2014年03月22日

珈琲と娘 副島八十六氏と亡き長女への思い


『開国五十年史』の編纂に携わり、
晩年の樋口一葉女史との交流も伝えられる副島八十六(そえじま やそろく)氏は
数え年25歳であったお嬢さんの五十枝さんを、大正14(1925)年チフスで亡くされました。
これまであらゆる辛酸や逆境の中でも負けずに過ごしてきた父八十六氏ですが、
「全く弱つた。(略)此感じは到底口語るべからず、筆写すべからず。」
と、その正直な思いをこちらの本に吐露されています。

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副島八十六「長女五十枝の死に直面して」,
村田勤・鈴木龍司編(1937)『子を喪へる親の心』岩波書店
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日がたつにつれ深まる悲しみ、そして根底から突き崩された人生感、宇宙観。
しかし八十六氏は日々の生活の中から、苦悩から立ち直る方法を見つけて行きました。

お子さんを亡くされた現代のご両親の心にも、通じるものがあると思います。


先立ったお子さんとご家族のために
珈琲と娘
http://www.lana-peace.com/2/2-2-014.html