「せめてあたたかく居心地の良い場所で逝かせてあげたかった…」と、
嘆いても嘆ききれない思いでいっぱいだと思います。
また、お子さんが事件に巻き込まれて、しばらく失踪し、
ようやく対面できた時にはお子さんは既に亡くなっていた場合、
崖からどん底に突き落とされたような痛苦は、
言葉にし尽くせないものだと思います。
そのようなご両親にお届けしたい言葉が、
アーネスト・シートン氏の『レッドマンのこころ』という本にありました。
※ アーネスト・シートン著, 近藤千雄訳(1993)
『レッドマンのこころ―『動物記』のシートンが集めた北米インディアンの魂の教え』
北沢図書出版
シートン氏はあの『シートン動物記』で有名な、シートン氏です。
ある女性から、自分(シートン氏)の前世がインディアンであり、
インディアンの福音を白人に知らせることが
今世の使命であると告げられたシートン氏は、
やがて奥様と一緒にインディアンの話を聞き集めるようになっていきました。
それは単なるインディアンの慣習や思想の調査ではなかったのです。
生命や大地への畏怖や敬愛の念が根底に流れるインディアンの思想に触れ、
シートンはそれらに敬意を払うようになりました。
そこに登場するインディアンの魂と死に関する思想、
事故や災害や事件でお子さんを亡くしたご両親の心に、
ぜひお届けしたいと思います。
先立ったお子さんとご家族のために
魂と死後の生〜様々な思想〜
「いずこに横たわることになろうとも」
http://www.lana-peace.com/2/2-3-030.html
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