『奇跡的治癒とはなにか
―外科医が学んだ生還者たちの難病克服の秘訣』
(石井 清子訳(1988)日本教文社より刊行)の中に
シーゲル先生が作られた支援組織ECaP
(例外的がん患者: Exceptional Cancer Patient)のお話が登場します。
いわゆる王道の治療パターンからはずれて、
奏功した例を聞くと、「例外」扱いされ、
「たまたま、ラッキーだったんでしょ」と
奇跡話のような扱いに貶められてしまうこともあります。
でももしかしたら「例外」こそ
学ぶべき大きなヒントが隠されているのであり、
そのヒントを見出せず、多くの方に浸透していない時期には
その数が少ないために「例外」になってしまうのではないか…
そんな風に思いました。
詳しくはこちらに書きました。
病気のお子さんとご家族のために
「例外」をどう考えるか
http://www.lana-peace.com/1/1-2-020.html
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