2019年01月26日

かけがえのない宝物が育てる未来 ―こどもの頃、足が不自由だったイラストレーター ディック・ブルーナ氏

シンプルでかわいいうさぎのイラスト、と言えば
きっと多くの人々が「ミッフィー」を思い浮かべることでしょう。

ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナ氏は
生まれて間もなく足の病気で治療を受けていたのだそうです。
彼は本の中で幼い頃の自分について振り返り、
当時の母親の気持ちに思いを寄せています。
そこには生まれた時から何らかの病気がある赤ちゃんのご両親に、
ぜひ知っていただきたいなと思う言葉がありましたので、
今日はそれを取り上げたいと思います。

病気によって不得意なことがあったとしても、
得意なことや夢中になれることはきっとあるはず。
それを育む環境づくりは、親のできる大事なことの
一つなのだと思います。


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
家族の気持ちが行き詰まった時
「かけがえのない宝物が育てる未来」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-069.html

2018年04月09日

病気退学から始まった天命への道とたゆまぬ努力 ―日本住血吸虫病によって長期病欠・退学となった彫刻家 北村西望氏

人はどんな時でも苦境をチャンスにする力があると、
ある彫刻家の人生を知って強く感じました。
彼の名は「北村西望(せいぼう)」です。
昨年末訪れた河口湖湖畔に、彼の作品「源泉」がありました。
なんと101歳の時に取り組んだ作品です!
長崎の「平和祈念像」の制作者でもある西望氏の一生を調べてみると
一見、挫折と思ってしまうような出来事が
実は人生の中で大きな転換期になるのだと
実感することができました。


新しい春、目標や希望と共に始まった長崎師範学校での生活
しかし入学3カ月で日本住血吸虫病に罹患し、
その後余儀なくされた半年の病欠の明けに待っていたのは退学勧告。
その青年が後年、文化勲章受章、文化功労者顕彰、紺綬褒章受章
そして日展の会長になるような人生を送るとは
誰も、いや、本人すら想像がつかなかったかもしれません。

彼の情熱と根性と作品に向かい合う心は
終生、変わることはありませんでした。
「たゆまざる 歩みおそろし 蝸牛」
それは彼が好んで表現した自分の姿です。
その言葉が彼の気概を表しています。


向上心とたゆまぬ努力は、一見不幸せに見える出来事を
幸せへと転じさせる力を秘めているのかもしれません。
その鍵は自分が握っているのです。

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
「病気退学が始まりとなった天命への道とたゆまぬ努力」
(日本住血吸虫病によって休学・退学となった彫刻家 北村西望氏)
http://www.lana-peace.com/1/1-1-105.html
http://www.lana-peace.com/

2018年01月04日

続ける強さと新しい始まり

昨年しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんのポッドキャスト
ご紹介いたしましたが
彼女の第37回のポッドキャストの中で
潤子さんは自分がいろいろ大変なことはあっても
ポッドキャストを続けた気持ちについて
「病気や手術を言い訳にするのはやめよう、
やると決めたことは粛々とやる。」と語っていました。

人は易きに流れるものだから、
粛々と続けるって、一番難しいことかも知れない。
だからこそ、どういう状況であっても
頑張って粛々と続けていこうとする時、
そこから生まれてくるものはとても価値があるのだと思う。

元旦のブログには
「新しい年の始まりですが、毎日が新しい日の始まりなんですよね。」
と書かれていました。

粛々と続けていく一方で、日々始まる新しさ、
それが融合すると何かとても大きなものへと変化するような
そんな気がします。
そして潤子さんは大人だけど
入院しているこどもたちにもきっと励みになる言葉だなあと思うのです。
毎日が新しい日の始まり、と。

2017年11月30日

誓いを立てて得た命を生きる ― 吉田晴乃氏インタビュー記事から考える

大学卒業を控え、これから新しい人生の幕が始まる…
そんな時に突然襲われた病。
就職内定も取り消しになり、大学卒業も1年延期。
発病から3年もの闘病生活が続いた女性。
どれほど辛く、もどかしく、悔しかったことでしょう。
でも、覚悟を決めて誓いを立て、病と共に鍛え上げられた自分の心は
新たな未来を引き寄せ、飛躍の場を広げていくことになったのです。

どんなに困難が起こっても
これは意味がある、と思って必死に生きてきた人。
そういう人間の強さは美しいなと思いました。

病気を発症して将来を思い描けない閉塞感に苛まれるこどもたちがいたら
ぜひ知ってほしい話です。


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「誓いを立てて得た命を生きる」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-101.html

2017年10月10日

感嘆符の葉っぱを増やす生活 ―韓国ドラマ「嫉妬の化身」から考える

韓国ドラマ「嫉妬の化身」に登場するチョ・ジョンソク氏扮する
テレビ局男性記者 イ・ファシンは乳がんがわかり、
女性に混じって治療が始まる…という設定で
いろいろ考えさせられることが多いドラマですが
湿っぽいドラマではなくて、明るいラブコメディのドラマです。
そのドラマの第18話の中に
とても良い言葉がありました。

その言葉は長期入院のため、院内学級に通っているこどもたちと
とても重なる部分があります。

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「感嘆符の葉っぱを増やす生活」
(韓国ドラマ『嫉妬の化身』から考える)
http://www.lana-peace.com/1/1-1-100.html

2017年09月13日

湘南モノレール 500形車両 運転操作疑似台(神奈川県藤沢市ー鎌倉市)

神奈川県藤沢市と鎌倉市を走る湘南モノレール。
こちら、湘南江の島駅の券売機の横にあるコインロッカーのお隣に
モノレール500形車両の運転操作疑似台がありました。

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昭和63年、可能な限りノイズをカットされて登場した車両だそうです。

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そして運転台の前には運転した時に見える
湘南モノレール沿線の風景が映像として出されます。

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こちら1往復30分、場所の名前も書いてあるので、
初めての運転トライでも楽しいですね!

台の向かって左側にある黒い丸が付いているハンドルは
マスターコントローラー。

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こちら4段階に速度調節できるそうです。
また電車の前進・後進の切り替えも行うことができます。

台の向かって右側にあるのはブレーキ弁。
電車のブレーキをかけるためのもの。

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空気の力で車輪の回転を止めるそうです。
ブレーキ弁ハンドルを右側へ回す(手前に引く)ほど
ブレーキの力が強くなるそうです。

無料で楽しめる場所。
お得な1日券(大人600円・こども300円)を買って
湘南モノレール沿線の乗車を、何度もエンジョイして
疑似運転もできたら、もうきっとこどもは
わくわくですね。
江ノ島お出かけの際は、お勧めです!

2017年06月25日

自分が変える、自分の世界 ―自分が主体となる医療の在り方

自分で世界そのものを変えることはできなくても
自分の認識から生まれる世界を変えることはできるんだなあって
思うことがありました。

それは2017年6月23日配信のしあわせ患者学研究所
高宮潤子さんのポッドキャスト。
第10回『医者と患者はコーチと選手』

潤子さんは過去、主治医選びにとても苦労されて
受診がストレスになったこともあったそうです。
でも今は医師の診察を受けるのが
楽しくて、待ち遠しいと思うようになったそうです。
笑顔になれるって。

それは、なぜ?なぜ?

もちろん信頼できる主治医に出会えたということも
あるとは思いますが、
潤子さんの意識が変わったことが大きいようです。
自分が主体に変わっていったということ。
なりたい自分に向かって、そのためには
どんな医療のプロのサポートが必要か?

そういう意識で、医師を選び
病院に向かうようになったそうです。


そしてもう一つ
治る病気なら、治す。
では現代医学ではまだ、完治に至らない病気なら…?

そこで諦めて自暴自棄になるのではなくて
どういう状態なら自分がハッピーか?
そう考えていくこと。
そういう潔い意識の切り分けが
できるようになったことが
笑顔が増えるとても大きな原動力に
なったのだろうと思います。

潤子さんが自己免疫性疾患を発症されたのは大学生の頃。
受診の時に笑顔が増えたのが数年前ということは
もう20年近く、苦しい時期が続いていたってことだなあ…
それは本当にどんなに大変だったことだろう。

でもそういう時期を経たからこそ
自分で見つけた道は
自分にとって揺るぎなく開かれた道なんだと思う。
それに、自分の選択した道は
それを苦労と思うのではなくて
自分のなすべきこと、って当たり前のように
受け止められるのかもしれない。
たとえ、どれほど困難が伴うとしても。



詳しくはこちらをどうぞ。


しあわせ患者学研究所 高宮潤子さん
2017年6月23日配信ポッドキャスト
第10回『医者と患者はコーチと選手』

2017年06月21日

日光を求めて伸び行くゆりの姿 ―ところざわのゆり園から考える

2017年6月中旬、埼玉県所沢市にある「ところざわのゆり園」に
行ってみました。敷地面積約3万平方メートルに約45万株もの
ゆりが植えられているそうです。
日陰近くのゆりたちは、
一斉に太陽の方向に向かって咲いていました。
何だかその姿は健気だし、
そしていろんなことを教えてくれるようでした。

詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「日光を求めて伸び行くゆりの姿」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-099.html

2017年06月18日

ヘルパーさんがもたらす幸せ

誰かの助けを得るって、
実は何となく気が引ける人もいるかもしれない。
なかなか一歩踏み出せないかもしれない。
でも、その一歩によって得られるものは
生活の便利さや快適さだけでなく
心の中の新風かも知れません。

「しあわせ患者学研究所」の高宮潤子さんのポッドキャストを聴いて
そう思いました。
潤子さんは身体が思うように動かなくなって6年目に
介護保険のシステムを使って、
ヘルパーさんをお願いするようになったそうです。
それまではヘルパーさんにお願いすることに対して
どうもためらいがあったようなのだけど
実際利用するようになってからは、
自分らしい生活が誰かのサポートによってできる嬉しさを
ひしひしと感じられるようになったそうです。

そして潤子さんのご主人も
自分が外に仕事に出ている間、
奥様がどう過ごしているかなって気がかりな時に
信頼できるヘルパーさんが奥様の元にきてくれることに
とっても安心感を感じるのだそうです。


潤子さんは、ヘルパーさんのサービスを利用して
共に生きる仲間というつながりを感じられて
ヘルパーさんが来られるのが待ち遠しいと思うようになったそうです。
いくらネットや電話があったとしても
どうしても外出の機会が減ると
人との直接の出会いが減ってしまいがちだものね。


そういうヘルパーさんとの出会いはとても貴重ですね。
快適に過ごせて、心に余裕が生まれてくると
何かチャレンジしたいと思える気力や体力が
自分にも湧いてくる。
それはますます貴重な宝物!




詳しくはこちらをどうぞ。
しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんポッドキャスト
2017年6月2日 第六回『ヘルパーさんとの楽しい生活』

2017年05月31日

最新の医学の知見の恩恵に、広くあずかれるために

講演会でよく「写真撮影・録音お断り」って
事前アナウンスがあるところがありますよね。
確かに演者の写真を何か勝手に「悪用」したり
録音内容を「悪用」するのは良くないとは思いますし
アーティストのコンサートなどでは
あとで写真集やライブ盤として商品として販売されるから
もちろんそれは「やってはいけない」のだと思うけど。
でも、無料の講演会もそういうカテゴリーに
含まれてしまうのだろうか…?

こちらでご紹介したしあわせ患者学研究所の高宮潤子さんのポッドキャストによると
今春、潤子さんは第61回日本リウマチ学会総会・学術集会の市民公開講座に
参加されたそうです。
そこで講演開始前の例のアナウンスに疑問を持たれたんですって。

指の変形などでペンをもちにくい患者にとって、
「あーこれ、良い話だ、メモしなくちゃ!」と思っても
健常者のようにすらすらメモすることは難しいから
そのうち先生の話はどんどん進んで、肝心な所を聞き落してしまう、
そんなこともあるものね。

それに、こちら患者・付添者も含めて聴衆1,000人。
抽選で当選した人だけが参加できる、無料の講座。
リウマチの最先端の、日本のトップの先生方が
せっかく良い話をして集結しているけれど
「体調悪くて、福岡まで遠くて行けなかった」
「育児や介護や仕事があって、行けなかった」
「応募したけど落選した」
そういう人もいるしね。

そして、参加した本人も、もう1回あとでゆっくり
先生の話を繰り返して聞いて、
自分の励みにすることもできるしね。
言葉は、力になるものね…
特に不安な時。

講演に参加できなかった仲間も、録音内容なら
ベッドの中に居ても聞くこともできるしね。

潤子さんの話によると、その講演では
これからの生活や治療の選択肢として
希望が持てる話題が盛りだくさんで、
とても良い講演会だったようです。

いつか「この講演会どんどん録音して、患者の間で情報共有してください」
そんな太っ腹な講演会が増えたら患者にとってもメリット大きいのになあ。

そして先生にとっても、それは決して不利益ではなくて
「こんなに良い講演してくれるんだったら、ぜひうちでもお呼びしたいわー」と
問い合わせも来ると思うんだけど。

そして今時、youtubeなど、動画が発達した時代
どこに住んでいても、身体がどんな状況であっても
皆が等しく、最先端の医学の知見の恩恵にあずかれるように
なれるといいのにね。

終わった講演会は無料動画として
映像・音声共にどこかのサイトに
私が知らないだけで、
実は公式にアップロードされているのかしら?
そうだったら良いのにね。

講演会、
誰のために開催するか?
何のために開催するか?
基本はやっぱり、そこ、なのかなあ。

ご主人と対談形式で交わされるその内容
潤子さんの博多弁もまじって
「そう、そう」って思わず聞き入ってしまうと思います。

詳しくはこちらをどうぞ
しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんポッドキャスト
2017年5月12日 第三回『リウマチ学会の市民講座に行ってきました(番外編)』

「おしゃべり力」よりは「観察力」

未来の医療従事者になろうと学んでいる学生さんたちの中で
患者との対話、で悩む方は多いかもしれませんね。
先日
こちらでご紹介した
しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんのポッドキャストでは
「おしゃべり力」よりは「観察力」を
しっかり身につけてほしいってお話がありました。

無駄にペラペラしゃべれば良いってものではなくて
朴訥だけど、きちんと仕事をしながら
患者本人が自分では気づかない前回と今日との比較を
プロの視点でしっかり見つけ出して
それを言葉にして、表現してくれる。
そういうところに医療従事者に対して
安心感や信頼感が生まれてくるのだと
語っていらっしゃいました。

確かにその通り。
医療や看護や、何か施術を受ける時、
その時、私たちは単におしゃべり相手を求めているのではなくて
その背景にある専門知識に基づく判断や行動を
大いに期待しているのだものね。


病気のこどもたちと関わる医療従事者も
そういう基本的なことがきちんんとおさえられた人ばかりだといいですよね。
特にこどもは自分で何か異常を訴えるのではなくて
周りの大人が気付かなければ、どうにもならないから。
そして、そうした基本があったうえで、おしゃべりで楽しい時間が過ごせたら
こどもたちにとっては、施術がもっともっと楽しい時間になれるんだけどな。

詳しくはこちらをどうぞ
しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんポッドキャスト
2017年5月19日 第四回『おしゃべりが苦手な学生さん』

2017年05月18日

変わりゆく力を信じてみよう(光が丘のイチョウ並木と練馬白山神社のケヤキ)

今年1月、Lana-Peaceでご紹介した
東京都練馬区光が丘のイチョウ並木(※)(「樹齢100年以上のいちょう並木」)と、
練馬白山神社のケヤキ(充電できる癒しの場所「時を超えて生きる力を宿す大ケヤキ」)ですが、
5月になって、緑の若葉がたくさん生い茂るようになりました。
どちらも古木ではありますが、お元気お元気。
イチョウは樹齢100数十年、ケヤキは樹齢7-800年。

そうした姿を見ると、目には見えていなくても
内に秘めた力を信じるって大事だなと思いました。
それはたとえば病気のお子さんの回復を信じることにも通じます。

※イチョウ並木
大江戸線光が丘駅を出て、光が丘公園に向かう途中
ショッピングセンターIMAとマンション群との間にあります。



詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「変わりゆく力を信じてみよう」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-098.html

2017年05月03日

しあわせ患者学研究所 高宮潤子さん (ポッドキャスト)

風邪のようにすぐ治るものならいいけれど
ずっと長く付き合っていかなくちゃいけない病気って
本人にとっては辛いし、
いろいろ苦しいこともありますね。
でも、その中から気付きを得たり、
新しい自分の可能性を見つけて挑戦している
素敵な女性がいます。

若い頃は報道の世界にも身を置かれていましたが
今はジュエリーデザイナーやセラピストの領域で
活躍されている高宮潤子さんです。

大学生の頃に見つかった自己免疫性疾患、
それからもう20年以上の年月が経ち、
その間にはいろいろな葛藤があったと思うけれど
今の彼女はキラキラしています。
もう何年も前からのおつきあいなのだけど
以前のキラキラは純粋なキラキラだったけど
今の彼女のキラキラは、年を重ねたことによる
深みのあるキラキラに変わっています。

先日、ポッドキャストを始めたと
連絡がありました。
「しあわせ患者学 研究所」です。
患者学、っていろいろなところで登場する言葉だと思う。
でも彼女が追及するのはただの「患者学」ではありません。
「しあわせ患者学」です!

人はただ生きて、生かされているのではなく
しあわせになることが、
その人にとって何より!だものね。

ポッドキャストはこれからコンテンツを増やしていかれる予定です。
彼女の実体験、実生活から得た
様々な思い、発見、気付き…
それらは、学者さんたちが書くような
病気や福祉や人生に関する本なんかとは
全然違う、迫力があると思います。
それを軽やかに、多くの方の心に届くような
やさしい言葉で伝えていける。
それが彼女の強みです。

お仕着せの治療をただ享受するのではなく
自分が治療を選んで、自分の人生作り上げていく
それが彼女のやり方です。
容易に治るようなものではない病気があっても、
それと共に生きていくってどういうことなのか
正直な気持ちがこれから語られていくと思います。

病気を患っている人たち
きっと「ああ、そうだなあ」って同じように感じることもあると思います。
ベッドの上で、自分の人生先が見えなくなって途方に暮れている思春期さん
これから潤子さんのポッドキャストをちょこちょこ聞いてね。

そしてこれから患者さんが何とか幸せになれるように役に立ちたいと
勉強に励んでいる医学、看護、医療、福祉の学生さんたちにも
聞いてほしいなあって思います。

しあわせ患者学研究所 高宮潤子さん
http://hphpjp.com/
http://hphpjp.com/podcast/

2016年08月11日

選択を正解にするための努力 ―韓国KBSドラマ「ラスト・チャンス」より考える

病気の治療の中で一番厄介なものは、
なかなか治らない病変部ではなくて、自分の心かもしれません。
自分の選択に悩む方も多々いらっしゃると思います。

そういう時に「思い出してほしいな」って
思える素敵な言葉がありました。
先日、観たある韓国ドラマの中に。

2015年KBS制作のドラマ「ラスト・チャンス」
〜愛と勝利のアッセンブリー〜の第二話です。

 演出 ファン・インヒョク、チェ・ユンソク
 脚本 チョン・ヒョンミン

政治と治療、全然関係ないけれど
でもそこに出てくるセリフの中に
真理だなって思える言葉が出てきました。

「あの時、ああすれば、こうすれば…」
そんな思いが湧き続ける時は、
まずは「選択を正解にするための努力」が
きっと自分を助け、支えてくれる力になってくれます。



詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「選択を正解にするための努力」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-092.html

2016年03月08日

辛さから思慮深さへの醸成  〜棋士 村山 聖氏〜

棋士 村山聖氏についてこちらでとりあげましたが
今日は思春期の青年聖さんが、直面した難題に対して
どう道を切り開いていったのかについて取り上げたいと思います。
それは病気であるかどうかを通り越して、
一人の人として、見習うべきところが大きいと思うのです。

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「辛さから思慮深さへの醸成」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-086.html

2016年03月07日

水滴の音と共に耐え、近づいた夢  〜棋士 村山 聖氏〜

幼い頃から病気だと、親御さんはお子さんのことを
不憫に思うことが多いかもしれません。
でも、人はたとえ幼い頃から逆境にあっても、強く成長していけるのだと
信じられるお話を今日はご紹介したいと思います。
将棋の世界で生きた棋士の村山聖(むらやま さとし)氏のお話です。


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「水滴の音と共に耐え、近づいた夢」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-085.html

2016年02月15日

葛西臨海水族園 大人のお散歩 その3 鳥類園と梅

病気のお子さんがお出かけするときに
親御さんもいっしょにエンジョイしましょう!
その第3弾。

葛西臨海公園の中には水族園と鳥類園がありますが
鳥類園は全員「無料」です!
ケージがあるわけではなくて、自然の風景の中に
鳥たちが住みやすい環境の工夫がされているところで
その合間を縫うように、舗装した道が整備されています。
ベビーカーや車椅子でお散歩したい方は
とてもおすすめ。
時々、パークトレインが走ります。
こちら葛西臨海公園の中を巡る乗り物。
3才未満の方と、障害者手帳をお持ちの方(介助者含む)は
無料だそうです。
一般の車が入りませんので、のんびり広々、お散歩できますね。

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白梅と紅梅がきれいに8分咲きといった感じでした。

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こちら鳥類園内にあるウォッチィングセンターでは
双眼鏡やルーペを無料貸し出ししてくれるそうです。
そして職員さんたちの鳥たちへの愛情が感じられるような
手書きのいろんな情報も満載。

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カモたちものんびり日向ぼっこして

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整備された道の周りは背の低い林のようになっています。
遠くに見えるウォーターフロントの風景と
空を飛ぶ飛行機の姿で、
海風と共に気持ちも晴れ晴れ。

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水族園に比べると(敷地も広いせいか)ぐっと人も少なくて、
静かに散策したい方にはお勧めです。

葛西臨海水族園 大人のお散歩 その2 淡水生物館

病気のお子さんがお出かけするときに
親御さんもいっしょにエンジョイしましょう!
その第2弾。

葛西臨海水族園のうち、
水族館の方は人の数がすごく多いのですけど、
別館になっている淡水生物館は「え?」と思うくらい
静かで、ひっそりしています。

そのせいか、ゆっくりのんびりしたいときは、
こちらお勧めです。

自然の一部を水槽代わりに利用しているところがあるのですけど、
その断面をガラス越しに見ることが出来ます。
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身動きしないお魚が、たくさん!
微動だにしないお魚たちを見ていると、
すごく不思議な感じがしました。
お魚たちが、何かを全員一斉に聞くために
耳を澄ましている感じ。
そこはまるで魚の王国といった感じでした。

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そして段差のために水流の勢いがあるところは

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水の下は断面から見ると、こんな風になっているんだなあって。

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普段目にしない世界を見ると、
自分の知らないことって、本当に実にたくさんだなあと
改めて気付くきっかけになります。

葛西臨海水族園 大人のお散歩 その1 桜

病気のお子さんがわくわくする気持ちになれるお出かけは
親御さんにとっては、いろいろ大変な所もありますが
でも、せっかくなので大人もエンジョイしましょう!
家の中や病室の中だけでは味わえない
新しい発見を見つけることは、
大人だって、わくわくするものね。

その1 桜
JR葛西臨海公園駅を背に、水族園方向に向かって南下すると
陸橋を渡る手前、左側に数本、桜の木が植えられていました。
ピンク色が濃い目の桜です。

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まだ2分咲き程度でしたが、青空に映えてとってもきれい。

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昨日の春一番で、花びらが散ってしまったかもしれないけど…
まだつぼみや花びらが頑張っていたら、
ちょっと気の早いお花見ができますヨ!

葛西臨海水族園 小学生以下無料! お魚いっぱい

先週木曜日に葛西臨海水族園に行ってきました。
祝日だったからか、ものすごい人の数。
小学生以下は無料、という点も大きいですね。

水族園に入る手前のゲートでは
車椅子の貸し出しも行っているようです。

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その奥には授乳室、AED、コインロッカーがありました。
普通、水族館の中って建物の中だからあたたかいけど
葛西臨海水族園ではこの場所から、
券売機の場所、そして実際の水族館内入口まで
屋外を歩く距離が、結構あります。
また水族館内には、途中、オープンエアの場所もあります。
(ペンギンさんのコーナー。広いし見どころいっぱい。)
だから冬の来館でここで上着を預けてしまうと、
途中寒くなるかもしれませんね。

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そしていよいよ、入場はこんな感じ。

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こちらイルカとかラッコとかアシカとか
そういった生物はいないけど
実にたくさんの魚の種類でそれも驚きました。
そして結構水槽がきれいです。

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ここでたくさん写真を撮ってきたので
これからいろんなお魚、けいこかふぇでご紹介しようと思います。

さて葛西臨海水族園、水族館としての楽しみだけでなく
大人の遠足にもいい感じなので、次のページでいくつかご紹介いたします。

2015年12月27日

無料なのにレッサーパンダやオオアリクイ、プレーリードッグに会える江戸川区自然動物園!(行船公園内・東京)

昨日、江戸川区北葛西の行船公園に行ってきました。
こちら昭和8年に地元の個人の方が公園用地として、
東京市へ寄付されたものが、昭和25年東京都から江戸川区へ委譲され、
その後、公園として計画整備されたものなのだそうです。
広々した敷地。すごいことだなあ。
そしてその公園内にある江戸川区自然動物園はなんと無料!
無料といってもすごく本格的です。
本当に無料でいいの?ってこっちが心配するくらい。

レッサーパンダ、オオアリクイ、
オグロプレーリードッグ
ベネットアカクビワラビー、ハイイロリス
フンボルトペンギン、オタリア
コモンリスザル、クモザル
そのほか、いろいろ…。
オーストラリア政府認定動物園(1989年, 認定番号AI 370 Z157)にも
なったそうです。

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正門入口横には無料のベビーカーも用意されています。

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そして看板しかなかったけど、去年は「どんぐりポスト」が設置されて、
どんぐりが60キロも集まったのだとか!
(リスが食べきれないほど集まったので今年は設置されていない)

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何か動物のエサを人工的なえさだけに頼るのではなくて、
自然の中にあるもので、気に留められなかったら
踏みつぶされたり、土の中に埋まってしまうものを
こうして活かされるのってなんだかいいですね。
こどもたちが「リスさんのために!」って
どんぐりを探しながら、自然の中で、
いろんな小さな命に目を向けるっていいことだなあ。

ちなみにハイイロリスは
去年のみんなのどんぐりのおかげなのか
元気いっぱいでした!

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そして動物園内はとてもきれいにお掃除されていて
職員さんの動物への愛情がすみずみまで、行き届いている感じ。
手作りのこうした説明や、食べ物クイズとかたくさんあります。

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無料だからといって狭いところに動物が押し込まれているのではなくて
結構広々。木登り大好きなレッサーパンダのスペースは大きな木も!

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うさぎやモルモットを抱っこできる触れるふれあいタイムとか、
こどもたちがたくさん集まっていました。

そしてペンギンの説明を飼育員さんがされた後
特別に触っていいですよ!ってことで
「だいず君」登場
はしゃいだたくさんのこどもたちは列になっていました!
※なぜかここのペンギン、食べ物の名前が多くて
「きんとき」「だいず」「ひじき」「はんぺん」「ちくわ」「そらまめ」
 そういう名前がついてます。

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江戸川区自然動物園の南口は棒茅場通りに面したところ。
入口はこんな感じ。

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船堀街道の正門から入るとこんな感じ。

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高低差がないフラットな動物園で、規模もそんなに大きくないので
病気のこどもたちも、きっと楽しく回れると思います。
お近くの方は、ぜひ足を運ぶと良いなって思います。
ここでかわいくて楽しい動物や鳥たちの写真をたくさん撮ることができたので
また順に「けいこかふぇ」でご紹介したいと思います。


そして動物園の道を挟んでお隣は平成庭園。
こちら、ぐっと雰囲気変わって大人の静かな散策にも、
もってこいの日本庭園。大きな池を囲んだ美しい場所です。
静かにぼーっとひなたぼっこしていたら、
突然、素人俳人になって一句浮かんできそうな。

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2015年11月17日

こどもたちも動物園へ行こう! ベビーカーを利用しよう(横浜・金沢動物園)

金沢動物園では、動物園券売機の右にある動物園入口
「トンネルゲート」でベビーカーを
無料貸出をしているそうです。

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2015年11月15日

蝶に重なるこどもたち 〜横浜で見た美しい光景〜

さきほどご紹介した
羽の欠けたアゲハチョウのことですが、
漢字のわかる小学校高学年以上向けに
こちらに詳しく書きました。

傷ついた羽でパタパタ羽ばたこうとし、
自分の力で、ランタナの花の蜜までたどり着こうとする姿は、
なんだかとても崇高でした。
いろんな病気や障害を抱えながらも
頑張っているこどもたちの姿と重なります。

もしかしたら、あのアゲハチョウは
何かを教えにきてくれた、
天使だったのかなぁ…なんて。
まだ横浜の空をパタパタと飛んでいるかな?
元気に過ごしているといいな。



Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「傷ついた羽で飛ぶアゲハチョウ」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-084.html

2015年11月11日

生まれる前の記憶〜雲の上で引き受けた人生〜(生まれる前の記憶を語るこどものお話から考える)

2015年秋、生まれる前の記憶を持つお子さんご本人から、
直接お話を伺う機会がありました。
その記憶とは、輪廻転生といった考え方の中で、
今世の一つ、二つ前に別人として生きていた当時の記憶ではなく、
今世で生まれる前、まさに準備期間中にあたる記憶です。

お空の雲の上のおうちでお世話係と一緒に楽しく過ごし
雲の上から親を選び、
神様に「病気を抱えて生まれてくること」を告げられたけど
「それでもいいよ」と承知済みで生まれてきたこと…。

それを聞いて、考えました。
病気のことは承知済みで、
それを丸ごとひっくるめて、自分がどう生きていくのか…
「それ」が、今世の人生で、人それぞれ考えて、
実行すべきことなのかもしれないと。

そして私はそのお子さんに
心からの感謝の気持ちでいっぱいになりました。

病気とともに生きていくことに、たとえ大きな苦労があったとしても、
それを乗り越えようとする力を
人はそれぞれ持って生まれてきたことに、
気付かせてくれたから。


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「雲の上で引き受けた人生」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-083.html

こどもたちも博物館へ行こう! ウォーターサーバー(ソウル・国立中央博物館)

広い博物館をぐるぐる廻ると、のどが渇く時もありますね。
ソウルの国立中央博物館はところどころに
ウォーターサーバーが!
この写真は展示室入口にあったウォーターサーバー。
横に折り畳みの紙コップが用意されています。
もちろん、館内には伝統茶のカフェもあるけれど、
カフェはまた後でゆっくりと。
「ちょっとだけ」飲みたいときには、ウォーターサーバー便利です。
ウォーターサーバーの前で飲んで、
ウォーターサーバー横のごみ箱に捨てて
展示室へGO!

すごく、気が利いている博物館。

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2015年10月24日

おうちできょうだいの帰りを待っているこどもたち

入院している病気のお子さんのことは心配だけど、
おうちで待っているごきょうだいのことも
同じように心配ですね。

先日、お話をうかがったご家族
小学生のお姉ちゃん、本当に頑張っているんだなあって思いました。
妹が遠い病院に入院して
両親揃ってお姉ちゃんのそばに入れない時間が増えた時、
学校の担任の先生への信頼が
お母様の心の支えになっていました。
こどもたちが1日の中で多くの時間を過ごす学校の役割って
すごく大きいですものね。
そこのご家族、担任の先生に本当に恵まれていて
お姉ちゃんの寂しい気持ちを、先生がしっかり受け止めてくれていました。

お見舞いに行ったり、お見舞いのお手紙を書いたり
そういうことだけが、病気のこどもたちを励ますことではありません。
入院したきょうだいの帰りをおうちで待っているこどもたちが
少しでも心の安定が得られるように支えていくことは、
病気のこどもの支援につながる1つだと思います。

お姉ちゃん、よく頑張っているね!
そしてお姉ちゃんの担任の先生、ありがとう。
Kちゃん、ゆっくり、しっかり元気になって
お姉ちゃんのところに帰って、また楽しく一緒に遊ぼうね!

2015年10月13日

ソウル仁川空港 こどもも大人も使えるトイレ

韓国 ソウルの仁川空港の到着ゲートのトイレに注目!
大人用の便器の上にこどもサイズの便器の腰掛部分が
便器の蓋と一緒についていました。

これだったら、ちいさいこどもも、
落ち着いておトイレできますね。

こども用の便器を作らなくても、
成人用にちょっと一手間加えるだけで、
誰でも便利に使えるって、公共の施設ではとても大事と思います。

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2015年10月11日

羽田空港 ベビールーム

ソウルから帰国時、羽田空港の到着ゲートの
多目的トイレのそばにベビールームがありました。
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ゾーンとしては3つ。
左側におむつ交換・1組の授乳用の椅子と台、
その奥にアコーディオンカーテンで仕切った椅子と台、
そして右側にミルクを作る給湯設備。

まずは手前の左側。
おむつ交換台と椅子と台があります。

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でも、何かこう、不自然な感じがするのです。
このベビールーム、何もない空間は結構あるのに
壁際のおむつ台の隅に押し込まれるように
椅子と小さな台が置いてあるので。

ベビールーム自体ここは比較的広いのだから、
ママバッグを置いて広げることができる大きな台と
ママのゆったりしたソファーのような椅子があるといいのにね。

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アコーディオンカーテンで仕切られたところには
椅子と台のセットもあります。
まあ、圧迫感はあるかもしれないけど
もし2組別の親子が同時にベビールームを利用していても
大丈夫ですね。

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小さい子用の椅子も壁際にあるので
授乳必要な赤ちゃんと年子くらいのお兄ちゃんお姉ちゃんが
いらっしゃる場合は、椅子に座ってもらえば
目が届きますね。

ミルクが作れるように給湯設備もあります。
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せっかく「日本」の玄関口になる国際線到着のベビールームなのだから
もうちょっと、日本らしさがあってもいいな。残念。
「和」の文化が感じられるようなものと共に
赤ちゃんとパパママへの思いやりが感じられるようなもの。

たとえば畳スペースがあるとか。
狭い飛行機の座席で、赤ちゃんが大声でなるべく泣かないようにと、
周囲に気を使って、ママやパパ達は神経ピリピリしていたはず。
(赤ちゃんが泣くことは、当然のことだけど、
 いろんな反応をする人がいますものね)
そんなママ、パパたちがベビールームの畳スペースなどで
ゆっくり背中や足を延ばせることができたら、いいのにね。
それが授乳やおむつ交換の時、たとえたった10分だったとしても、
家に帰るまでとか、乗継で別の目的地へ行くまでの気力の補充に
少しは役立つと思うんだけどなあ。

羽田空港 多目的トイレ

先日、成田空港の多目的トイレ補助犬トイレ
ご紹介しましたが、
今日は羽田空港の到着ゲート付近にあった
多目的トイレのご紹介です。

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入ると向かって左側におむつ交換台があり
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手洗い場を挟んでそのお隣には
オストメイト(人工肛門・膀胱などのパウチを利用されている方)の
利用しやすいシャワー水洗がついていました。
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簡易的でいいから、椅子がここにあると背の低い人や
脚力が弱い人にもいいのにね。

そしてそのお隣にはトイレがあります。
成田空港の多目的トイレのごみ箱は
足踏み式だったけど、
こちらのごみ箱なら、車椅子だけど自分でごみを
処理したい人には向いていますね。

トイレには背もたれもついていますので
上半身が不安定になりやすい方には、落ち着けると思います。
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そしてそのお隣には常設式のベッドが。
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飛行機の中のトイレはどうしても窮屈だから
飛行機から降りて、ゆっくりきれいにできれば、
おうちに帰る時も気分がすっきりできるね。

2015年10月10日

成田空港 礼拝室 

成田空港本館70番ゲートのそばには礼拝室がありました。

こちら案内板には
「祈り、祈祷、黙祷、瞑想、思索、物思いなど、
静謐な環境の下での精神活動のために
どなたでもご利用いただけます。」と記されていました。

なるほど…お祈りだけでなくて、瞑想、思索、物思いも?

靴を脱いで入るようになっていて、
中では10畳(?)くらいのスペースがあります。
簡易移動式のパーテーションもあるし
天井に方角案内が描かれていたり
手足?を清めるための場所も用意されていたり
静かに椅子に座って祈れるように、椅子と机もあったり

いろんな方に利便性が図れるようになっていました。

祈りは場所を問う必要はないけれども
やっぱり、がやがやしたところよりは
静かな方が雑念が取り払われて落ち着きますものね。

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2015年10月09日

成田空港 多目的トイレ(折りたたみシート) 

成田空港本館70番ゲートのそばには
TOTOのパブリック用折りたたみシートが設置された多目的トイレがありました。

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こちらの製品、TOTOのカタログを見ると、
シート部サイズは長さ1.5メートル、幅60センチあるようなので
赤ちゃん用のおむつ交換ベッドは使用できないけれど、
おむつ交換が必要なんだけど…というお子さんにはぴったりですね。

シート部高さは50センチで、車いすから移る時も介助者の方の負担が
少なく設計されているようです。

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いろいろな処置などが必要で、プライバシーを守れる
十分なスペースを必要としているお子さんにとっては
役立つスペースだろううなあと思います。

でも汚物入れ兼ごみ箱は蓋が足踏み式。
これ、車椅子だけど何もかも自分で全部やろうとしている人には
不親切なごみ箱なのではないかなあ…と思うのだけど。
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2015年10月08日

成田空港 補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)トイレ

病気があっても、空港を利用した旅に出ることは
きっとワクワク楽しい気持ちにれますよね。
成田空港で「補助犬トイレ(盲導犬・介助犬・聴導犬)」を見つけました。
車いす対応のトイレは知っていたけど
補助犬対応のトイレは初めて知りました!

こちら解説板によると、利用の際には、
最寄りのご案内カウンターまたは書かれている電話番号へ
連絡が必要とのこと。

成田空港70番ゲートのそばにありました。
(他にもいろんなところにあるかもしれないけれど
 私の出発ゲートが70番だったのでそこしかわからないです)
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解説が書いてありましたが
ちゃんと点字の解説付きです。
そして、解説は上の壁の高い位置から書いてあったけど
点字は触りやすいように、手の届く比較的低い位置から
書き始めてありますね。
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中の見取り図はこんな感じ。
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設置されているのは汚物流し、トイレットペーパー、ペットシーツ、
ゴミ箱、リードフック、手洗い器、ペーパータオルです。

いつもこどもたちを助けてくれるワンちゃんと一緒だったら
旅ももっともっと楽しいね!

2015年09月10日

「たいせつな一日である起き出して外の空気をはりたおす」 歌人 山崎方代作

神奈川県鎌倉市瑞泉寺の山門を入ると左側に大きな鐘(錦屏晩鐘)があり、
そのすぐそばに歌碑がありました。

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「手のひらに 豆腐をのせていそいそと いつもの角を曲がりて帰る」

何だかそのほのぼのとした情景が詠みこまれたこの歌、
歌人 山崎方代氏の歌です。

方代氏は戦争により、中途失明されたそうで(右は全盲・左は0.01)、
いろいろと苦労は絶えなかったようです。
そして時には孤独や寂しさが自分を押し潰しそうな夜もありました。
でも、方代氏は必ず夜が明け、朝の空気に触れると
気持ちを変えていかれたのです。
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たいせつな一日である起き出して外の空気を
はりたおす

引用文献:
山崎方代(1981)『青じその花』かまくら春秋社, p.154
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方代氏の生き方や考え方を知ると、
人はどんな状況でも考え方次第で、自分の人生を作り出していくことが
できるのだなあと思いました。

詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「あなたひとりのために」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-082.html

2015年06月26日

病気でもおでかけしたいね!こどもが楽しめる「ヨコハマおもしろ水族館・赤ちゃん水族館」

こどもたちと一緒にお出かけするとき、
雨降りの時期は、なかなか大変ですね。
そんな時、雨でも晴れでもいつでも楽しい場所のご紹介です。

今年の2月に訪れて、良かったなあと思ったのが
横浜市の中華街にある
「ヨコハマおもしろ水族館・赤ちゃん水族館」です。
水族館は数あれど、ここの水族館は
こどもが楽しめる工夫に特化されているところ。
大きい水生動物はいないけど、
その分、展示方法が工夫されていて
小さな命が元気いっぱい過ごしているのを
よくみることができます。

そしてここはお魚たちの赤ちゃんばかりを集めた
コーナーも充実。水族館の奥の方にあります。
そこはまるで保育園のようで、
靴を脱いだ後、入ったスペースは、
きっとこどもたちが楽しく過ごせるはず。

病気のために、保育園に入れないで
病院やおうちで過ごしているこどもにとっては
きっと、すごくわくわくする雰囲気を味わえますね。

滑り台やジャングルジムもあるし
歩き疲れた大人もこどもも、座ってゆっくり
休みながら、楽しむことができます。

滑り台の下のスペースも
小さなお魚がいっぱい。
ふだんだったらパパやママに
抱っこしてもらわなくちゃ、お魚を見れないこどもたちも
自分の目の高さで、見ることができます!

横浜中華街の善隣門から入ったら直進して何軒か過ぎると
右側に「チャイナスクエア」というビルがあります。
そのビルの3Fです。
道の向かい側は萬珍楼があるので、すぐわかると思います。

大きな水族館ではないけれど、趣向が凝らされていて
その分、こどもの集中力も続くはず。
いつもと違う水族館の楽しみ方もきっとできます。

中華街でランチやディナーを召し上がる時、
お子さんと一緒にぜひ、訪れてみると、
小さな命に感動します!

そこで見たお魚の紹介も、けいこかふぇで行っていきますよ。

入口はこんな感じ
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お魚の赤ちゃんを集めたミニミニ水族館はこちら!
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楽しいスペース
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滑り台の下もお魚が!
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はしごよじのぼれば、こどもが自分で見れるね!
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2015年05月15日

病気や障害を伝えることの意味〜親にとって、子にとって〜

お子さんの病気を、本人にどう伝えるのか。
それは親にとって悩みどころだと思います。
その理由は、告知をしたことによって
お子さんの心の中に何かひずみが生まれてしまったら、
どうしよう…そういった懸念があるからかもしれません。
それでは、お子さんの立場から考えると、
告知とはどういうものでしょう。

先日読んだものの中で、お子さんご本人が、
病名告知をどう捉えているのか綴られた良書がありました。
その方だけでなく、きっと多くのお子さんの気持ちを
代弁しているものだと思いますので、
ご紹介したいと思います。

詳しくはこちらに書きました。

Lana-peaceエッセイ
家族の気持ちが行き詰まった時 
「病気や障害を伝えることの意味
 〜親にとって、子にとって〜」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-046.html

2015年05月05日

「おからと梅がつなぐ夢」

「おからと梅」と聞いた時、多くの方は健康に良さそうな
和食のメニューが思い浮かぶのでは…。
でも実はこれ、すごい抗菌力の歯磨き粉の成分だと知ったら?

たまたま売店でみつけた歯磨き粉のサンプル、
すごく使い心地が良かったので、HPで詳しく調べたら
その成分と販売形態がたいへん優れているので、
今日は株式会社トライフ社の「オーラルピース」を取り上げたいと思います。

こちらに含まれているネオナイシンは、
なんと、おからの中の乳酸菌が生み出すナイシンAという物質と、
梅エキスを独自の比率で配合されたものだそうです。
ナイシンAの研究を長年進められていた、
九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門の園元謙二教授が、
福岡産の豆腐のおからの中から、ナイシンAを作り出す能力が
極めて高い乳酸菌を見つけ、更なる抗菌力のアップに
配合された梅エキスのおかげで、このオーラルピースは
虫歯菌や歯周病菌、黄色ブドウ球菌まですごい効果です。
こちらのデータをみて驚愕。恐るべし、自然の偉大な力。
歯磨き粉として利用するだけでは実にもったいないなあ。
スプレータイプとジェルタイプがあるので
他の領域にも活用できないのかなあ。
口腔粘膜に使えるってことは、とてもとても安全。
難渋する頑固な感染症で困っている
重症な病気のこどもたちのケアのために、もっと使えないかな。

天然成分100%の安心と安全性。
産学協同の日本の力ってすごい。
こんなに優れたものがあるんだったら
ぜひ日本ブランドで、海外にも紹介されるといいと思う。

そしてこの商品は製造、PR、出荷、配達…さまざまなプロセスで
心身の不自由な方たちが仕事として参加されているのです。
商品自体のクオリティもすごいけど
商品を世に送り出すそのプロセスが実にすばらしい!
病気であっても、自分の能力を活かして参加できる仕事に従事する。
働く喜びは、自立した生活にもつながっていきます。

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詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「おからと梅がつなぐ夢」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-078.html

今日は「こどもの日」だけど
この歯磨き粉のおかげで
こどもがやがて大きくなってどう生きていくか
そんなことを考えるきっかけになりました。

2015年05月02日

病気や障害があるこどもたちも動物園をエンジョイしよう「ドリームナイト・アット・ザ・ズー in Tokyo」

動物園とか水族館って大人の私でも「わー本物」と思って楽しいけど
こどもたちはきっと、もっと豊かな感性でわくわくするね。
そして、たとえ病気や障害があっても、
そんなわくわくを体験したいのは、みんな同じ。

今月、東京の上野動物園と多摩動物公園では
「ドリームナイト・アット・ザ・ズー in Tokyo」
というイベントを開催されるのだそうです。
これって、病気や障害をもつこどもたちやご家族が
通常の営業時間を終えた後の動物園で、
気兼ねなく楽しく過ごせるようにというイベントなのだとか。
私は今まで知らなかったなあ。
でもそういうのがあるって本当にうれしい!!

すべての動物園エリアが解放されるわけではないけれど、
飼育係の方のお話があったり、
動物のふれあいコーナーがあるそうですよ。

詳しくはこちらをどうぞ!!

日時: 2015年5月30日(土)17:30〜19:30
場所: 上野動物園と多摩動物公園
対象:「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」
   「小児慢性疾患受給者証」をおもちの方(当日、手帳か受給者証を持参)
    とそのご家族

葛西臨海水族園と井の頭自然文化園はは2015年9月に
開催する予定なのだそうです。こちらも待ち遠しいね。

こういうイベントはもっとたくさんあるといいなあ。

2015年04月12日

「どうせ」はポジティブな変化の始まり

先日、書棚を整理していたら、ずっと手つかずで眠っていた本がありました。
ポール・ギャリコの『雪のひとひら』(※)です。
私の記憶の中では看護学校に入学して、教科書一式を購入したときに、
心理学の参考図書として入っていたような気もするし、
そのあと自分で購入したような気もするし…。
詳細はよく覚えていないのだけど、
いずれにしても、ちゃんと読んでいなかったわけで、
20数年ぶりに本を開くこととなりました。

※ポール・ギャリコ著, 矢川澄子訳(1975)『雪のひとひら』新潮社

そこに登場する「雪のひとひら」と「雨のしずく」のやりとりは
治療がうまく進まなくて、
「どうせぼく(私)なんて…」と鬱々とした気分で過ごすこどもたちに
読んでほしいなあと思いました。

自分は卒倒しそうなくらい震え上がっていたときも
そこに自分の強さを見出してくれる人がいることを知ってほしくて。

詳しくはこちらに取り上げました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「どうせ」はポジティブな変化の始まり
http://www.lana-peace.com/1/1-1-077.html

2015年04月11日

病気でも旅に出ようよ! 便利なグッズ 乾燥わかめともずくスープ

病気を診断された時、食生活の中で意識するようになったのが
野菜、きのこ、海藻、乳酸菌なわけですが
旅先、特に海外では「海藻」はなかなか難しい…。
ということですごく役に立ったのがこちらの商品。

リケンの「ふえるわかめちゃんプレミアム」
ふえるわかめちゃんはいろいろあるけれど
三陸の「厚葉」という形容は、本当でした。
ペラペラではなくて、おいしい。

そしてクノールの沖縄産もずくスープ。
お湯を入れただけでも美味だけど、
これに三陸厚葉わかめをたくさん入れてお湯を注ぐと
アメリカ滞在中も、嬉しい海藻生活が実行可能。

どちらも超軽量で旅先にはもってこい。そして安心国産商品。
すごく便利でありがたいです。

そして改めて実感したのが
「がんによい食事」と言われているものは
日本にいたら、安価で気軽にスーパーで手に入るものばかり。
アメリカの人たちは大変だなあ。
そう考えたら、療養天国なのかも…日本って。

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2015年04月02日

病気でも旅に出ようよ! 便利なグッズ 乾燥ほうれん草(熊本県菊池郡 吉良食品株式会社)

病気を改善するために、食生活から何とかしようと頑張っているとき
外食の多い旅先では、いろいろ困ることってありますね。
たとえば、野菜。
どうしても糖質やタンパク質の多い食事になりがちです。
たとえばホテルのバイキング朝食も、日本のホテルに比べて
野菜の量がすごく少ない。
そこでどうしようかと出発前の準備のときに
スーパーでうろうろ探していたら
目に入ったのが、こちらの乾燥ほうれん草。
今まで、知らなかったのだけど。初めてトライ。

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乾物野菜といっても、旅先で手間や時間がかかるのは
ちょっとなあ…と思っていましたが、手軽に使えそうなので
買ってみたのです。

こちら、熊本県産のほうれん草を独自の製造方法で
熱湯による加熱処理が行われ、乾燥されているもの。
帰国後HPで調べてみたら熱風乾燥なんだとか。
フリーズドライのものより戻り方が遅いけど
熱湯で戻した時の戻りがよいとのこと。
確かにそうでした。戻したほうれん草の存在感があるというか。
ペラペラの破片のようなほうれん草っていう感じじゃなくて
ほうれん草だぞって、主張してるみたいな。

重さは30gなので、荷物の中でもまったく負担になりません。
お湯の中でうまく復活するので、すごく便利。
持参した即席スープの中にいれても、
おいしくいただけました。
お湯で戻した後、しっかり湯切りをしたら
現地のタイ料理のテイクアウト時につけてくれた
ピーナッツソース(大量!)と混ぜると、
即席ほうれん草のピーナッツソースあえのできあがり!
すごく感動。
このほうれん草、小さくカットされているから、
こどもたちもきっとOK

熊本県菊池郡の吉良食品株式会社の
「乾燥ほうれん草」
とってもいい商品と思います!

災害時の差し入れ食材としても、きっと活躍するものですね。

2015年01月24日

障害があっても、障害がなくても働く喜び

先日、銀座のスワンカフェとスワンベーカリーに行ってきました。
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こちら宅急便の生みの親である小倉昌男氏が、
心身の不自由な方も労働によって正当な賃金を得て、
社会に参加できるようにと発案し、ヤマト福祉財団と
ヤマトホールディングス株式会社が共に設立した株式会社だそうです。
その存在はちょうど1年前、たまたまクロネコヤマトのポイント交換で
いただいたお菓子の詰め合わせで知ることになり、
Lana-Peaceのエッセイ「クロネコの運ぶスワンの夢」でご紹介しましたが、
ついに1年越しの希望で行くことになりました。

とても素敵なお店です。
障害を持っていても一生懸命働いて、健康な方も、
そうでない方もそれぞれがお互いにうまくフォローし合っている姿を
見ていたら、なんだかじーんとしました。

人にはそれぞれ、個性があり、本分があるもの。
均一化を目指すのではなく、その人の良さと能力を存分に活かして
何か大きなものを作り上げる、そういう姿をリアルに目の前で見て、
すがすがしい気持ちになりました。

もちろんお食事も飲み物もおいしいし、居心地が良いです。
使っている食材も良質。
お手洗いも読書ができそうなほどきれい。
ベーカリーのパンも美味。
それは翌日時間が経っていただいたにもかかわらず。

スワンカフェとスワンベーカリー
一生懸命さと働く喜びが伝わって来る、銀座の素敵な場所です。
銀座にお越しの際はぜひどうぞ。 

詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「障害があっても、障害がなくても働く喜び」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-070.html

2014年12月25日

まだ知り得ない可能性 〜赤ちゃんの時に交通事故にあったとしたら(脳の可塑性)〜

脳のマップという考え方があります。
脳の中でどこの部分は何を担当するものですよ、と
脳をまるで都道府県別に塗り分けた地図のように考えること。

事故や病気でその地図の一部がダメージを受けたら
その部分が司る機能は、以前のように万全に働くことは
難しいでしょう。
でも、そうではないとしたら?

アメリカの精神科医 ノーマン・ドイジ先生の本の中に
登場するジョーダン・グラフマン先生のお話は、
生後7カ月の時に、交通事故にあった青年のこと。
人間の可能性はすごいと嬉しい希望を見出せるものでした。

グラフマン先生はアメリカのNIH(国立神経疾患・脳卒中研究所)の
認知神経科学部門で、前頭葉と神経可塑性について
研究されている方です。

詳しくはこちらに取り上げました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「まだ知り得ない可能性」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-069.html

2014年12月09日

怒りのエネルギーを成長に変える

お子さんの入院生活、自宅での療養生活が長びくと、
お子さんはその苛立ちや怒りの矛先を
ご両親に向けることがあります。
ご両親にとっては、悩みの種でしょう。

怒りはすごく大きなエネルギー。
だからこそ怒っている時は、チャンスです。

お子さんの身体の中にそれだけ
大きなエネルギーを生み出す力がある、ということを
意味するのですから…。
それを回復に向かうエネルギーに変えれば良いのです。

パトリシア・ノーリス先生の著作(※)の中に登場する
ホジキン病の少年トミー君の言葉にヒントがありました。

※パトリシア・ノーリス「癒しー子どもたちから学ぶこと」
 R.カールソン, B. シールド著, 上野圭一訳(1999)
『癒しのメッセージ ー現代のヒーラーたちが語るやすらぎと治癒』
春秋社


お子さんの秘めるエネルギーが、病気の治癒につながり、
人生を切り開く方向へと流れて行きますように。 

詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「怒りのエネルギーを成長に変える」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-068.html

2014年12月04日

病気の子どもが自信を持てる時

病気のこどもにとって、医師が提案した治療方針、
親が決断し、承諾し始まる治療の中には
「自分がどうしたいか」といったこどもの立場からの意思が
必ずしも反映されるものではありません。
自分の気持ちとはかけ離れたところで物事がどんどん決まり、
進んで行くことに対して、時には何か釈然としない思いを
抱えたままになってしまうお子さんもいます。
でも、もし自分の意思による行動が自分自身を良い方向へと
変える力になっていくと実感できたとしたら、
お子さんはどんなにか嬉しいことでしょうか。

アメリカのパトリシア・ノーリス先生は
患者さん本人が持つ自分の思考イメージによって、
本人の身体の仕組みを変えて行こうとする
「バイオフィードバック」に取り組む先生ですが、
ノーリス先生の本(※)にバイオフィードバックに取り組み
大きく変わった少女の素敵な言葉がありました。

※パトリシア・ノーリス「癒しー子どもたちから学ぶこと」
 R.カールソン, B. シールド著, 上野圭一訳(1999)
『癒しのメッセージ ー現代のヒーラーたちが語るやすらぎと治癒』
春秋社


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「変わった自分、好きになった自分」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-067.html

2014年12月03日

葉っぱ探しを通して気付くこと(L.ドッシー著『癒しのことば―よみがえる<祈りの力>』春秋社)

生まれつきどこか不自由なところがあっても
それを自分自身の一部として過ごしてきたお子さんが、
やがて保育園、幼稚園、小学校に上がるようになってくると、
いくらか事情は変わってきます。
自分を他のお子さんと比べるようになり、
また他のお子さんからその違いを指摘されることによって、
「どうして?どうして?」があなたに向けられた時、
胸が締め付けられる思いに駆られるかもしれません。
お子さんが納得できるような言葉を選ぼうと思えば思うほど、
言葉に詰まってしまうかもしれません。

そのようなお子さんやご両親にお伝えしたいお話を、
先日読んだアメリカの医師 ラリー・ドッシー先生の本(※)
の中に見つけました。
※L.ドッシー著, 森内 薫訳(1995)
 『癒しのことば―よみがえる<祈りの力>』春秋社

読者の方からドッシー先生に送られたお手紙のお話です。
シンプルな内容だけれども、非常に奥深いことを示しています。
きっと小さな年齢の病気のこどもたちの心の中にも、
その背景にある真理が通じるのではないかと思いましたので、
詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「葉っぱ探しを通して気付くこと」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-066.html

2014年11月05日

挫折とは自分が諦めた時に起こるもの『ザ・テノール 真実の物語』

本日、新宿ピカデリーで上映された
『ザ・テノール 真実の物語』に行ってきました。
この映画は韓国人テノール歌手 ベー・チェチョル氏(배재철, Bae Jaechul)の
甲状腺がんの手術に伴う声帯部分麻痺、横隔神経麻痺から
奇跡とも言えるような復活を遂げたその道程を映画化したものです。
チェチョル氏の自伝は読んでいたので、大体の大筋は存じ上げていましたが
映画による再現は非常に迫力迫るものがありました。

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最近の映画はなぜだかわざとらしかったり、受け狙いだったり
奇をてらったセリフや場面設定で
見ている方がどうにも冷めてしまうようなものが多くありますが
この映画は、最初から最後までが、真摯な態度や温度感が
ひしひしと伝わって来るような映画でした。

ユ・ジテ氏が演じるチェチョル氏の苦悩、
そして夫を必死に支える妻を演じるチャ・イェリョン氏の演技、
ビジネスパートナーとしてだけでなく、一人の人間として、
チェチョル氏に体当たりでぶつかる音楽プロデューサーを演じる伊勢谷友介氏
そこには、まるでこれが演技の世界とは思えないような
緊迫した、真実があるように思えました。

現代の医学の常識ではさじをなげられるような状況から
這いあがったチェチョル氏と奥様。
映画の中で、一枚のレントゲン写真が出てきます。
おそらく素人の方でも、その胸部レントゲン写真は
左右の黒い部分の大きさが、随分違うことが
強烈に印象付けられると思います。
黒い部分すなわち含気の部分が
右は左肺の1/3も、ないのです。
あのような肺活量でオペラを歌うということが
どれほど大変なことか。

その帰り道、絶望的になって一人で町の中を彷徨うチェチョル氏に
妻がメールを送ります。
「Your life belongs on the stage」
そのメールにチェチョル氏が返します。
「I want to be on stage」

「挫折」とはその道を不本意に閉ざされてしまうような
状況、事態が発生してやむなく身の上に起こるように思っていましたが
この映画を見て、それは違うと思いなおしました。
自分自身に諦めを持った時、それが「挫折」の瞬間なのだと思いました。
希望や夢を持つ限り、何かをつかみとっていけるのだと。

「奇跡のテノール」そう称されることはまさにその通りだけれども、
その「奇跡」とは、決してある日突然何か神から力を授けられて
状況が改善した、一変した、といったことなのではなく
空気が漏れるような声だったところから、
不断の努力で慈愛に満ちた歌声へと変えて行った精神力と実行力を
チェチョル氏が持ち続けたこと、
それが「奇跡」と言えるものではないかと思いました。

きっと世代を問わず、どなたであっても
人の心の中に大きな一石を投じ
その琴線に触れる映画だと思います。

新宿ピカデリーの発券担当の方によると
上映は今週金曜日までとのこと。
せっかく上映がはじまったばかりだというのに、残念です。
ぜひ、いろいろなところで長く上映してもらいたいと思います。

圧倒されるような派手なCGなどないけれど
美しいカメラワークは登場する俳優の表情がとても効果的に切り取られています。
また台詞の音声も良質で、しんとした沈黙の間さえも、印象的な音の記憶となります。

決しておもしろおかしい時間を過ごせるような、楽しい映画ではないけれど
中学生、高校生、大学生そういった人生の始まりの時期に
見ておくべき映画と思いました。

なぜなら、そうした若者たちがいつか年をとって
無感動になったり、惰性で日々を送ったり、
言い訳ばかりして、物事を諦めるようになった時
遠い昔、学生の頃に見た映画の一場面によって
自分の心を必ず救ってくれる時が、きっと訪れるから。

12月、東京オペラシティで行われるリサイタル、
チェチョル氏の生の歌声が、本当に待ち遠しいなあと思います。

2014年10月03日

治るとは何か

脳卒中から回復されたペドロ・バキリタ先生のお話を
3回に分けてお届けしました。
「未来を信じて力に変える 」
「続けることの価値と意味」
「ポジティブな努力が生んだ新たな能力(脳の可塑性)」

「治る」ってどういうことなのでしょうね。
「治る」イコール「病変部位が健康だった頃のように戻る」と考えてしまうと、
世の中の病気には「治らない」ものが溢れています。
バキリタ先生のお話を通して考えていたのですが、
「望む生き方が取り戻せた」のであれば
それは「治った」と言えるのではないでしょうか。
例えばがんの場合「画像検査で転移が確認された」とか
「腫瘍マーカー値が上がっている」と診断された日であっても、
本人は、ほどほどに元気に過ごせているという状態はよくあります。
もしも手足の一部を切断した場合、再びはえてくるわけではありません。
でも残された機能で、みなさん生活を立て直していくのです。

そう考えると、こんな風に考えられるのでは?
「自分にとって<治る>とは望む生き方を取り戻すこと」
そう心の中で定義づけなおせば、もっと楽な気持ちで過ごせるのでは…。
私自身の病気の経験からも、そのように強く思います。
毎日、憂鬱な気分で過ごすのは、本当に大変なことだから。

あなたも、あなたのお子さんも
心の重石から解放されますように…!

2014年09月13日

ポジティブな言葉で変える人生の認識

エッセイ「自分で守る前頭葉と神経回路」では
ネガティブな思考に伴う言葉によって前頭葉の機能が抑制されることを、
そして「言葉と遺伝子発現」では、
ネガティブな言葉が左側頭葉のウェルニッケ野の機能制御遺伝子や
ストレス防御の特異遺伝子を阻害することについてご紹介いたしました。

それでは「ポジティブな言葉」はどのような影響をもたらすか?
アメリカの脳神経学者 アンドリュー・ニューバーグ先生の本(※)の中には
ポジティブな思考によって前頭葉が活性化し、更に頭頂葉の機能が変化し、
自己や他者への認識が変わり、自己肯定感が生まれてくることが説明されていました。
※アンドリュー・ニューバーグ, マーク・ロバート・ウォルドマン著,
 川田志津訳(2014)『心をつなげる』東洋出版

言葉によって、自分の意識が変わり、自分の生きる現実が書き換えられるということは、
お子さんにとってもご家族にとっても大きな意味があります。

言葉によって変えられる人生、それはまさに自分で作り上げていく人生。
それがあなたとお子さんにとってより良い変化をもたらしますように…。 

詳しくはこちらに書きました。

家族の気持ちが行き詰まった時 
「ポジティブな言葉で変える人生の認識」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-033.html

2014年09月01日

謙虚に地道にこつこつと 韓国出身のテノール歌手 ベー・チェチョル氏(배재철, Bae Jaechul)

韓国出身のテノール歌手 ベー・チェチョル氏(배재철, Bae Jaechul)は
「アジアのオペラ史上最高のテノール」と称されて
大活躍していた30代半ばに甲状腺がんが発覚し、
手術を受けられたのだそうです。2005年のことです。
チェチョル氏のがんの広がりは大きく、
がんの摘出手術の際、右の声帯、横隔膜を動かす神経に
支障がでてしまったそうです。
声楽家にとっての声、肺活量。それはとても大事にしたいもの。
がんの術後、医師からは
「もしあなたが歌うとすれば、陸上選手が一本の足だけで走るのと同じです」(※)
と言われたとのこと。

※ベー・チェチョル(2009)『奇跡の歌 声を失った天才テノール歌手の復活』
いのちのことば社フォレストブックス, pp.24-25

がんの手術の後、声を取り戻すために、
日本に来られて一色信彦先生の甲状軟骨形成術受けられました。
そしてチェチョル氏は地道に、一生懸命努力されました。
キリスト教の信仰を携えて。

今秋、日本でリサイタルを開かれます。
大きな困難な状況に向かった軌跡はチェチョル氏の自伝に
詳しく出ています。
日本の病気のこどもたちにも、ぜひ知ってほしい。
もちろん天賦の才を得た方ではあるけれども、
それは単に歌の才能だけではなく
困難にくじけないで、自分のなすべき事に気付き、
それに向かって謙虚に努力するという才能。

病気のためにやけになってしまいそうな気持ちのお子さんへ。
回り道しても、そこに道は続いているのだということ、
どうか忘れないで。

詳しくはこちらに書きました。
病気と一緒に生きていくこと 
「こつこつと歩み、開く道」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-060.html

なお今月、来月にわたって名古屋、大阪、東京公演があるそうです。
妹が教えてくれたのだけれど、東京公演に間に合って良かった!
詳しくはベー・チェチョル氏のオフィシャルホームページをどうぞ。

私も東京公演に行ってきますので、
またブログの方で当日の様子をご紹介いたします!
その人の生き方があらわれた歌、とても楽しみです。

2014年08月14日

細胞へ届ける感謝の気持ち

左脳出血から8年の年月を経て回復を遂げられた
アメリカの神経解剖学者のジル・ボルト・テイラー先生のお話は
エッセイ「消えてしまったなら、作り出す」「信じる力を味方につけて」
「自分が育てる心の庭」でもご紹介いたしました。

今日は第4回目、テイラー先生の回復に重要な役割を果たしたと考えられる
心と身体のつながりを良い方向に働かせていくためのアプローチについて
注目したいと思います。
それは「自分の身体の細胞に感謝し、それを言葉にしていった」ということ。

アメリカ、日本、それぞれ国の違い、医療の違いはあったとしても
テイラー先生のこのやり方は、日本のこどもたちの「治る力」を、
しっかりと引き出してくれるはず。
副作用もなく。お金もかからず。
自分の発した言葉を一番最初に一番近くで聴くのは、自分の耳。
その耳に良い波動に充ちた音声を届けることは理にかなっているように思います。
日本に「言霊(ことだま)」という言葉があるように。

詳しくはこちらに書きました。
病気と一緒に生きていくこと 
エッセイ「細胞へ届ける感謝の気持ち」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-059.html