2014年05月06日

中村芳中 ほのぼの六歌仙

先日訪れた千葉市美術館の「光琳を慕う―中村芳中」展示より
印象深かった絵のご紹介です。

132 中村芳中, 六歌仙図(18〜19世紀, 紙本淡彩,一幅, 111.9x27.9cm, 個人蔵)
私が子どもの頃、土曜の夜テレビ放送されていた「まんが日本昔ばなし」を
まさに髣髴とするようなほのぼのした雰囲気の絵です。
市原悦子さんと常田富士男さんのあたたかい声のナレーションが出てきそうです。
中央には平安時代の歌人、文屋康秀が描かれているのですけど、
なぜかうつむき加減。困ったような。ど真ん中なのになあ。
白い眉。でもかわいいお顔です。
posted by Lana-Peace at 00:47| アート / 歴史 絵画・彫刻・陶芸