本日は東京都千代田区の星陵会館で行われた
安保徹先生・宮島賢也先生講演会
「免疫力を自分で高める〜体と心からのアプローチ〜」に
聴講に行ってまいりました。
宮島先生は「病気にならない人間関係」
安保先生は「健康で生きるための条件」をテーマに講演されました。
会場にはたくさんの病気の方ご本人やその家族が、多く参加されているようでした。
宮島先生の次の説明が、印象的でした。
「人間はイメージの動物なのだから、
起きたら困ることを心配するのではなく、起きたら嬉しいことに心を配る!」
昔から「杞憂」という言葉がありますものね。
こうなるといいなあ、ということに思考力や想像力のエネルギーを使った方が
起こるかどうか、わからないことに悩んで、心が追い込まれるよりずっと良いですよね!
限られた人間のエネルギーなのですから。
安保先生の講演では、人間の太古からの進化の過程について
どのような変化が起こってきたのか、腎臓、肝臓、血管など
いろいろな例を取り上げて、楽しく、わかりやすく説明してくださいました。
今、世の中で「病気」と捉えられていることは、進化の過程からみれば
進化したものが、元の先祖返りしようとする状態であること。
(マクロファージが進化したものが血管内皮細胞だと初めて知って、
目から鱗が落ちる思いでした…)
病気の原因は生きていく中で発生した、
あまりにも無理な負荷、ストレスであること。
そしてその状態(病気)を治そうとしていきたいのであれば
その先祖返りを起こさせようとした生き方、生活を見直す必要があること。
それをユーモアを交えてお話してくださいました。
こう考えてみると、私たちが「病気」と感じていることは
長い進化の歴史の縮図を思い返すきっかけを得ることであり、
進化の逆をたどろうとする身体の変化は、
そうまでしてでも、生き延びようとする身体の反応であると
考えることもできますね。
身体のそれぞれの部位はずいぶん健気なのかもしれません。
今回も、とっても元気がいただけた、活力が湧き出てくるようなあたたかい講演でした。
当日、安保先生の著書『ガンは自分で治せる』(2002)マキノ出版を購入して
サインしてくださいましたが、握手したときの安保先生の手は、
それはそれは、とてもあたたかい手でした。
いつまでも、お元気に活躍していただきたいです。
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