2019年01月16日

新宿で露天風呂と炭酸泉 第三玉の湯(東京都新宿区)

都内で炭酸泉の銭湯に行きたいなーと思って
大晦日に営業していたのが新宿の第三玉の湯でした。
(新宿区白銀町1−4)

都営大江戸線牛込神楽坂駅のA3出口を右折して直進します。
そして2つ目の信号を左折。
信号の前が第三玉の湯の入口です。
徒歩数分でつきました。

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洗い場は比較的広くて、シャワーブースが1つありました。
炭酸泉は大人が6人入れるくらいの浴槽です。
人気なのでコミコミでした。
炭酸泉のとなりの浴槽でちょっと待っていましたが
かなり熱めだったように思います。
そしていよいよ炭酸泉、
皮膚にぷつぷつつく炭酸の泡の数は
よく行く荻窪やとしまえんの炭酸泉よりは
かなり少なかったけれども
でも入った時にすーっとした感じはしたので
やっぱり炭酸泉ですね。

露天風呂もあり、こちらは炭酸泉よりは
少し広かったように感じました。
新宿で露天。銭湯だけど頑張っています。

2019年01月10日

上野で清潔感ある日帰り温泉「センチュリオンホテル&スパ上野駅前」

御徒町の摩利支天 徳大寺から上野公園の方まで
足を伸ばして、てくてく歩きまわったのですが
寒い冬はあたたかいお風呂が何よりですね。
上野公園の近くで落ち着けそうな銭湯を探したけれども、
元旦の夕方営業はそもそも探し出すのが難しいので
どうしようかなと思って、たどりついたのがホテルの日帰り温泉。
「センチュリオンホテル&スパ上野駅前」

こちら上野公園前交差点を東方向に直進し、
電車の高架の下を通って右折すると見えてきます。
道路の右と左にCENTURION HOTELと書かれた建物がありますが
左側の建物、1階が焼肉屋さんの横の入口から
2Fのフロントに行って受付します。
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3時間で1,000円(女性)。受付でバスタオル1枚と
利用期限の時間が書かれた紙が渡されます。
脱衣所は明るくて、とても清潔感があり、
小さいタオルも用意されています。
スパスペースは広々していました。
洗い場は半分くらい隠れる扉のついたシャワーブースで
(ブース内に椅子も設置あり)
お湯は人工ラジウム温泉ですが、かなりあたたまります。
浴槽そばのボタンを押せば勝手にジャグジーになって
時間になると切れるので、また押すとジャグジー再開です。
浴槽は広くて10人くらいはのびのび楽に入れそうです。
サウナもありました。
お水の補給もできるように更衣室に紙コップと冷水器があります。

こうした温浴施設は宣伝の写真の撮り方次第で
随分実際と雰囲気が違うところがありますが
こちらはHPに掲載されていた写真のイメージ通りでした。
https://ueno-st.centurion-hotel.com/ja/spa

そして休憩室のマッサージチェア、
当日は故障のため4台中2台しか稼働していなかったけれど
使用後の爽快感があるとても良いマッサージチェアが導入されていました。


宿泊者の人は無料で使用できるそうです。
日帰り温泉として外部客も利用できるのはありがたいです。

清潔感があり、浴槽広くて駅近。
料金・施設仕様・利用時間、いろいろな面で考えても
コスパが高い施設と思いました。

2018年01月10日

心地良いバナジウムのお湯と見事な木造建築のふじやま温泉(山梨県富士吉田市)

先月末、山梨県富士吉田市のふじやま温泉に行ってみました。

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今回新宿から高速バスで移動するのでお得なセット
「ほっとパック」を利用しました。

新宿からの高速バス往復乗車券とふじやま温泉の入場券が
含まれています。
通常新宿バスタからこの辺りへの往復乗車券が3,500円ですが、
ふじやま温泉入場券も含まれたセットで4,250円となります。
(※2017年12月購入時)
ふじやま温泉利用料は平日大人1400円、土日祝は1700円ですから、
かなりお得に入場できることになります。(岩盤浴はオプション)
ほっとパック購入時はまず上記リンクからバスの往復便を予約します。
ただし支払いはクレジットなどで即日決済しないで、
バスタ新宿の窓口で支払いを行い、その際、バスの往復乗車券と
ふじやま温泉利用券をもらいます。
旅行プランによると思いますが、往路・復路のいずれかで
乗車または下車の場所をふじやま温泉の最寄である
富士急ハイランドにする必要があります。

さてお風呂はとても良かったなあと思います。
富士急ハイランドのそばということではありますが
大人も十分リラックスできるところでした。
建物は「純木造浴室」ということで、新しい建物であるのに
何か落ち着いた昔風な感じが漂っています。
こちら明治12年(1879)に建てられた飛騨高山の
「日下部住宅」(重要文化財)を参考にしたものだそうです。
あまりにも太くて高い立派な柱が使われているので、
お風呂に入っていながらも、思わず見上げてしまいます。
メインの柱は樹齢200年を超す直径60センチのケヤキだそうです。
見上げた先の梁組は釘を使っていないもので、実に見事です。
天井がとても高いため、湿気や圧迫感やざわついた感じがあまりありません。
ケヤキ、ヒノキ、マツを使っているそうですから、
お湯の揮発した成分と木から揮発する成分がまじりあって
何だか体に良さそうです。
どこにこんな立派な木が生えていたのでしょうと思うくらい、立派です。
お湯につかって森林浴気分を味わい、日本建築のすごさを
十分満喫するのも、ふじやま温泉ならではかもしれません。

目当ての炭酸泉は1,000ppmの高濃度炭酸泉ですが
40度近くあって結構熱く感じて、あまり長くは入れませんでした。
ただそのとなりのぬる湯は富士山特有のバナジウム水が使われていました。
温度のせいだけでなく、きっとバナジウムの効果なのか
とても落ちつくお湯です。
ここのバナジウムは市販されているバナジウム水の
2倍の濃度を含んでいるそうです。

大浴場(内風呂)を通り抜けていくと、奥のスペースが岩盤浴です。
玄関受付で渡された岩盤浴着は布地がペラペラの膝丈の浴衣のようで
他施設より軽装な感じがして、あれ?と思いましたが、
男女別で大浴場の延長線にあるから、そういうしっかりした上下衣では
ないのだろうと思います。
岩盤浴は麦飯石です。いつもいくところよりは温度は低めのような
感じも受けましたが、しっかり汗はでました。
また身体もほかほかした感じで、その後、真冬の露天風呂に移動しても
ちっとも寒くありません。

なお、こちらの便利なところは無料のシャトルバスがあること。
ハイランドリゾートホテル&スパ、富士山ステーションホテル、
富士山駅、富士急ハイランド駅、河口湖駅を経由しますので、
私は周辺観光を終えた後、富士山駅から乗車しました。
時間によっては乗降場所を通過する場合もあるので、
時刻表を事前にチェックしたほうが良いです。
乗る場所によっては有料の路線バスで移動するより遠回りになりますが、
無料なので車窓観光のつもりでのっていました。

また、温泉の帰りに新宿・東京行きの高速バス等を利用する場合、
建物を出る時に玄関の2枚の自動ドアのうち、
1枚目の自動ドアを出てすぐ右に曲がると、
渡り廊下を通って隣のハイランドリゾートホテル&スパの館内を移動しながら、
ホテルの玄関まで行くことができます。
そこから高速バス乗り場まではすぐですから、寒い夜は便利です。

2017年12月06日

炭酸琥珀泉のある日帰り温泉 宮前平源泉 湯けむりの庄(神奈川県川崎市)

先日、神奈川県川崎市の「宮前平源泉 湯けむりの庄」に行ってみました。
田園都市線宮前平駅北口から成城石井とみずほ銀行の角を右折して
結構急な坂道を上っていくこと5分弱。
やっとついたーと思ってお風呂に入れるのは格別ですね。
このあたりにお住いで通勤の方は駅までの道、
毎日しっかり足腰鍛えられますねー。

さて、こちら岩盤浴が充実しているので楽しみにしていましたが
同じように思っている人は多いのか、普通の平日にもかかわらず大混雑。
希望の岩盤浴床が空くまで部屋の扉の外で
ずっと立って待っている人もいて、びっくりしました。
岩盤浴は何種類もあるので全部試してみたかったけれど
結局試せたのは2つの薬石床。
その中で、北投石は良かったなあと思いました。
横になっている時間の割に汗がたくさん出て、
石は適度な大きさと硬さだったので
寝返りの時も楽だったし。
いつもの岩盤浴はフラットタイプの床が好みで
ごろごろ痛い粒の石のところは避けていたけれど、
この北投石は良かったなって思いました。

それからもう1つ楽しみにしていた炭酸泉。
こちらは露天風呂の「炭酸琥珀湯」が楽しめます。
炭酸泉にしてはかなり熱めで当日は39.6℃から40.6℃くらいの間を行ったり来たり。
普段出掛ける炭酸泉はぬるめが多かったので、意外でした。
こちらの露天風呂は他にもいろいろ種類があります。
どこも熱めのお湯なので、外気温が低い寒い冬でもホカホカ温まります。
お掃除が行き届いていて、良かったです。

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2017年11月29日

赤富士が美しい広い炭酸泉「ひだまりの泉萩の湯」(東京都台東区)

先日、都内で炭酸泉の銭湯はどこかないかなーと探していて
東京 鶯谷駅近くの炭酸泉の銭湯「ひだまりの泉萩の湯」に行ってみました。
とてもよかったのでご紹介いたします。

鶯谷駅北口を出て、駅を背にして言問通りへ向かって直進すると
「鶯谷駅前」信号を過ぎると右側に
ステンドグラスの校舎が美しい根岸小学校が見えてきて
「根岸小前」信号交差点に出ます。
ちょうどそこの歩道橋の下を左折すると、道の左側に萩の湯が見えてきます。
鶯谷駅前の赤信号に引っかかると結構待ちましたが、
実際歩いた時間は5分程度だったかもしれません。

近年立て替えしたため、とてもきれいな銭湯です。
ビルの1階がコインランドリー、2階が受付と食事処、
3階が男性フロア、4階が女性フロアになっています。
2階の受付の靴ロッカーは100円返却式ではなくて、
番号プレートと鈴がついたもの。
脱衣室のロッカーも100円返却式ではないので、
いちいち100円玉を用意する必要はありません。

私は女性風呂の方しかわかりませんので、女性風呂の紹介を。
入口左には立ちシャワーも2台ありますが、ここではシャンプーなどは不可で
流すだけのシャワー場所となります。
中のシャワー+カランは30名分ほどあったでしょうか。
もちろんここではシャンプーなど使えますけど、
シャワーヘッドがブース固定式ではなくて、ヘッドが伸びるタイプでした。

広々とした大浴場の一角に電気風呂やジェット風呂のコーナーがあり、
その隣の軟水風呂はその日はレモン湯でした。こちらは結構熱めです。

お目当ての炭酸泉はこちら広くて浅めです。
解説板によると大分県の長湯温泉を参考に療養泉レベルの炭酸濃度にしたそうで
確かにいつも入り慣れている荻窪のなごみの湯や練馬の庭の湯よりも
入っている時間の割に身体の循環の良くなる時間が倍速ぐらいの感じがありました。
炭酸泉の壁には大きな赤富士が描かれていました。
それがとても美しい。
実際の夕映えの富士山とはもちろん違うだろうけれど、
心象風景の富士山としてぴったりの富士山でした。

露天(と言っても仕切られているので空は見えませんが)
岩風呂があり「光マイクロバブル湯」
こちら世界初のマイクロバブル技術を使ったそうで、
マイクロバブルを小さく作る際にエネルギーが高まるそうです。
なるほど。入り心地はさっぱりしっとりした感じです。
とても細かい粒子なのですが白濁していません。

もちろんサウナもありますが、
炭酸泉と光マクロバブル湯で十分あたたまりました。。

脱衣所のドライヤーは無料で置いてあって
5台くらい?あってパナソニック製なので風量も抜群。
綿棒も置いてありました。

きれいにお掃除されているし、空間がゆったりして、
天井がとても高く、お風呂もそれぞれ広いので、
確かにお客さんは結構来店しているけれども
そんなに混雑している印象を受けません。


460円でこの施設。
都内でのビル建設・入浴施設の建設といった投資額に
見合った運営利益が得られるのだろうかと
こちらが心配になるような良心的な経営です。

銭湯によっては常連さんのおしゃべりが浴室内で
大音響のところもありますけれど、
ちょうど私が行った時間は常連さんも静かにお風呂に入っていたので、
ゆっくりのんびりできました。

上野方面にお出かけした時は、また寄ってみたいなあと思う場所でした。

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2017年02月06日

岩盤泉があるあけぼの湯(東京都江戸川区)

都営新宿線船堀駅から歩いて10分くらいのところにある「あけぼの湯」
こちら銭湯ですが天然温泉。東京に多い黒湯じゃなくて無色透明です。
外から見ると、こんな感じで細い路地を入りますが

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ここの銭湯は意外にもとても広いです。
1階と2階に分かれています。

こちら安永2(1773)年創業。
わーなんと、すごい。

東京都水道歴史館を訪れた時知ったのですが、
江戸で銭湯がはやったのは、
家と家の間隔が狭い長屋では
風呂場のたきつけで火事が起こると
あっという間に延焼するし
江戸は埋立地が多いため
井戸を掘ってもそんなに良い水が出なかったからなのだとか。

比較的海に近いこの地で「天然温泉」とは
昔からとっても貴重だったのだろうと思います。


1階は露天風呂の他に、ハイパワージェットバス、寝湯、電気風呂。
2階は岩盤泉、牛乳風酵素風呂、マッサージ風呂など。

岩盤泉は2人利用できますが、木の柱と屋根がついていて
なんだか温泉気分です。
粉砕した鉱石が練られて作った板が
40°くらいの傾斜上の背面にあって
そこに寝そべると、お湯がはってあるので、
半身浴という感じになります。
岩盤浴とはまたちょっと違った感じですが
ゆっくり温まることができます。

2階の天井は高くて、より一層広々した感じです。
お掃除も行き届いていて、清潔感がありました。

2階の壁には海にかかった橋の絵。
ペンキではなくて、タイル絵です。
伊藤若冲のマス目書きの「鳥獣花木図屏風」を髣髴とさせます。

460円の銭湯価格なのに、とてもお得感が満載でした。

2017年01月24日

軟水の炭酸泉で温まるアクアセゾン(東京都板橋区常盤台)

先日行った銭湯の炭酸泉が
とっても良かったのでご紹介!

板橋区の「アクアセゾン」です。
(東京都板橋区常盤台3-14-6)

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こちら入口はそんなに大きなところではないけれど、
お風呂の中のスペースは(女風呂しかわからないけど)
意外と広くて、とても清潔です。
カランの数も多いのですが、
シャワーも手前左側と奥に1つずつ。
使われているお湯は軟水で、
しっとりとなめらかな感じ。
ジェットバス、シルキーバス、
サウナの奥に炭酸泉があります。
メインのお風呂が炭酸泉ってことです。

高濃度なので入浴10分で
休憩するようかかれていましたが
入ってみると、確かにその通り。
ぷつぷつ泡が皮膚にたくさんついてきます。

いつも通っていた荻窪のなごみの湯は
30分続けて入っていられるけれど
こちらは10分で、休憩しなくちゃという感じ。

隣の歩行浴のところが室温が低いので
そこで涼むとちょうどいいです。
そしてまた落ち着いたら炭酸泉へ。

驚いたのが歩行浴スペースに
休憩ベンチとしておいてあった
「レスキューベンチ」
普段ベンチの足になっているところが、
実は有事の際は動かすと取っ手に代わり、
取っ手のそばに車がついているので、
担架として移動することが
できるようになっているのです。
すごくよく考えられている。

東武東上線の上板橋とときわ台の
ちょうど真ん中あたりに位置します。
板橋常盤台三郵便局の近く。
水久保公園の真ん前です。
13:30から開店です。

460円の銭湯なのに
日帰りスパ並みに頑張っているなあ。

炭酸泉のせいか、湯上りもぽかぽかでした。

2016年11月09日

実に良い場所です 常盤湯(東京都江東区)

今日は江東区常盤の「常盤湯」のご紹介です。
ここの常盤湯さんが実に良い所だと聞いて
私は初めて行ってみました。

都営大江戸線清澄白河駅のA1番出口を左折して
小名木川を渡ると、数分で到着します。

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下駄箱をあがると番台までの廊下には、
もうすでに美しい格天井が…
あまりの美しさに、写真をパチリ。
後で伺うと、常盤湯の建物は
木場出身の店主の山本さんが
自分で丸太1本、1本を選び抜いて建てたもの。
木材を見たら、どれが良い木か
ぴたりと分かるのだそうです。
その山本さんの選んだ木を使って、
そして深川不動堂も手がけられた宮大工さんに
昭和30年、この銭湯を建ててもらったというわけです。

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宝船のタイル絵も美しいです。

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そしていよいよ、女湯へ。
店主の山本さんが、番台に座って
毎日お客さんをお迎えしています。
茶色のベレー帽に青いシャツで
とてもおしゃれな方です。

ずっと営業時間中、
狭い小さな空間にきちんと座っているのは
随分、骨の折れることだろうと思います。

御年100歳の小柄な山本さんは
番台の両端に目隠し用に造られている
波模様の美しいついたてを両手でつかんで
身体を支えられていました。

回数券を使えますか?と尋ねると
「はい、ありがとう。どうぞ、ごゆっくり。」と
山本さんが、答えてくれました。

脱衣室のロッカーや床などは古いけれども
とても清潔です。
場の気が非常に整えられている感じ。
陰湿な感じはないし、非常に清々しい。
そしてノスタルジックな雰囲気。

山本さん曰く、その宮大工さんは
「時給いくら」だからやるような人ではなくて、
自分の仕事にプライドをもって取り組んでいる方。
その姿を見て山本さんはとても、感銘したそうで
宮大工さんの気概に応えるために、
今まで壁には一切、画鋲をうったことがないそうです。

そしてもう60年以上たっていますが、
建物はちっともゆるみがないそうです。

脱衣室と浴場との間にはこんな貼り紙が。
「浴槽のふちに腰かけないで下さい。他人様が困ります。」

今時の観光地トイレなどでは、わざと
「いつもきれいに使ってくださって、ありがとうございます」と
注意喚起を促すための逆説的な表現がとられたりしているけど
こんなふうに必要なことがストレートに、書かれていながらも
でも、何か自然に浸透してきます。

「他人様が困ります。」

「自分」「自分」じゃなくて
そして「他人」じゃなくて「他人様」
とても山本さんの人柄が現われている言葉です。

浴場に入ると、見上げた天井の高さと白さに驚きます。
水色の線もとってもさわやか。
黒かびなんて、どこへやら。
清潔そのもの。

男湯と女湯を隔てる壁に描かれている絵は
向かって右手には遠くにピラミッドが見えるサバンナで
象、キリン、シマウマ、猿が自由に戯れている図柄。
向かって左手は数種類の魚が水中を楽しそうに泳ぐ絵。
どの動物、魚たちも、とても優しい表情です。

お湯の中から眺めていると
遠い世界に連れて行ってくれそうです。

そして湯船を背景として男湯、女湯の境を中心に
雄大な富士山と浜辺の松原が。

横長の大きな浴槽は三つに分かれて
高温、バブル湯、低温とありますが
低温といってもその時は42℃くらいあって、
かなり熱め。
寒い時期でも、湯上り、とてもほかほかです。

こちらの常連さんたち
実に客層が良くて、
静かに「お願いします」「こんにちは」と入ってきます。
お風呂の中でわーわー大騒ぎしたり
噂話や悪口で盛り上がっているような人は
一人もいなくて、びっくり。
(私が行った時間帯だけかもしれないけど…)
静かに、自分のペースでお湯を楽しみ、
黙々ときれいに洗って、
静かに言葉を交わして
それぞれのおうちに帰って行かれています。
だから、騒々しさとは無縁の
穏やかな空気でいっぱいです。

山本さんは番台で下を向いていても
お客さんが帰る時には必ず
顔を上げて「ありがとう。おやすみなさい。」と
声をかけていました。

山本さんからお話を伺った後、帰り際に
「ご縁があったら、またどうぞ」と
声をかけてくださいました。
握手した手は、実にあたたかい手でした。

美しい日本語。
「ご縁があったら、またどうぞ」

ドラマの台詞じゃなくて
ありふれた日常生活の中で
ふとした会話の中で、
そういう言葉が、口をつくことに
とっても感動しました。

山本さんはお話される時の声は
大変若々しくて、言葉もはっきりされています。


山本さんの働く姿、人と接する姿を見て
とても考えるところ、多くありました。
人生100年生きた時、
自分にそういう時間が与えられた時
100歳の自分はそんな風でいられるんだろうか…
いや、到底足元に及ばない。


私が拙い言葉で、あれこれ述べなくても
ぜひぜひ、一度足を運んでみてほしいと思います。
きっと、何かを感じられる場所だから。

神様が人間界に姿を変えてやってきた
そういう感じがいたしました。

2016年09月30日

北投石とバドガシュタイン岩盤浴を楽しめる場所 伊豆長岡温泉弘法の湯 長岡店

今夏、免疫力アップを目的に
バドガシュタインと北投石のの岩盤浴が楽しめる
弘法の湯 長岡店に行ってみました。
こちら、岩盤浴スペースは男女別でかなり広々しており
天井が高いので、ますます広くて
ゆっくりできます。
汗もじわじわ。ゆっくり。
岩盤浴用の浴衣は更衣室の内・外に
たくさん用意されています。

1階の同じフロアの給水器は北投石回帰水。
自由に飲むことが出来ます。
味は特に変化はありませんが
北投石で濾過された水が無料なので
ありがたいなーと思います。

また本館2階のストーンセラピールームには
リクライニングチェアのそばに
大きなバドガシュタイン原石が置いてあります。
こちら、オーストリアに直接買い付けに行ったのだとか。
あんまり無造作に置いてあるものだから
びっくりです。

大浴場は北投石のラドン温泉掛け流しです。

新宿からは伊豆長岡行の高速バスが
1日2往復出ています。
伊豆の国パノラマパークで下車して、
そこから歩いて散策しながらいきました。
パノラマパーク山麓駅1階には
「パノラマダイニング」というレストランがあって
ランチバイキングは地元の素材を使った
お料理や、富士宮焼きそばなど
ご当地グルメもおいしかったです。

長岡店近くにはコンビニもありました。

2016年09月08日

横浜みなとみらい 万葉倶楽部

先日横浜みなとみらいの万葉倶楽部に行ってきました。
岩盤浴「心石庵」は4階にいくつかお部屋があって、
そのうち1室は女性専用です。
全体的にどの部屋も温度が少し
低いのかなあと思いましたが
じんわりゆっくりあたたまって
それはそれで、良いかなと。

ここの良いところは室内の清潔感とお水。
岩盤浴のスペースで大きなタオルをいただくときに
ミネラルウォーターを1本選べますが
その他、休憩所には3台のウォーターサーバーが
設置されています。
どれも日本の名水処から選ばれた
3つの異なるミネラルウォーター。
そして1年前と違っていたのは
水素水のサーバーも置いてあったこと。

岩盤浴スペースを出るとたくさんあるテレビ付チェアの横には
桑の葉、ルイボス、黒ウーロン茶配合のお茶も
用意されています。


大浴場には湯河原温泉のお湯が使われていますが
館外には大きなタンクの輸送車が
とまっていました。

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露天風呂の寝湯の天井は桝目状に穴が開いていて
星をいくつか見ることが出来ました。
下界のみなとみらいの夜景のネオンは
きらびやかだというのに…。

そして、露天風呂の石風呂から眺められる
闇に浮かぶベイブリッジのライトアップも
とってもきれい。
いろんな橋のライトアップを目にするけど
やっぱり横浜ベイブリッジはシンプルで
ごてごてしていなくて、きれいでいいなあ。

こちらお風呂のタオルがロッカーに
かなりたくさん用意されて
自分で必要な数が使えるので
それもいいですね。

9階の展望足湯では、夜風に吹かれながら
近くにあるド迫力の観覧車のネオンと
遠くに見えるマリンタワーや
海を渡るキラキラした船を
ながめることもできます。

こちら横浜駅西口 シェラトンホテル前から出ている
無料の送迎バスもとても便利です。

たくさん汗をかいて免疫力アップして
きれいな景色も堪能して
また元気に頑張っていこう!って思いました。

2016年04月03日

広い炭酸泉と岩盤浴・汗蒸幕 「龍泉寺の湯 八王子みなみ野店」(東京都八王子市)

先日、東京 八王子市の
「龍泉寺の湯 八王子みなみ野店」に行ってみました。
こちら2015年12月オープンしたところで、清潔感がいっぱい。
すごく人気で、平日訪れても多くの人でした。

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こちら目玉の炭酸泉は大きな内湯と露天風呂に設置されていますが
すごく広々しているのでのんびり、じんわり、
あたたまっていると
いつのまにか時間を忘れてしまいそうです。
露天風呂からは星が見えました。

それから室内では韓国ではおなじみの汗蒸幕が
再現されていましたが
こちら、本場にも負けないくらい良い感じ。
木の大きな板の背もたれがあります。

岩盤浴はつぶつぶタイプの小石が敷き詰められているところと
フラットの岩盤が敷かれているところがありましたが
一番自分にあっているなあと思ったのは
フラットな岩盤の「アロマザルツ房」というところ。
こちら室内の壁から、塩水が流れ下ちているそうで
そのせいか、他のお部屋とは空気感がしっとり(する気が少々あり)。
いつも通っているところに比べてあまり暑くないので
これで、汗出るのかな〜と思いましたが
時間が経つとしっかり出てました。
それは身体に負担が少なくて良いってこと?

こちら中のレストランでは野菜ビュッフェは
地元野菜が使われているそうで
おそばはレストランで製麺されたもの。
良心的なお値段でした。

JR橋本駅から無料送迎バスも出ているので、
とっても便利。

2016年03月16日

天然温泉も利用可能な岩盤浴「ロテン・ガーデン」の「汗々房」(東京都町田市)

がんの手術後、免疫力アップ&キープのために
生活の中で自分ができる変更をいくつかしましたが
そのうちの1つ、週に1回の岩盤浴通いは
すっかり自分の生活リズムに定着してきました。
以前に比べて冷え性はかなり良くなって
おかげさまで体調も上々。
自分の生活の見直しはやっぱり大事ですね。

毎週荻窪の岩盤浴に行くのですけど、
先日は趣向を変えてちょっと遠出してみました。

東京都町田市の「ロテンガーデン」です。

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こちら京王線橋本駅南口から無料送迎バスあり。
駅周辺はお買い物もとても便利。
駅からマイクロバスに乗車10分ほどでしたが
途中、向こうの遠方に少し雪をかぶる山々が見えて、
いつもの自宅周辺にはない風景に
なんだか、すっかり観光気分です。

こちらの岩盤浴「汗々房」は
平日は10:00から23:20の間、
時間無制限で予約も不要。
2種類のお部屋があって、「釜の房」と「岩の房」
私は「釜の房」の方がすっきり汗が出る感じでした。
温度と湿度が高めですが、苦しいという感じではなくて
心地よく汗が出る感じ。
岩盤浴入口には「元気の水」というお水が
冷水・常温水としてタンクで用意されているのも良かったです。

全国いろいろな岩盤浴めぐりをしていると
施設によっては岩盤浴の室内、結構騒々しい場所もあって、
それは静かに横になりたいとき、ホントに辟易ですけど
ここは利用者のみなさん、とても静かに横になっていて
鳥の声と水の流れる音が室内に小さく響いています。
というわけで、とてもリラックスできるところでした。

館内全体のお掃除がとても行き届いていたし
水回りに、生花がさりげなく飾られていたり、
お風呂は広々して浴室内と露天がいくつか。
天然温泉のお湯は琥珀色で、じんわりあったまります。
お湯の匂いはありませんよ。

なかなかおすすめの場所だなあーと思います。
そしてこちら、ラクシオ・インという
ビジネスホテルがロテン・ガーデンの交差点を
はさんでななめ前にあります。

このホテルでは「満喫プラン」というのがあって
「宿泊当日10時から使えるロテン・ガーデン無料利用券」と
「チェックアウト当日10時から使えるロテン・ガーデン無料利用券」もついて
清潔でベッドも広々、Wifiも使えて朝食無料、
そのうえ、とてもリーズナブルに料金設定されたこの満喫プラン、
室数限定プランだけど、とってもお得でした。
たまには帰りの時間を気にすることなく、
ゆっくり岩盤浴と温泉を利用できるもいいですね。

2015年12月23日

北投石入りの温泉、木の香り豊かな岩盤浴、びわの葉温圧灸が楽しめるRCS(Refresh Care Spa: リフレッシュ ケア スパ) 静岡県伊東市

先日、静岡県伊東市のRCS(Refresh Care Spa:リフレッシュ ケア スパ)に
行って来ました。
こちらのホテルのオーナーさんは
『医師が知らない余命を延ばすがん養生生活(三交社)』の著者
シャムレッフェル・レックス氏です。

源泉100%かけ流しの24時間入れる温泉には、
さらに北投石、ゲルマニウム、トルマリンなどの鉱石が追加されています。
源泉43℃と冷水を交互する免疫風呂も設置されています。

そして見事な日本庭園の一角にある
木の香りが非常に芳しい岩盤浴小屋の満足度は
国内でトップクラスと思います!
こちら床面ではなく、岩盤浴ベッドですから
膝や腰の悪い方は、ぜひとも試してみたいはず!

めずらしいびわの葉温圧灸は
女将のシャムレッフェル・公子氏が
施術してくださいます。

その他レックスさんがためされた健康増進器具を
格安料金でトライすることもできます。

おいしさと安全性満点の食事と
良いお風呂、いろいろ身体に良い方法を体験し、
そこから取り戻した自分の健康を、
どう人生の時間に活かしていくか、
考えるきっかけが得られる場所でした。


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
充電できる癒しの場所
「自分の心と身体に働きかける良いお湯、良い食事 RCS(伊東)」
http://www.lana-peace.com/3/3-2-032.html

2014年11月09日

アトピー性皮膚炎とサウナ(ソウル「The SPA in garden 5」)

先日、アトピーの方に良いというサウナのお部屋のある
松坡区の「The SPA in garden 5」に行ったことを
ご紹介しましたが、
今日はその詳細について取り上げたいと思います。

スパガーデン5 (Spa garden 5)
住所:ソウル市松坡区文井洞292 ガーデン5TOOL棟10F

アトピーに良いといわれるサウナは
私は「韓方のお薬が蒸気になって
室内を漂っているのかな〜?」
と想像していたのですが
そうではなくて、室内の壁材など考慮されて
清掃が行き届いているというものでした。

壁や床などがヒノキが使われています。
天井にはエアコンの吹き出し口のようなものがありましたが
おそらく空気を清浄するためのもの?
他の室内には見当たりませんでした。

部屋の中はテラスハウスのように中に階段があって、
1階と2階に分かれています。
壁にはテレビがかけてあります。
他のお部屋は床にござがひいてあること多いですが
このお部屋は板張で、その上に大人1人がよこになれるくらいの
大きさのマットを敷きます。
その上に、着衣ごとごろんと横になります。
日本の岩盤浴では大きめのバスタオルを下に敷いて
横になりますが、この施設ではマットにそのまま横になります。
枕やマットの消毒(これは外注だそうです)、
床の掃除(施設スタッフがやっている)
これらを、とてもまめにしているのだそうです。

部屋の入口にその回数が書かれた説明板がありましたが
そこに書かれている頻度よりも多くお掃除していると。
「汚れたと気付けばやっているから、
他の施設に比べてきれいでしょう」とのこと。
妹が韓国語ができるので、受付のスタッフの方に
いろいろと教えていただきました。
確かに床の歩いた感じとか、そう言えばさらっとした感じが…。

ヒノキのフィトンチッド効果と高い清潔度が
アトピーに良いサウナとうたわれている理由のようです。

部屋の温度は35℃くらいですが、湿度が低いので
日本の夏の35℃というイメージとは違います。
サウナにしては随分温度が低いのですけれど
「アトピーの方に、あたたかいところでリラックスしてもらう」
が目的のようです。
確かにお部屋の中にいても、「汗だくだく」ではなくて
ほんのり、じんわり汗をかく程度です。
他のお部屋は100℃あって、
現地の方は平気で入っていらっしゃいましたが
そういうお部屋の温度から考えれば、
35℃に設定、というのは破格の温度の低さです。
100℃のところでは、さすがにアトピー性皮膚炎の方には
皮膚の刺激が相当強いですものね。

いろいろな体質の方がいらっしゃるから
一口にサウナといっても、それが快適であったり、
汗と高温でかゆみをまして大変だったり
いろいろなのだと思いますが、
いろんなアプローチによって
本来の自分の身体の力が望ましいバランスで働くようになると
いいなあと思いました。

こちら大浴場の中、かなり広くて、解放感がありました。

2014年10月28日

身体に良いこと調べようツアー in ソウル 「パルコンヤン(발우공양)」「The SPA in garden 5」

昨日はソウル 鍾路区の「パルコンヤン(발우공양)」に行ってきました。
こちらは精進料理のお店で、曹渓寺の向かいにあります。
大変おいしい野菜料理の数々。
そして初めてにんにくの入っていないキムチをいただきました。
あまりの美味に驚きの連続。

それからアトピーの方に良いというチムジルバンのお部屋がある
松坡区の「The SPA in garden 5」にも行ってきました。
チムジルバンはたくさんありますけれども
アトピーの方のお部屋とはどういうところなのか?
実際行って、なるほど…と思いました。

通訳をお願いした妹を通して、現地スタッフから
たくさん情報を教えてもらったので
詳しくはまたブログで取り上げたいと思います。

2013年05月19日

2013/5/16-18 六日町温泉「龍気」(薬石風呂)

2013/5/16-18 新潟県の六日町温泉「龍気」の薬石風呂へ行ってまいりました。
特許をとられた薬石・温熱による波動療法を体験してみました。
後ほど詳細を下記URLでご報告いたします。
http://www.lana-peace.com/3/3-1-mokuzi.html

※更新しました
http://www.lana-peace.com/3/3-1-004.html
2013/5/24 六日町温泉 龍気 1) 薬石風呂

http://www.lana-peace.com/3/3-1-005.html
2013/5/30 六日町温泉 龍気 2) 温泉

http://www.lana-peace.com/3/3-2-001.html
2013/5/25 六日町温泉 龍気 3) 美容・健康プランの利用

http://www.lana-peace.com/3/3-2-002.html
2013/5/28 六日町温泉 龍気 4) 周囲の環境(菜の花畑、水田、お松の池、林)

http://www.lana-peace.com/3/3-2-003.html
2013/5/31 六日町温泉 龍気 5) アクセス(東京からの場合)

http://www.lana-peace.com/3/3-2-mokuzi.html
2013/6/17 六日町温泉 龍気 6) 近隣の観光 雲洞庵