ブログ「セウォル号沈没の犠牲になったお子さんのために―アンデルセン『天使』より」と
エッセイ「天使と過ごす自由な魂」で、
アンデルセンの童話『天使』の中から、亡くなった子どもの魂は、
天使に抱かれて天国へ行くのだという一節をご紹介しました。
韓国の旅客船セウォル号の沈没によって亡くなって見つかったお子さんも、
亡くなってまだ船の中に閉じ込められているお子さんも、みんなその魂は、
恐怖や寒さから解き放たれ、暖かくのんびり楽しい場所で、
心安らかに過ごしてほしいと切に願います。
アンデルセンは、魂は不死であり、永劫であるものだと考えていました。
アンデルセンの大変有名な童話『人魚姫』には、そのように考えられる箇所が出てきます。
突然、この世から消えてしまったように感じられる命が、
魂としてどこか美しく、素晴らしい場所で生き続けているのだとしたら…。
アンデルセンの童話『天使』の中で、亡くなったお子さんを天国に連れて行ってくれたのは
1人の天使でした。
そしてまた、その天使も1年前は、病気で亡くなった子どもだったのです。
夭逝して「かわいそうな不憫な子」という思いが、
あなたの心の中に深く刻まれてしまったかもしれないけれど、
「誰か別の人を救う貴い役割を担っている天使」に成長しているかもしれません。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peace
魂と死後の生〜様々な思想〜
不死の魂と貴い役割
http://www.lana-peace.com/2/2-3-028.html
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