり入ったコーヒーですがセットで頼むと半額です。
IMG_5755.JPG

こだわりの甘味料は羅漢果とトウモロコシ由来の
エリスリトールから作られた「ラカント」
そしてメキシコのリュウゼツランが原材料となった
「アガベシロップ」が置かれています。
私はアガベシロップを選んでみました。
優しい甘さです。
コーヒーフレッシュはなく、隣のボトルは牛乳。
IMG_5758.JPG

こちらの紙ナプキンは伊藤園のお〜いお茶の茶殻を
再利用して作られたもの。
ほんのりお茶の葉の落ち着く香りがしました。
IMG_5750.JPG

IMG_5770.JPG

時間を外していったせいか、カフェの中はとても静か。
読書されたり、お勉強されている方ばかりでした。

お店のコンセプトは自然や環境を意識して
いろいろこだわりがあるようです。

お店の中にお手洗いはなくて、建物内で共用です。
築80年以上の建物ですが、中の水回りは
すばらしくリフォームされていて
お手洗いは完全に令和スタイルですからご安心を。

エレベーターもありますが、場所によってはリフト対応の所もあります。
赤ちゃん連れの方はベビーカーで行かれるよりも
抱っこ紐の方が便利かなと思います。

2019年06月20日

北海道小麦と天然酵母のおいしいパン 洞爺湖町「あるそーれ」

先日、念願だった北海道の入江・高砂貝塚に行ってきたのですが
(貝塚の話はまた後程)
入江貝塚の近くにとてもおいしいパン屋さんがありました。
洞爺湖町の「あるそーれ」です。
DSC08043.JPG

イートインスペースもあって
自然光が天井からも降り注ぐ明るい居心地の良いお店。
DSC08019.JPG

DSC08028.JPG

DSC08015.JPG


「今朝焼いたパンです!」とにっこりお話されたスタッフさんは
クルミのパンを勧めてくれました。
早速、いくつかパンとドリンクを頼んでランチです。

このクルミのパン、
驚くほどしっとり、やわらかで
歯の悪い人もおいしくいただけるパンです!
クルミ系のパンでこんなにやさしいパンは
今迄食べたことなかったなあ。
DSC08032.JPG

「揚げていないカレーパンは珍しいでしょ」と
ご紹介くださった黒毛和牛のカレーパン。
実に丁寧に中身が作り込まれていました。
DSC08024.JPG

かぼちゃ餡のパンも野菜の甘みが活きた美味なパン。
DSC08035.JPG

どうしてここのパンはこんなにソフトでおいしいのかしら?
と思ったら素材の良さと天然酵母のおかげだそうです。
DSC08016.JPG

お店の掲示物によると
北海道小麦「ゆめちから」を主体として
北海道の小麦数品種をブレンドした小麦粉を使用し
ルヴァン(天然酵母)の配合を増やしているから
しっとりとおいしいパンができるんですって。

あんまりおいしいものだから、この後、黒ゴマアンパンも買って
次の日いただいてみたけれども、
とても時間がたったパンのように思えなかったです。
おいしい!

「あるそーれ」は店のそばにある多機能型障害者福祉サービス事業所
「デイセンターあすなろ」(生活介護・就労継続支援B型)の
製パン事業の一環としてパンの販売が行われているそうで
お店は「平成15年用寄付金付きお年玉付郵便はがきなど寄付金で増築」
とのこと。
DSC08038.JPG
こういう寄付金の使われ方はすごく良いなあって思います。

お手洗いは車椅子の人がゆっくりと利用できるような広々したスペース。
すごく清潔で一生懸命お掃除しているところだなって
お店の人の真面目さが伝わってきます。
ベビーカーで来るママ・パパたちも
ベビーカーごとお手洗いに入って利用できるから
すごく便利だなって思います!

場所は北海道虻田郡洞爺湖町入江44-1。
JR洞爺駅から南東に約1.7km
道南バス「板谷川」のバス停のそばです。
車が数台駐車できるスペースもあって
お店の敷地隣は伊達警察署虻田交番です。
入江貝塚からはのんびり歩いて7-8分くらい。
DSC08059.JPG

自宅近くにあるお店だったら
毎日でも通いたいパン屋さん。
北海道 洞爺湖を訪れる方は
ぜひぜひ、お立ち寄りになってみてください!
付近の道の駅でもパンを売っているようです。

2019年04月11日

江戸時代、内藤新宿の名物だった「鳴子ウリ」を使ったシャーベット(東京・新宿御苑)

東京・新宿御苑内にあるレストランゆりのきに
とてもおいしいシャーベットがありました。
鳴子(なるこ)うりのシャーベットです。

DSC05760.JPG

こちらお店のメニューの解説文によると
江戸幕府がウリの産地・美濃(岐阜県)の真桑村から農民を呼び寄せ、
鳴子(現在の西新宿)で栽培を始めたウリだそうです。
「なるこ」という地名は現在
西新宿の成子(なるこ)天神社とか
バス停の「成子(なるこ)坂下」に残っていますね。

鳴子うりは江戸時代、
今の新宿御苑のちょうど北側に沿うようにあった
宿場町 内藤新宿が出来た頃に
特産物になったものだそうです。

鳴子うりのシャーベットは
メロンをもう少しさっぱりさせたような味で
ほのかな甘みが爽やかです。
中身をくりぬいて皮で作られた容器、
DSC05761.JPG
試しに少し食べてみたら
実に美味でした。

柔らかく火を通したものを
冷やして固さを戻したような感じです。
適度な歯ごたえがとっても良いです。
皮は堅さのあるきゅうりのような食感です。

というわけで皮も全部完食しました!
500円也。

同じレストランの内藤とうがらし入り
ジビエのシカ肉ミートソースを
いただいた後だったので、
シャーベットのさっぱり感が
とても良かったです。

当時江戸の人々の気分を想像しながら
いただくとなんだかタイムトリップしたみたいで
不思議な時間の午後でした。

2019年04月06日

真心こもったフワフワおいしいパンケーキ! 3 STARS PANCAKE(神奈川・武蔵小杉)

武蔵小杉においしいパンケーキ屋さんがあると聞いて
遥々、多摩川を渡って行ってみました!

東横線武蔵小杉駅、しっかり調べたつもりなのに
慣れなくて迷ってしまい
リッチモンドホテルの方向に行ってしまい
ぐるっと遠回りした形になりましたが
途中、桜もきれいに咲いていたし
それはそれで、良いお散歩に。

帰りになって気付いたのは駅まで結構シンプルな道。
東横線武蔵小杉駅からですと
南改札を出て南口1から出て線路を左手に見ながら
線路沿いに真っすぐ行って、
府中街道に出たらその信号を左に曲がって直進します。
このあたりは歩道が狭いので自転車にはご注意を。
もう一つ信号をまっすぐ通り過ぎていくとこの建物が。
2Fが3 STARS PANCAKEです。
DSC05309.JPG

外階段を上がっていくと左手にお店があります。
DSC05340.JPG

DSC05339.JPG

結構並ぶ、と聞いていたので
平日の開店20分前に行ってみました。
まだ誰もいなかったので
お店の外にあった椅子に座って待っていると、
中から男性スタッフがメニューを手渡してくれました。
DSC05316.JPG

うーん、迷う。迷う。迷う。
目移りする。どうしよう。

ちなみに当日のパンケーキメニューは5つ
・ふわふわとろける三ツ星パンケーキ
(カナダ産オーガニックメープルと北海道バニラアイス&生クリーム)
・ココナッツハニー
(ココナッツベースソースにほんのり甘みを加えたもの)
・2種のバナナキャラメリゼ
(自家製ビターキャラメルのとろとろ煮&カリカリ炙り+完熟王バナナ)
・大人のためのチョコレート
(ベルギー産カカオ70%ビターチョコにベリーソースとバニラアイス)
・たっぷりフルーツのクリームブリュレ
(自家製カスタードを使用したブリュレとフレッシュフルーツ)

青空の中、散歩してきたので
今回はフレッシュな感じでいこうかしら、と思いまして選んだのが
「たっぷりフルーツのクリームブリュレ ¥1,500」

トッピングメニューを見ていると
追加パンケーキ¥250
そうなんですかー!

8歳未満のこども専用として「お子様パンケーキ¥250」
なるほど。
小さいお子さん連れのお母さんも後から来られていました。


さて、10-14時のランチセットは
ドリンク(コーヒー・ティー・オレンジジュース・グレープジュース)が
平日は無料になるそうです!
お得ですね。今回はホットティーを注文です。

ようやく開店時間になっていざお店の中へ!
DSC05326.JPG

開店同時に他のお客さんが6名ほど来られていたので、
写せた座席はこれだけですが、お店の中は20数席あります。
DSC05325.JPG

そして最初にいただいたお冷。
「オレンジとレモンとキウイのお水です」
というご紹介です。

DSC05324.JPG
とってもさわやか。
フルーツウオーターってこんなにおいしいんですね!
カウンターに果物入りのお水のサーバーがありました。
DSC05328.JPG

焼き上がりまで20分ほど待っている間、
お店の中をキョロキョロと。
一生懸命若いスタッフさんが働く姿って良いですね。
なんだか気持ちが清々しくなる!

そしてついにパンケーキの登場です。
DSC05332.JPG

お水のコップの高さとお皿にのったパンケーキの高さが
同じ位なのです!
パンケーキが2枚重ねてありました。
DSC05333.JPG

カラメルの焦げ目が何だかハートのようです。

おいしい。
フワフワです。
口の中でふわーっと溶ける感じです。
こんなにフワフワなのに、あんなにきれいな高さと形を
どうやって保っているのかしら?
クリームは甘いけれども甘すぎず。
フルーツはきれいに丁寧にカットされていました。
DSC05331.JPG

あっという間に完食です!

サービスでいただいたホットティーも
香りが良い紅茶でした。
DSC05335.JPG

さて当日は次の予定があって
これ以上、注文はできなかったのだけれど
メニューを見ると、すごく素材にこだわっているので
ご紹介しようと思います。
DSC05317.JPG

ドリンクメニュー(平日フリーのサービスドリンクとは違います)からご紹介。
ジンジャーエールは高知のオーガニック「黄金生姜」を使用して
数種類のスパイスで煮込んだ辛口ジンジャーエールだそうです。
黄金生姜と言えば、辛み成分「ジンゲロール」、
香り成分「ショウガオール」が強いもの。
なかなか家で丁寧に作りこむことはないから
ぜひ今度いただいてみたいなって思いました。
まだ肌寒い日はホットでいただくのも良いですね、きっと。

コーヒーはオーガニック+RA(レインフォレスト・アライアンス)認証
農園産コーヒー豆を使用したものを選べたり、
紅茶は高品質茶葉を用いたサンフランシスコのMighty Leaf社の
オーガニック茶葉を選べたり。

そう言えば開店前、納品されていた卵、
段ボールに書いてあったのは
岩手ファームの特級規格卵 ウィンファームのLL。
とことん素材にもこだっているんだなあ。


当日、開店後どんどん人が来られたのですが、
びっくりしたのはきっと70-80代かなあと想像する
お年の方々が連れ立ってこられていたこと。
それも外階段を歩いて上がって。
そして私以外にも熟年世代のお一人様も来店されていたし。
家族3世代で来ているおうちもありました。
お孫さんがおじいちゃん・おばあちゃんに
一生懸命おいしいメニューを説明しているのも微笑ましい。
帰り際には1人で4人くらい就学前のこどもをつれた
ママさんもいらっしゃいました。
こどもたちが「早く食べたい―」と
ママに入口でおねだりしながら。

若い学生さんたちがワーっとくるはやりの行列店、
という感じでなく
幅広い世代、特に熟年・大人世代にも人気があるのは
やっぱり素材の良さや腕の良さが味に出ているからかしら?

こちらのパンケーキは銅板で焼いてから
オーブンでじっくり2度焼きしたものだそうです。
注文してすぐに出てくるようなfast foodではありません。
でも待つ時間「どんなふうに焼いてるかなあ」って
想像すると、楽しいですね。

これならもう1つくらい食べられそうだと思いつつ
時間がなかったので今日はこのへんで、とお店を後にしました。


ふわふわパンケーキ、どんな魔法がかかっていたのかな?
いや、魔法じゃなくて
きっと作り手の真心がこもっているパンケーキなんだと思う。
各地で大事に育てられた素材を吟味して選んで、
手を抜かないで丁寧に準備して、真心こめて調理して、
テーブルにお届けする。
そういうことが全部ひっくるめて
その一皿に現われているんだと思う。
3 STARS PANCAKE、
三ツ星どころか、もっと星いっぱいです!


パンケーキブームとか、そういうこととは関係なく、
良いお店、だから頑張って続いてほしいなあって思います。
今年の4月は定休日以外にもお店のお休みがあるようなので
来店前には公式ページをチェックされると良いと思います。

3 STARS PANCAKE
https://www.facebook.com/3starspancake/
神奈川県川崎市中原区市ノ坪128-1

2019年02月04日

練馬大根の天然酵母で作った食パン (練馬・デンマークベーカリー)

練馬区役所展望台のレストランから
ダイヤモンド富士を眺めた後に
練馬駅までぶらぶら散歩して通りかかったパン屋さん。
「デンマークベーカリー 練馬店」
千川通り沿い、練馬駅近くです。

DSC02643.JPG

こちらに練馬大根からとった天然酵母を使って
作った食パンがありました。

お店の値札の解説によると
練馬大根の表皮にすむ各種の菌から雑菌などを排除して
香りの良い酵母のみを純粋培養したのだそうです。

もちもちした感じのあるおいしいパンでした。

DSC02646.JPG

2019年01月11日

上野駅構内のベジタリアン対応のお店「自由が丘『T'sたんたん』」

上野駅構内8番線・7番線乗り場に降りていく出入り口のそばに
ベジタリアンフードがいただけるお店がありました。
自由が丘『T'sたんたん』です。
DSC02258.JPG

DSC02254.JPG

VegeProject Japan認定だそうです。
DSC02255.JPG

こちらの店内は木目調でカフェみたいな雰囲気です。
向い合せのテーブル席もお一人様対応の横並び一列席もあります。
DSC02239.JPG

ラーメンやサンドイッチを選べます。
ドリンク(アルコール)やデザートもあります。
すべてのメニューが動物性食材(肉・魚・卵・乳製品)を
一切使わないものだそうですが、
その中でも更に五葷(ごくん)抜きメニューがありました。
五葷すなわち「ねぎ」「にんにく」「にら」「らっきょう」
「たまねぎ/あさつき」が入っていないということなんだと思います。

こちらその「ベジらーめん・醤油」
DSC02244.JPG

スープは少し油っぽい感じもしましたが
肉や魚を使ってなくても、
こんなにコクのある味ができるのかなあと驚き。
麺にも卵は使われていませんが
つるつるおいしい麺でした。
DSC02248.JPG

ミニトマトと豆苗(?)ともやしとメンマが入っていて
湯葉を重ねたようなもの(?)もありました。
DSC02249.JPG

大豆ミートのから揚げをランチセットで+100円でつけてみました。
DSC02247.JPG
肉の代わりにになるか?と言われると
それは???
でも、大豆製品だと思うと身体には良さそうです。

メニューには特定の食材
小麦、落花生、りんご、バナナ、オレンジ、大豆、ゴマが
使用されているかどうかの一覧表もありました。
DSC02235.JPG

上野駅周辺でアレルギー対応のお店を探している方には
良いかなって思います。
小さいお子さん連れの方も来られていました。

2018年01月06日

ニンニクの入っていないおいしい干しエビ餃子 栃木県宇都宮市「天馬」

先月、栃木県宇都宮市の大谷寺や長岡百穴、うつのみや遺跡の広場に
出かける機会があったのですが(その話はまた後日)、
宇都宮のご当地グルメと言えば餃子が有名。
でもニンニクの苦手な私はニンニクの入っていない餃子を食べたくて、
いろいろ探してみた結果、訪れたお店「天馬」が
とてもおいしかったのでご紹介したいと思います。

電車で行く場合は東武宇都宮線江曽島駅下車。
東口から出て陽南第2公園を左に見ながら歩いて
大和町のバス停近くの角を右折すると。
お店の看板が見えてきます。
バスで行く場合は宇都宮駅西口から江曽島行の関東バスがあるので
そちらの「大和町」のバス停で下車。
バス停から宇都宮方面に2メートルほど戻って、
陽南第2公園を背中にして立つと、
もう住宅街の中に天馬の看板が見えてきます。

DSC06915.JPG

DSC06916.JPG

お店の中は昭和のレトロないい雰囲気です。
店内禁煙であったことも大いに嬉しい。
テーブル席、カウンター席、座敷席があります。

DSC06917.JPG

店内の壁に大きくメニューが表示されています。

DSC06920.JPG

こちらの定番は「ニンニク餃子」と「干しエビ餃子(ニンニク無し)」で
いずれも焼き・ゆで・煮込みを選べます。
季節限定メニューもあって、訪れた12月はキムチ餃子(ニンニク入り)、
そしてりんご餃子・みかん餃子・ゆず餃子がありました。
りんご・みかん・ゆず餃子はいずれもニンニク無しです。
季節メニューは焼き餃子が選べます。
フルーツ餃子は今回頼んでいないけれど、
こちらデザートというわけではなくて
肉や野菜も入っているそうです。

私は干しエビの焼き餃子と手打ちたん麺を頼んでみました。

DSC06922.JPG

干しエビ餃子、私は干しエビの固まりががごろごろ入っていると
想像していたけれどそうではなくて、肉や野菜がたっぷりです。
干しエビはきっと粉砕されたり、
干しエビのだし汁がたっぷり入っているのでしょう。
前日、いただいた宇都宮駅の某餃子店のニンニクなし餃子とは
随分味のコクが違っていたので、あの差は干しエビの旨味に違いない。
餃子の餡はもうぎっしり入っていました。

DSC06928.JPG

餃子の羽はパリパリでそれもまたおいしいですね。

DSC06925.JPG

手打ちたん麺はこんな感じ。麺はコシがありました。
スープはあっさりしているけれどこくのあるスープです。

DSC06921.JPG

DSC06927.JPG

店内に掲げられていた表示によると、
こちらの餃子の皮とラーメンの生地は竹もみとのこと。
工場でつくったものとは一味違うのはそういうことなんですね。
おいしかったです。

DSC06919.JPG

一生懸命作っているなあっていう感じが伝わってくる
おいしい餃子とたん麺でした。

「天馬」 宇都宮市宮本町9-7

2017年09月12日

野菜がとてもおいしいPARIYA(東京・青山)

野菜がおいしく、たくさん食べられて
リーズナブルのお値段のお店があるといいなあ〜と思っていたら
お料理上手で、とってもセンス豊かなSさんから
お勧めいただいたお店がありました。
東京 青山の「PARIYA」です。

そこで先週土曜日、行ってみました。
最寄駅はメトロ表参道駅 B2出口から歩いて数分の場所。

DSC01434.JPG

DSC01432.JPG

お昼時に訪れたら、すでに長蛇の列。
その日は久々、東京に夏らしい陽射しの戻った日でしたが
屋外で待つこと30分。

中は右手がカウンターになっていて
メインとサラダとサイドを
自分でいろいろ好きなように組み合わせることができます。
5種類ある中から選ぶけれども、
どれもおいしそうで、困る困る。

DSC01433.JPG

そしてドリンクはフリードリンクです。

私が当日選んでみたのはこちら!
玄米セット¥1,200也。
DSC01426.JPG

・海南チキン ジンジャーソース&スィートチリソース
DSC01428.JPG

・クレソンとレッドキャベツのサラダ 
 〜クルミとベーコンのクランチードレッシング
DSC01430.JPG

・切り干し大根とルッコラの柚子胡椒あえ
DSC01429.JPG

・玄米
DSC01427.JPG

・生姜スープ
DSC01431.JPG

・アイスコーヒー

どのお料理もとってもおいしい!
海南チキンは色々なお店を食べ比べてみたけれど
こちらの味付けは癖が少なくて、とても美味。
そして切り干し大根を柚子胡椒あえにすると
清々しい感じでこれまた新鮮な感覚です。
レッドキャベツのサラダは、
実においしいドレッシングであえていて
グレープフルーツも入っていたのかなあ?
生のレッドキャベツは今迄苦手だったけれども、
ショーケースの中であまりに色が鮮やかで
これは力のありそうなアントシアニン!と思って
挑戦してみましたが、しんなりしていて
さわやかで、とてもおいしいかったです。

外食すると、自分の普段の味付けではやったことのないような
味付けを知るから、勉強になりますね。

紹介してくれたSさんに感謝です!

おかげで世界が広がったし、
表参道で安心して入れるお店です!

2017年07月18日

Bistrot Orange (ビストロ オランジュ・鎌倉・御成通り沿い)

今日は鎌倉市の御成通り沿いのおいしいお店をご紹介です。
何も下調べしないで、たまたま通りかかったけれど
お店の入口の雰囲気が良かったので入ってみました。
そして、本当に良いお店だったのでご紹介したいと思います。

ビストロ オランジュ
神奈川県鎌倉市御成町2-13
鎌倉駅西口を出たら御成通り商店街を海の方に向かって南下直進します。
そして5本の道が交差しているところの手前(駅側)にあります。

DSC00975.JPG

DSC00977.JPG

いただいたランチは本日の魚料理。

最初に登場したのは安納芋の冷製スープ。
まるでバニラソフトのような味でとってもおいしい。
DSC00960.JPG

本日の魚料理はこがしバターのトマトソースのかかったかんぱちです。
写真では伝わり切らないかもしれないけど、身に厚みがあって
食べごたえ十分だけど、焼き加減が絶妙にふんわり。
添えられている鎌倉野菜は、別に頼んだわけではなくてもたっぷりです。
シャキシャキで、彩りがとても美しいです。

DSC00966.JPG

そしてデザートはラムレーズンのバニラアイスと
パッションフルーツのシャーベット
このアイスが、かなり濃厚でとってもおいしい。
そしてシャーベットもさわやか。
どっちも、おいしかったなあ。

DSC00972.JPG

これにフランスパンと、お好みのドリンクが付きます。
アイスティーもちょうど良い冷たさと濃さでした。

1階と2階に座席がありますが、
私は1階のカウンター席でいただいたので
その分、調理している方々やホールの方とのやり取りが
ダイレクトに伝わってきます。
それが実に感じ良かった!
お互い、何か頼む時、ぞんざいな感じがなくて、
相手にさりげなく「どうぞよろしくね」って
お願いしている感じがするのです。
きっと、それぞれがそれぞれの仕事を尊重しているから
相手に対してそういう態度になるんだろうなあ。

出てくる一皿一皿、丁寧に作り込まれている料理のグレードと
スタッフの一生懸命働く様子を見たら、
ランチセットのお値段1800円(税抜)はそれ以上の価値かなあと思う。

調理の方は調理だけでなく、空き時間に洗い物もしながら、
調理場に立っていました。
当日の鎌倉は猛暑。
もちろんお店の中はエアコンだけど、
調理場の立ち仕事は大変だろうなあ。
そしてホールの人も、1階で作った料理を
内階段を歩いて上って2階に運んでいるのです。
何人ものお料理皿を階段を使って運ぶのは
随分骨が折れるだろうな。

きっと私より20歳以上年下の若者たち。
でもそういう彼、彼女の一生懸命働く姿、
なんだかとても美しいですね。

素敵なお料理の背景には、そういう一生懸命さが垣間見えたので
カウンター席で良かったです。

帰宅後、お店のホームページを見たら、
こう書いてありました。
「Le goût comme la beauté sont des accumulations de cordialité
 美味しさと美しさはまごころの積み重ね」
お店のコンセプトかしら?
実際訪れてみて、確かにその言葉に偽りなし、って感じがしました。

夏バテ気味だったけど、こちらのランチのおかげで
元気をチャージできました。

「フランス料理」と聞くと、敷居の高いお店を想像してしまうけど
全然そんなことなく、ひとりご飯でも居心地よく、
時間を過ごせる場所でした。

鎌倉に行くときはぜひ、もう一度行きたい場所だなあ。

2017年06月12日

六本木でリーズナブルで健康なおいしいごはん「伊賀の里モクモク手づくりファーム」

先日、六本木のサントリー美術館に出掛けたのですが
(その話はまた今度)
六本木でリーズナブルな値段で
身体に良さそうでおいしいご飯をいただけるところは
ないかなーと探していたら
サントリー美術館が入っている東京ミッドタウン館内に
とっても良いところを見つけました。
「伊賀の里モクモク手づくりファーム」です。

DSC08969.JPG


B1Fにあるお店は、お惣菜を持ち帰ってもいいし
イートインで中でお弁当をいただくこともできます。

DSC08948.JPG

中はあったかい雰囲気のイートインです。

DSC08962.JPG

「モクモクごはん」(税込1,080円)
ごはんは雑穀ごはんか酵素玄米ご飯を選べます。
私は玄米を選びました。
もちもちでかつ食べやすいおいしい玄米。

お惣菜はメインとサラダを各1種。
そして特製スープつき。
当日は野菜とソーセージのコンソメ仕立てスープでした。

どれも、おいしい!
素材もこだわって、丁寧に作った料理だなあと実感。

配膳される際、お弁当のふたは裏返して登場しますが、
よく見てみると、とてもいいこと書いてあります。

DSC08960.JPG

割り箸はなんと国産ヒノキで作られているようで
間伐された物をうまく利用しているのでしょうか。きっと。

DSC08950.JPG


なおイートインでモクモクごはんを注文する時
サントリー美術館の入場券を見せると
イートインで当日なんとミニソフトクリームが無料でいただけます。
こちらモクモク牧場の30頭のジャージー牛から
毎朝・毎夕搾乳した生乳から作られているそうです。

DSC08961.JPG

ミニと言ってもかなり大きいです!
濃厚だけど後味さっぱり。
とてもおいしいアイスで、お得感満載!

そしてサービスで冷たい麦茶とあたたかいほうじ茶をいただけます。
麦茶は4つの釜で丁寧に焙煎を重ねて香りを引きだし、
丸粒の麦を使って、余計な雑味がない仕上がりを目指しているのだとか。
ほうじ茶は契約のお茶農家さんが心をこめてつくったものが
使われているとのこと。
どちらも、実に清々しくておいしいお茶。

おばちゃんのお一人様六本木でも
居心地良く過ごせる空間です。

サントリー美術館の帰りが楽しみになるお店の一つです。


2017年04月04日

お蕎麦もおいしいし、ちょっとじーんとしてしまった「信州砂場」 (長野県松本市 アリオ松本 7F)

長野県松本市でおいしいお蕎麦をいただこう!と思い
とっても良いお店を見つけたのでご紹介。
松本駅近く、松電バスターミナルビル 7F アリオ松本の
「信州砂場」です。

DSC03762.jpg

訪れた金曜日は一人税込1,404円で
なんとざるそば食べ放題!
朝早くからマスターは張り切って、
そして心を込めてそば打ちをしているそうです。
メニューのところにそう書いてあるからには、
食べずにはいられないじゃないですかー。

ということで挑戦してみました。
ざるそば食べ放題。

DSC03757.jpg

おいしいなあ。
お蕎麦ってこんなにおいしかったんだなあ。
そして、おいしいお蕎麦はたくさん食べても
何杯目でもやっぱり、おいしいんだなあ。
つるっとした感じ。
以前、店構えが立派なあるお店に
期待して入ってみたら
えー!?と思うようなべちょべちょのお蕎麦で
すごく残念だったことがありました。
だから、たまたま入った「信州砂場」さん
実は禁煙駅近で調べたらヒットしたのがここだったのだけど
美味、美味だから
とっても得した気分で
どんどん、お代わりしちゃいました。
1年分くらい、食べたかなー(量は秘密)。

DSC03759.jpg

二段重ねで来ると、下の段は潰れちゃうほど
お蕎麦がいっぱい入っています。
海苔が上の段のざるの裏に圧縮固定されるくらい。
太っ腹ですねえ。ご主人は。

ここの「かえし」は注ぎ足し、注ぎ足し
時間と手間をかけて作られたものだそうで
甘辛くて、おいしいです。

そして、座席の横を見渡すと
こんな絵が。

DSC03761.jpg

「雪のあとには春が来る」ですって。
当たり前の自然の摂理だけど
なんだか、いいこと、書いてあるなあ。。。

そしてもう一つ、こちらとっても清々しい
まるで某女優さんのような美しい若いスタッフさんが
とても一生懸命、明るく働いていました。
それだけでお店がいきいきしている。

帰り、短く切りそろえた爪で
レジを打つ彼女の手は赤くなっていた。
もしかしたら、私がさっきお代わりし続けた
ざるそばの容器を、彼女が水で洗っていたんだろうか?
彼女は笑顔で「ありがとうございましたー」って
挨拶してくれたけど
その姿に何だかおばちゃんは
じーんとしたよ。

松本の空気は東京よりも澄んでいたけど
ちょっと風は冷たかった。
松本にも早く春が来るといいね。

2017年04月03日

信州産そば粉のガレットと素敵な雰囲気のお店 monkava(モンカバ) (長野県松本市)

先日、長野県松本市の四柱神社に行ってきたのですが
(実に良いところでした。それについてはまた今度ご紹介)
四柱神社から横断歩道を渡ってすぐのところに
とてもおいしい、雰囲気の良いお店がありました。

「monkava(モンカバ)」です。

DSC04042.jpg

DSC04047.jpg

一歩入ると、そこはボサノバのインストルメンタル。
静けさと落ち着きのあるとても良い気が
漂っている空間です。

DSC04044.jpg

ランチタイムぎりぎりに行きましたが
快く作ってくださいました。
こちらの名物は信州産のそば粉を使ったガレット。
早速ランチメニューを注文してみました。


こちら季節のスープ
DSC04051.jpg

さつまいもと新玉ねぎのスープです。
魔法がかかっているみたいに絶品でした!
どれだけ手間と時間をかけたんでしょう。
すごい力作。
絶対私には作れないなー。

そしてガレットはじゃがいものアンチョビバターソテーと

DSC04056.jpg

春野菜とホタルイカのマリネです。

DSC04058.jpg

私が食べた後者の方は、ホタルイカのぷりぷりと旨味が
とっても春野菜にマッチしていました。
実においしい。大人の味だなあ。

その後、登場するクレープとコーヒーも
とってもシックでおいしい。

お店の方はまるでモデル雑誌から飛び出してきたみたいな
とっても素敵な方です。
真面目に一生懸命作って、サービス提供している
って感じが伝わってきました。


清々しい気持ちで四柱神社を出た後は
モンカバのおかげでお腹も満腹。
そのあとすぐそばを流れる田川沿いに
サイクリングも快調、快調。
松本を訪れたら、絶対にもう1回行こう!

2017年01月18日

野菜と気を大事にする台湾素食 東京 錦糸町駅近くの「苓々(りんりん)菜館」

2016年七草粥の日、野菜をおいしく
健康にたくさん摂ろう!と思って、
東京 錦糸町の「苓々(りんりん)菜館」に行ってきました。
こちら住所は東京都墨田区錦糸町4-1-9、
JR錦糸町の駅から歩いて数分です。

お店の解説によると、台湾素食では、
人間は「陰陽の気を持って生まれてくる」と考え
「陰陽の気」を傷つけるもの、壊してしまうものを
「陰のもの」と称して、それらを取り入れないようにするのだそうです。
それがネギ類、ラッキョウ、ニラ、ニンニク、酒、そしてたばこ。
お料理は長ネギ、玉ネギ、ワケギ、ラッキョウ、ニラ、ニンニク、
お酒、みりんも一切使いません。油もスープも植物性です。
(一部乳製品は使っているそうなので、
完全なビーガンメニューをご希望の方は、
先に確認した方が良いですね。)
そして全席禁煙!!

とてもおいしかったです!


詳しくはこちらに写真付きで書きました。

Lana-Peaceエッセイ
自分で作ろう!元気な生活 
「野菜と気を大事にする台湾素食」
http://www.lana-peace.com/3/3-1-026.html

2016年09月14日

JR浜松町駅近の和食ランチバイキング あえん 浜松町(芝離宮店)

先日、浜松町駅近くで和食ランチバイキングをやっている
お店に行ってみました。
「あえん 浜松町(芝離宮店)」です。

こちらJR浜松町駅の南東、
旧芝離宮恩賜庭園前のビル(汐留ビルディング)の1階
にあります。

DSC05107.jpg2


当日のランチは和食ランチバイキング1,000円(税込)。

から揚げとか、肉団子もありましたが、
基本は野菜の惣菜が多くありました。

午前11時から午後4時までがランチ時間
(最終受付は午後3時)なので
混み合う時間を少しはずすと、
天井が高くて広々した席で
落ち着いていただくことができます。

DSC05106.jpg

大きなジャーには玄米ご飯が!(白米もありますが)。
そばにはたくさんとろろもあって
自主的とろろご飯ができます!

DSC05098.jpg

大きくカットされた大根の煮つけは、
すごくシンプルだけど
味がよくしみていて、とってもおいしかったです。

フリルレタスはとても新鮮で
わさびドレッシングは、実においしかったし。

お魚の惣菜がなかったのは残念だけど。

豆乳白玉ぜんざいは、豆乳の青臭い感じがなくて
すごくまろやかで、おいしい。
どこかの甘味処の物かと思ったらお店手作りです。

黒糖くず餅もおいしい。
ヨーグルトはカスピ海ヨーグルト。

ドリンクの中には「有機」のほうじ茶もあり

駅近できれいな場所。
芝離宮のお散歩後にも良い場所だなって思います。
都心部でアクセス良いところで
あれだけ品数そろえて
お店の内装もとってもきれいで
この値段は、かなり頑張っているなあという感じです。

2016年07月21日

北鎌倉で身体に良くておいしい和食のお店 「菜根(さいこん)や」

先日、建長寺、明月院のあたりを散策した後
身体に良くておいしい野菜やご飯をいただける
ところはないかなーと探して
行ってみたお店、とても良かったのでご紹介いたします。

「菜根や」
神奈川県鎌倉市山ノ内1386
http://www.saikonya.com/

DSC04164.jpg

こちらのランチはメイン料理を選んでから、
カウンターのバイキングにある
鎌倉・湘南産の無農薬野菜を使ったお惣菜を
自分で好きなようにピックアップすることができます。
当日選んだのは焼き魚和膳 1500円也。
木のお皿に盛ってあるのが、自分で選べるお惣菜です。

DSC04170.jpg

とてもおいしいお店。
心を込めて丁寧に素材を調理しているなあって
伝わってくるお店です。
素材の味がよく伝わってきました。

そして、格式ばった感じでもなく、
緑がいっぱいで、屋外の席もあります。

DSC04165.jpg

内装は落ち着いた感じ。
若い方も、年配の方もみんな落ち着いて
居心地良く食事ができる雰囲気です。
一人客であっても、空いていれば快く
テーブル席に通してくださるお店でした。
お手洗いも、とてもきれいです。

最寄駅は北鎌倉駅。
鎌倉と北鎌倉を結ぶ県道21号(横浜鎌倉線)を
北鎌倉駅から鎌倉方面に向かって歩くと
右手に東慶寺の路面入口が見えてくるので、
そこを少し過ぎたところにある民芸品店を
右折します。
その奥に位置していますのでご注意を。

午前11時から開いているっていうのも良いですね。
休日でも混雑を避けることできました。

ここから明月院も建長寺も、徒歩圏内。

「おいしい和の野菜料理、食べたい」

そういう方にはお勧めです。

2016年06月19日

立山黒部アルペンルート みくりが池温泉 喫茶みくり

先月訪れた立山黒部アルペンルートの室堂ですが
室堂ターミナルから歩いてみくりが池沿いに歩いて行くと
みくりが池温泉に到着します。

DSC02072.jpg

そこに隣接しているのが「喫茶みくり」。

DSC02071.jpg

DSC02066.jpg

こちらでアイスコーヒーをいただきました。
ここの水道は蛇口をひねると立山の湧水が出てくるのだとか。

DSC02064.jpg

DSC02067.jpg

やっぱり水が良いから
ミルクやお砂糖はは入れなくても
十分おいしいアイスコーヒーでした。
もちろんお冷も、
立山の湧水でおいしかったです!
清々しい味がしました。

平地からここまでわざわざ持ってあがった素材と
立山の湧水で作られたコーヒー。
460円也。なんだか申し訳ないような気がする。

2016年06月18日

富山県産コシヒカリ最中(富山のご当地アイス)

立山黒部アルペンルートで
富山のご当地アイスがあるといいなと思って
室堂の売店に行って見たら
富山県産コシヒカリを使ったというアイスがありました。

「富山県産コシヒカリ最中」

DSC01947.jpg

黒部市の冷菓会社が作ったご当地アイスです。
やさしいまろやかな感じ。おいしい。
東京のアイスコーナーでは見たことがなかったなあ。
後で調べてみたら
アイスクリームの中にコシヒカリの粒が入っているだけじゃなくて
安定剤の一部として、コシヒカリ粉を使用しているのだそうです。

そういう使い方もあるんですね。

2016年06月10日

朴葉茶とキビアイス(白川郷)

先日訪れた白川郷野外博物館 合掌造り民家園の売店で
ペットボトルの朴葉茶が販売されていました。
こちら朴葉茶のみ使用し、
白山連峰の積雪が地中で天然濾過されて
ミネラル豊富になった雪解け水を利用して
作ったお茶なんだそうです。
200円也。
爽やかな味わいでした。
暑い時にはぴったりですね。

DSC02861.jpg

そしてキビアイス
きびがつぶつぶで入っています。
ナッツみたいな触感は香ばしくて、
アイスはさっぱり味なので
何個でも食べられそうでした。
(1個でやめたけど)
300円也。

DSC02860.jpg

素朴な自然の素材の味わいって
美味だけでなく
身体に良さそうよさそうな感じが満載で
食べる時にもその効果が上乗せされちゃうね。

2016年04月25日

タイ料理「ペンタイ」(メトロ半蔵門線押上駅)

先日、亀戸天神社に行った時、東京メトロ半蔵門線押上駅から
歩いてみましたが、押上駅近くにおいしいタイ料理のお店がありました。

東京都墨田区業平の「ペンタイ」です。
押上駅と言ってもスカイツリーで賑わう方とは反対側なので
静かな住宅街。おしゃべりしながら歩くと、
「さくらゆ」という銭湯のおとなりに
お店が見えてきます。

DSC00674.jpg

お店の中は入った途端、とても清潔に整えられた気が伝わって
スタッフの方も、すごく良い感じです。

今回は2人で出かけたので、違うお料理頼んでみました。
「鶏肉のバジル炒めとグリーンカレーセット」

DSC00680.jpg

「チャーハンと豚肉入り汁ビーフンセット」

DSC00685.jpg

食事の後にアイスコーヒーが出てきて(ドリンクは選べます)
どちらも税込950円でした。(2016/4/23現在)

どのお料理も美味でしたが、一番いいな!って思ったのは
豚肉入り汁ビーフンです。

DSC00687.jpg

この汁ビーフン、タイ人シェフさんの作る味は
とても優しい味だったのだけど、
すごくだしが効いていて美味。
これは家では出せないな〜って感じです。
どんな材料なのかなあ。

早めにお店に行ったので、最初は私たちだけだったけど
そのうち食事が終わるころには
地元のリピーターさんといった雰囲気の方が
若い人も、年を重ねた方も続々と。
1人でも、家族連れでも、どちらでも居心地酔っ感じです。
味とお値段、まじめに地元で頑張っているお店だなあって
思いました。

2016年04月01日

無農薬玄米ランチが食べられる駅近のお店 「カフェこたつ」(神奈川県相模原市・橋本駅)

JR・京王線の橋本駅から歩いて数分エリアで
健康に良さそうな食事のお店がありました。
「カフェこたつ」です。
神奈川県相模原市緑区 橋本6-19-5-3F

DSC05177.jpg

ビルのエレベーターで3階に上がると、
ドアが開くとそこはもうお店。

カントリー調の室内はなんだかあったかい感じがするお部屋です。

DSC05189.jpg


当日2人で行ったので、
それぞれ別のものを頼んでみました。

とろろごはんセット
メインは肉じゃがみそバター。

DSC05198.jpg

お米は宮城県の美里町の小高農産の無農薬米。
玄米ご飯を選びましたが、なんとご飯のお代わりは無料でOK!
そして今度は麦飯を選べました。どちらもおいしいとろろご飯!

そしてチャーハンセット。
メインはゴボウとひじきのチャーハン。
チャーハンというよりは混ぜご飯といった
印象で、油ギトギトというものではありません。

DSC05192.jpg


いずれもドリンク・デザートセットで1,000円ということで
もちろん頼んでみました。

ドリンクの玄米コーヒーはほうじ茶のような感じでした。
ブラックコーヒーでいただくと、食後さっぱりします。
黒糖チーズケーキセットはこちらも軽めの味だけど、しっとり感満載。

DSC05204.jpg

当日はビジネスマンとかばかりではなく
小さなお子さん連れのママもお越しになっていました。
居心地良いお店でした。

2015年12月30日

とってもおいしいカオマンガイのお店 木場のカオマンガイ専門店 Pui(プイ)

先日、東京 木場のカオマンガイ専門店 Pui(プイ)に行ってみました。
こちら、とってもおいしいよ!って聞いたから。

DSC01794.jpg

土曜日の夕方の開店時間にぴったり合わせていったのだけど、
もう、すでにお客さんが数組、着席済み。
常連さんなのかなあ?
その方が頼んだお料理を作る香りが、客席の隣の厨房から
ぷーんと漂ってきて、
もうその香りだけで「食べなくても、おいしいってわかる!」
という感じでした。

さてカオマンガイ登場!
チキンがどっさりです。

カオマンガイに生姜のトッピング(50円)を頼んでみましたが
出てきたチキンは全然生臭くなかったので、
生姜を頼まなくてもよかったかなーというくらい。
ジューシーでほどよい弾力性のチキンでした。
一品ずつ、心をこめて丁寧に作ってるって感じが伝わってきます。

DSC01799.jpg

チキンスープで炊かれたご飯も
たぶんタイ米で、ほどよいぱらぱら感で、
チキンの味が染みて、すごくおいしい。

そして付属のチキンスープ、
淡口だけど、旨味のあるスープでした。
この中にご飯を入れてスープがたっぷりのおじやにしたら、
それはまたそれでおいしいだろうに。

チキンのトッピングに頼んだ生姜は
フレッシュなものがみじん切りにされていたので
せっかくなので、チキンスープに入れて即席生姜スープにしました。
これまた風味がまして美味。

DSC01803.jpg

口コミ通り、すごくおいしかった。
そして接客されている方も、とっても爽やかで感じの良い方でした。
本当に。すごく。
疲れてここにたどりついたら、何だか元気がもらえそうな感じです!

お店の中はとてもすみずみまで清潔で、女性の一人客でも
とても落ち着いて食事ができるところです。

最寄りの駅は東京メトロ木場駅。歩いて数分です。
木場5丁目の交差点から歩道橋を目指し、
三ツ目通り南下して、川を渡ってすぐ角のところ。
道路挟んで斜め向かいには
深川ギャザリアのイルミネーションが
きらきらとってもきれいでした。

2015年07月26日

野菜たっぷりの和のおかず(鎌倉市 天神下バス停前にあるmoguRa(もぐら)食堂)

鎌倉駅から大塔宮行きのバスに乗ると「天神下」バス停のすぐそばに
ある、小さなカフェ&レストラン「moguRa食堂」。
DSC03389.jpg

DSC03355.jpg

かわいいもぐらの看板の中を入ると、
お店の中は木の床で、あたたかい感じの調度品に囲まれています。

DSC03361.jpg

入口横は大きな窓があって、カウンター席やテーブル席がありますが、
バスが通ると、窓越しにお店の前の木の葉っぱがさらさらと揺れるのが
よく見え、汗もだんだん引いていきますね!
DSC03377.jpg

こちら「moguRa食堂」では厳選したお米や野菜を使っているそうです。
当日いただいたのはランチ定食。
和牛すじと根菜のスープ、鶏の南蛮漬け、切り干しとにら麦味噌あえ
ゴーヤの昆布あえ、小松菜梅のりあえ、べったらの油いため
1000円也。
DSC03366.jpg
あたたかい感じの和の容器に1品ずつ盛られています。

「自宅ではこういう味付けやったことないし
どうやって作り出すのかな?」っていうような
不思議なおいしさがある味でした。
きっといくつも手間をかけているのだろうな。

根菜スープは、お盆からはみ出るほどの大きな器の中に
ゴロゴロと野菜がたくさん入っています!
牛すじはおいしくやわらかく、ぷりっとなってました。

DSC03368.jpg

そして「moguRa食堂」の息子さんがブレンドをオーダーしているという
コーヒーを追加で頼んでホットコーヒー200円也。
ミルクと砂糖があったけれど
おいしいコーヒーだったので、ブラックで十分でした。
DSC03386.jpg
こちら「moguRa食堂」は鎌倉宮や瑞泉寺に行く途中にあります。

鎌倉駅から行ってもバスでそれほどかからないし
バス停は1日乗り放題の鎌倉フリー環境手形A「頼朝きっぷ」の
乗車区間内に入っているので便利。

リーズナブルなお値段で、和のテイストを
いろんなものちょっとずつ食べて
根菜たくさんのスープで体の中をあっためたいなあという方には
すごくおすすめの場所です!
和食器もかわいいしね。
DSC03378.jpg

若い方も、お年を重ねた方もきっと満足できる場所と思います。

鎌倉で五穀米と野菜のおいしい朝食(鎌倉市農協連即売所のすぐそば COBAKABAコバカバ)

がんの手術を受けて、退院後からは家で炊くご飯のメインを
玄米にするようにしてもうすぐ3年。
家では1日のうち1食は必ず、そのご飯を薬と思っていただきますが
それのおかげか、体質が変わってきたように思います。
発芽玄米、五穀米、胚芽押麦、キクイモパウダーを
自分で勝手にブレンドしたもの。
というわけで、なるべく外で食べるご飯も、
雑穀米系がいいなあと思っているのですけど、
何と、ありました。鎌倉で!
そしてリーズナブルな価格で!!
鎌倉駅東口を出て鎌倉駅入り口の交差点を右折(海側に向かう)
そして郵便局とスルガ銀行を左に見ながら直進すると、
すぐに見えてきます。
素朴なカフェみたいな外観。
食堂 COBAKABA(コバカバ)です。
座席数はそんなに多くはないですが、
気持ち良い空間です。

DSC03735.jpg

朝、早起きして光明寺の蓮を見に行った帰り、
午前9時過ぎに朝ごはんをいただいたのですが
私が頼んだのは、納豆定食。
五穀米、漬物、味噌汁、納豆、サラダで500円。
そしてせっかくなので今日の一品を頼んで、じゃがいもの煮物 100円也。
座席に着くと、お店ブレンドの霧島産のアイスティーを
いただけるということで、更に追加250円。

DSC03726.jpg

どれもおいしくいただけました!
誰かが大事に育てて、大事に洗って、大事に切って、大事に調理されて
食卓に並んだ朝ごはんはいきいきしていた。
心なしか、お皿の上でみんな「あたし、すごいでしょ」って言ってる感じ。
お日様と大地と水の恵みで朝からすっかり、気分は体内浄化です。
味付けはどちらかというと、薄味でおいしかったです。

DSC03730.jpg

鎌倉市農協連即売所(レンバイ)の手前にあるので、
鎌倉野菜をいろいろ探してみるのもきっと楽しいはず。

2015年01月03日

自然の恵みがいっぱいのたんぽぽコーヒー・ラベンダーカステラ・抹茶カステラ(河口湖ハーブ館)

年末、河口湖ハーブ館でいただいた
たんぽぽコーヒー。
ナッツの詰まったクッキーみたいな香りでした。
たんぽぽの根っこを乾燥させて
焙煎したものだそうです。
若干苦味はあるけれど、甘いものと一緒にいただくと
ちょうど良くて、さっぱり。
そしてラベンダーカステラと抹茶カステラ。
ラベンダーカステラは
ラベンダーの花を細かく切って
生地に混ぜ込んであるそうです。
くんくん嗅いでみると、ようやくラベンダーの香りが
するような…。
抹茶の方は抹茶だけでなくクロレラ末も入っていると。
どちらも天然はちみつや地元の健康な卵を使い
防腐剤や合成着色料を使っていないそうです。

自然の恵みをありがたくいただくことは
自然の命が別の形で蘇るということですね。

たんぽぽコーヒー 360円
カステラ それぞれ130円 でした。

DSC07155.jpg

2014年12月22日

花の命が蘇る工芸茶 金葫蘆双花

先日、東京駅に用があって
東京駅隣の大丸東京店でお昼を食べることに
なったのですが、12F、13Fのレストランフロアは
大混雑。そこで以前こちらのブログで紹介したことのある
6Fの「ZEN 采蝶軒(さいちょうけん)」
にいくことにしました。
そこでまたお昼御飯と共に工芸茶をいただくことに。

前回はカーネーションの工芸茶でしたが、
今回は千日紅とキンセンカが加工されたお茶
「金葫蘆(きんころ)双花(そうか)」を頼んでみました。
お湯を注いだ時に、それほど花の香りは
たっていなかったのですけど、さっぱりした味わい。
炒飯と飲み合わせはとても良かったです。

お花の命は短いけれど、
乾燥させて、お湯を注げばまたふっくらと
美しいお花が蘇って来るっていいですね。

お花にとってはお花の人生を
2度満喫するという感じでしょうか。

金葫蘆双花 税込972円。
お茶としては高い印象を受けると思いますが
最初にポットになみなみと入ったお湯と
共にもってきてくださって、
その後もおかわりのお湯をもってきてくださるので
ティーカップ6杯分も入っていました。
(2度目のポットのお湯でも十分お茶の味が楽しめます)

kogeicha2.jpg

2014年11月02日

野菜に吹き込む仏の心 「パルコンヤン(ソウル 精進料理)」

先週訪れたソウルではおいしい精進料理をいただけるお店
「パルコンヤン」に行ってきました。
当日いただいた食事「十婆羅蜜床」(W27,500)
実に美味です。
旅先ではどうしても野菜不足になりますが、
3日分くらいいっぺんにいただいた感じ。
野菜の力に仏の心が加わるとこうなるのかあ…

韓国リピーターの方、ぜひお勧めです。
曹渓寺、仁寺洞通りは市内観光ツアーで寄る場所と思いますが
曹渓寺と仁寺洞通りのちょうど真ん中にあたります。
交通の便利な所ですから、個人旅行でも大丈夫。

詳しくはこちらで取り上げました。

自分で作ろう!元気な生活 
「野菜に吹き込む仏の心」
http://www.lana-peace.com/3/3-1-017.html

2014年10月23日

調布飛行場 プロペラカフェとチリバーガー

小田急バスの中でチラシをみかけて
初めて知った「調布飛行場まつり」
先日行ってみたのですけれど、もうすごい賑わいで
たしかに「おまつり」といった感じでした。
たくさん屋台のお店も出ていたのですけれど、
あっちこっち人だらけで、それをゆっくり食べる場所もないので
どこかいい場所ないかなあと探していたらありました。
飛行場の奥側にあった「プロペラカフェ」です。
すごいお客さんの人数だし、空港だから
私はてっきり冷凍物をレンジでチンしたメニューが出てくると想像していたら
なんときちんと制服を着たコックさんが座席の奥側にある厨房で
5人も忙しそうに働いていました。

チリバーガー
p-cafe.jpg
普段私は辛いものはそんなに得意ではないけれど、
このチリバーガーはわりとマイルドで美味でした。
ポテトはこんなにたくさんで一人前!?と思いましたけど
それが絶妙な塩加減と揚げ加減。
おいしくて、全部完食!

プロペラカフェは日本エアロテック株式会社の社員食堂でもあるようなのだけど
(2階・3階は会社の事務所のようです)
おいしい食事の社員食堂っていいですね!
おまつり当日は飛行場内から歩いていきましたが
外側からでも利用できるようです。
飛行機が飛ぶたびにド迫力のプロペラ音が聞こえてくるし、
窓際の席は飛行機の飛ぶ様子がよく見えるので、
飛行機大好きな方は、たぶんわくわくする場所と思います。

2014年10月16日

箱根で元気をもらえそうな日清亭

夏訪れた箱根で、元気をもらえそうな料理を発見。
中国式手打ち麺は仕上がりまで3時間もかけるのだそうです。
打ったり、たたんだり、のばしたり、
何度も繰り返してようやくできあがる麺なのだそうです。
それはすごい!
私の生活の中で、1つの素材をそこまで時間をかけて用意すること
まずないものですから…。

DSC02957.jpg

DSC02956.jpg

肉そば 850円(税抜)
注文して、勢いある強火で調理される音が聞こえると
火のエネルギーがうんとたくさん転写されたようで
元気が出る出る!

湯本ハイカラ中華 日清亭                   
神奈川県足柄下郡箱根町湯本703

DSC02959.jpg

箱根湯本の駅を背に1号線を直進します。小田原方面とは反対側に。
商店街を歩いて、セブンイレブンが左に見えてきたら右折、
斜面の突き当たりを左折したらすぐに見えてきますよ。
駅からぶらぶら歩いても数分かな。

2014年09月05日

箱根山とうふアイス

芦ノ湖湖畔にあるの箱根園一帯は水族館と
箱根園動物ランド だっこして!ZOO!があり
そして駒ケ岳ロープウェイの乗り場からも近く
お子さん連れのご家族がとっても多い場所。
でも、大人も堪能できる食べ物は何かなあと探していると、ありました。
箱根園敷地内の売店で売っていた「箱根山とうふアイス」。
いただいてみると、抹茶味ながらも大豆の味がしっかり生きています。
甘さは控えめで、丁寧に作られた味です。
箱根山の伏流水でつくられたお豆腐を使っているのだそうで
それを聞くと、更にありがたみがうんと増します。
tofuice.jpg
箱根山とうふアイス300円

2014年08月23日

ニジマスうどん(箱根 芦ノ湖)

箱根の元箱根の交差点の近く、芦ノ湖の湖畔で遊覧船乗り場の向かいに
「食事処 箱根家」という和食のお店があります。
(遊覧船は海賊船ではなくて、中型の遊覧船です)
そこでいただいたニジマスうどん。864円也
入っていた芦ノ湖の名物ニジマスは甘露煮で、とてもおいしかったです。

nizimasu.jpg

写真の丼の横径にちょうど収まるくらいの大きさの
ニジマスが一尾そのまま入っていましたが
(写真の緑の菜の上に横たわっているのがニジマス)
頭から尾まで骨まで甘く軟らかくて
「骨あったのかな」と思うくらい。
うどんは軟らかめ。
うどんの汁は色が随分濃いように見えますが
味はそれほど塩辛いわけではなかったです。
小さいお子さんでも楽しめると思います。

芦ノ湖の水は想像していたよりも、随分透明度がありました。
湖岸に打ち寄せる水は桃源台の方も、元箱根も箱根町の方も
随分きれいだなあと。
そんな、湖の恵みを丸ごと一尾。
それはニジマスの育った自然環境をそのままいただくことにもなります。

箱根家のお手洗いの洗面台には、花瓶にお花が3種類ほど
活けてあったのですが、とても元気良くて、きれいでした。
まるで背筋がピンと伸びるようなしゃきっとした、活きの良いお花。
そういう所への気遣いって、何か湖の水のきれいさを保つことにも
通じるような気がいたします。

西わらびと湯田ヨーグルト(岩手県 西和賀町)

旅行に出かけると、その土地の力を十分に含んだ食べ物に
巡りあうことありますね。

今春訪れた岩手県の沢内銀河高原ホテル、
星空を期待して行ったのですけど
残念ながら、あいにくの悪天候で星空は見られませんでした。
でも、ホテルでいただいた食事の中で
地元の食材を使った、とてもおいしいものがありました。
「西わらび」と「湯田ヨーグルト」です。

5cm大に切られた緑色の野菜、
一見、アスパラガスの茎のようだけど、実は西わらび。
これがとっても、おいしかったです。
みずみずしくて、しっとりと、もっちりして
すごく上質なアスパラガスをいただいているような食感。
えぐみ、渋みはまったくなくて。
あんまりおいしかったので、ホテルの方に伺ったら
「西わらび」という地元のわらびで
ホテルのスタッフが採って来てくださったもので
その日が今年初めての西わらび登場の日だったそうです。
茹で方もちょうど良くて、そのままいただくだけでも十分おいしい。
ホテルの近くの西和賀町というところの山の恵みです。
私は今迄わらびというと、塩漬けとかちょっと添え物といった
イメージだったのですけれど、
これはメインディッシュにして、シンプルに茹でた西わらびが
サラダボールにいっぱいだったら、それでもう十分かなあというくらい
おいしかった。

そして次に湯田ヨーグルト。
ホテルの方から
「お砂糖も何も混ぜないで、まずはそのまま食べてみてください」
と言われたのですけれど、確かにその通り。
何も混ぜなくて良いです。だってヨーグルトそのものがおいしいから。
酸味と甘みのバランスが実に絶妙で、おいしいヨーグルトでした。
こくがあって、とろりとまろやかで、本当においしい。
あわせて出ていたコーヒー牛乳も、とっても昔懐かしい味。
こちらも西和賀町のもの。

地元ならではの食材や方法を使って
活かされた食べ物は、身体を養う力がとっても強いように思います。

2014年07月29日

鎌倉「中国料理 二楽荘」

鎌倉駅を背に小町通りをぶらぶらと北上すると、
左側に甘味処の竹よしとおせんべいの壱番屋があります。
その間の道を左折するとすぐに見えてくる「中国料理 二楽荘」
ここ、とても良かったです。
朝から江の島水族館でイルカのショーに思わず童心に返って興奮してしまい、
鎌倉に移動してお昼を食べそこなってしまった午後2時55分。
もうあと5分で午後3時という時間に見つけたランチの看板。
入ってみました。とても落ち着いた雰囲気のお店。
時間はもう終わりのはずなのに、快く「どうぞ」とのこと。
広々したお店の中は静かで、クラッシックがかかっていました。
冷房きいて、クラッシックが静かに流れるお店で
あたたかい海鮮五目そば お醤油味 税別980円也。

まったく知らなかったのですが、このお店のシウマイは
川端康成もお土産に好んだとのこと。テーブルに説明を見つけて、
ちょっとわくわく。
文豪先生もこのおそば食べたかな。
とか、頭の中であっちこっちに空想は膨らむ膨らむ!

そしてたっぷり3〜4杯分くらい中国茶が入った急須を
そのままテーブルにおいてくださったのもありがたい。
これがまた、おいしいお茶でした。
(特別に注文したわけではないのに。無料です。)

五目そばはもちろん満足。
そしてもっと「わぁ」と思ったのがお手洗い。
すごくきちんと感が出ていました。
豪華な化粧室というのではないけれど、
清潔で、気がすごく整えられている感じが伝わって来ました。
こういう衛生観念のあるお店だったら
作っている料理もおいしいはずだ、と思ってしまいました。

広々した店内、たった一人で海鮮五目そばをもくもくと食べている私に
気をつかわせないように、目に見えないところにお店の方が佇んでくれていたのも
なんだか有り難い心遣いでした。
そしてお勘定の際に、サービスでジャスミンティーの茶葉をくださいました。

形式ばったお店は何だか柄じゃないし、夏休みを謳歌している高校生や
大学生の喧騒の中で食事をいただくには、ちょっと落ち着かないし、
どこかいいところないかなあと思ってる人には、とてもお勧め。
お店のサービス自体が「アート」っていう感じでした。

今度はぜひ、シウマイ頼まなくては!

kamakura-1.jpg

kamakura-2.jpg

2014年06月02日

根津美術館付近のおいしいタイ料理のお店「タヒチ」

根津美術館の近くに大変おいしいタイ料理のお店がありました。
「タヒチ」です。(東京都港区南青山4-27-17)
初めてこのあたりに来たので、知っているところがなくて、
遅めのお昼をどうしようかなあと、うろうろしている途中で見つけました。
根津美術館前の交差点を東に直進し、ミニストップの入っているビルの前を左折すると
看板出ているのでそこをすぐ右折です。隠れ家みたいなお店です。
いろいろなタイ料理のお店に行ったけれども、
ここのグリーンカレーはこくがあってまろやかで、しっかりしたパンチもあって
とてもおいしかったです。
私はランチメニューの「肉と野菜の生姜炒めとグリーンカレー」をいただきましたけど
杏仁豆腐とアイスコーヒーとサラダがついて1200円。
お店を入って正面に大輪のピンクのユリが何本も活けられていましたが
花瓶の中でも、通路近くに向いているお花はおしべがとられていて、
そばを通る人の洋服につかないように、そんなさりげない配慮がうかがえるお店です。
ここはタイ南部の宮廷料理出身のシェフが2名、料理をされているそうで
本当においしかったです。
14:30迄に入ったらランチがいただけるとのこと。
スタッフもとても感じの良い方ばかりです。

根津美術館に行く際には、また行ってみたいなあと思えるお店です。

hahichi.jpg

2014年02月26日

工芸茶 「カーネーション仙桃(せんとう)」

先週、東京駅に用があったので
大丸東京店で工芸茶をいただきました。
場所は6FのZEN 采蝶軒(さいちょうけん)です。

選んだのはピンクのカーネーションが入っているジャスミン茶
「カーネーション仙桃(せんとう)」です。
kogeicha.jpg
写真1:はじめに運ばれてきた様子。
写真2:ポットのお茶を全部いただいた後はこんな感じ。

茶葉とお花がしっかりひもで結んであります。
大輪のカーネーション。
ここまで大きくするのに誰かが大切に育てて、
花を摘んだ後に丁寧に乾燥させられたもの。
そうした見えない人々の手間が垣間見えるお茶です。
味と香りはジャスミンティー。
カーネーションの香りが何か強く漂ってくるのかと思いましたが、
そういうわけではありませんでした。

ポットにたっぷり二人分入っていましたが全部いただくと、
その後、二煎目用のお湯が運ばれてきました。
お茶、でるのかなあと思いましたが、
入れてみたところ、淡いけれど、お茶として十分まだ色がつきました。

ジャスミンティーは茉莉花の香りを茶葉に吸着させたものですけど
実際のお花全体をお茶に入れて楽しむというのも
また違った味わいがあって、いつもと違う日曜日の午後でした。

2014年02月02日

新宿御苑 楽羽亭 お散歩の途中で文化を味わう

お散歩のため出かけた新宿御苑ですが、
公園内にはなんと茶室があるのです。
楽羽(らくう)亭です。
私は立礼席で抹茶とお菓子をいただいてみました。
正座が苦手な方も、これならOK。

7年前に在籍していた京都造形芸術大学では
専門講義科目で小川後楽先生の煎茶の授業を受けたのですが
お茶つながりで当時のこと思い出しました。
後楽先生の講義と実技演習があったのですが
講義は特別に座卓で行われて寺子屋のような
雰囲気を味わうことができて、タイムスリップしたようでした。
後楽先生の講義は実に「感服」といった形容がふさわしく
煎茶の成り立ち、歴史と民俗文化、哲学、思想、
そういったことがさまざまに入り混じっていて
学ぶ奥行きの深さや学問の楽しさを知ることができました。
とてもわくわく、昂揚したことを思い出します。
また実技演習に協力してくださった後楽先生のお弟子さんの先生方が
実に良い人柄の方ばかりで、とても良い思い出です。

さて煎茶も、抹茶もそれぞれの良さがありますね。
普段の私の生活は、お茶を風雅にたしなむような生活とは程遠いため、
アートとして道が極められてきたものに触れると
急に異界に連れて行ってもらったような気がいたします。

楽羽亭で当日いただいたお菓子は「福枡」という名前。
ちょうど新宿御苑の蝋梅は見頃を迎えていましたが
蝋梅がそのままお菓子になったような、そんな色合いでした。
黄色の四角いところが枡で、茶色の丸が福の豆なのだそうです。
節分を感じられるお菓子でした。

新宿御苑に行かれた方、ぜひお茶を一服どうぞ。
私は奥の端の席でいただいたのですが、
そこからお茶の支度部屋の入り口が見えるのですけれど、
そこにもお花が飾ってあって、気配りが感じられる空間でした。

gyoen-cha.jpg

2014年01月28日

日常に溶け込むアートを楽しむ(杉並区 一枝軒)

この前の日曜日、良いお天気だったので東京都杉並区の和田堀公園、
大宮八幡宮周辺を一日散歩しました。
方南通りを歩いている途中、小さなかわいい看板を発見。
「楽しい器でお茶をどうぞ 器屋さんのTEA TIME」
なんだか面白そうだなと思って寄り道してみました。
「一枝軒(いっしけん)」です。
ジェイソン・ティーというお茶をいただきました。
変わった名前だなあと思って店長さんにうかがったら
どうやら重病だったジェイソン氏という方が
身体に良いものを探して、たどりついたハーブのブレンドのお茶とのこと。
最初はレモンとお砂糖を入れていただきました。
その後は、ストレートティーとして。
くせもなく、飲みやすかったです。
ポットでいただいたお茶はたっぷり入ってましたけど、
全部おいしくいただきました。

方南町駅から新宿側を背にして方南通りの左側を西向きに
まっすぐ歩くと、フォルクスワーゲンが見えてきますので、
そこを左折します。
自販機の前に小さなかわいい看板がありましたので
わかると思います。

静かな住宅街の中で、どなたかアートや器が大好きな方のおうちに
立ち寄らせていただいたような雰囲気のお店です。
前回初詣は自転車で出かけたので、うっかり見過ごしていました。
お散歩はいろんな発見があって、
それもまた楽しみのひとつ。

isshiken.jpg

写真左:左折するときの目印になるお店の看板
写真中央:ジェイソン・ティー 吉田幸央氏の作品のコップで。
写真右:吉田るみこ氏の作品。お茶をいただいた2階のお部屋の引き戸の装飾。
(吉田幸央氏・るみこ氏はご夫妻とのこと。)

日常の暮らしの中にもアートが溶け込んでいる異空間では
いつもとは違った時間が過ぎていくようです。
たまにこういうお休みを過ごすと、
気分も新たにリセットできて良いですね。