2014年02月13日

ヘレン・ケラー女史 選び取る幸せ

どれほど自分が努力をしても、
自分の力だけではどうにもならないことがあります。
また自分以外の誰かがどれほど努力をしても、
変えられない事実があることも確かです。

ヘレン・ケラー女史は自叙伝の中で、
「試練を自己破滅へと方向づけることもできれば、
 試練を善のための新しい力へと転換することもできる」
と述べられています。

そうした考えが導かれたのは
18世紀に活躍したスウェーデンボルグ氏の
「どんな出来事やどんな障害の中にも選択の機会があり、
選択は創造である」という教えに基づくものでありました。

※参考文献
へレン・ケラー著, 鳥田恵訳(1992)『へレン・ケラ一 光の中へ』めるくまーる

長い歴史の時間軸の中で、点として残された言葉が
結ばれて、線になり、現在につながることは
何かの形で大きな力を発揮することになると思います。
それは同時に、過去、苦しみの中から何かを学び取られた方の人生が
輝きを得る瞬間のような気がいたします。

ヘレンの言葉について、こちらに詳しく取り上げました。



Lana-Peaceエッセイ
病気のお子さんとご家族のために
「選び取る幸せ」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-021.html