2023年07月30日

山本達彦氏「MANDALA LIVE 2023〜Live en Quatre Saisons・Été 〜 Encore 〜」(2023/7/22 2nd stage・ライブ配信)

先週土曜日利用した山本達彦氏のMANDALAライブ配信、
今回は山本さんの他に
ベースの戸川智章さんや
ドラムの江野尻知宏さんも参加されていました。

夏の爽やかさを意識したライブだったようで
3人ともボトムスを白で統一されていました。
7カ月ぶりの3人のセッションは息がぴったり。
今回山本さんはグランドピアノではなく
YAMAHAのキーボードだったから
音質がとっても清々しくて
いつもの重厚なピアノの音とはまた違う良さがありました。

「夕なぎの島」では
江野尻さんのシェイカーと山本さんのキーボードで始まって
そこに戸川さんのベースが絡んで
黄昏時の空間が広がったところに
山本さんのあたたかくて甘いボーカルが重なって
とっても良かったなあ。

山本さんはトークの時に
音の細かい所の違いまで
とても吟味されて音作りをしている
エピソードを披露されていました。

他の人にはなかなか気付かれないようなこと、
でも自分にはその違いが十分わかっていて
そうした努力をするかしないかで
きっと結果に違いが出てくる。
その努力をしなくても良しとする生き方もあれば
することを良しとする生き方もあるけれど
山本さんはそういう努力を長年続けてこられたんだなって
わかりました。

そしてもう一つ「いろいろな生き方があっていい」と。
そうおっしゃっていました。


他人と同じ右に倣えを良しにする、ではなくて
どう生きるのかって自分次第ですね。
金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」の一節
「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。」を
思い出しました。

何だか今の自分の心の中に
すごくストンと落ちることがありました。


いつまでも心とお身体を大切に
山本さんが活躍されますように。
posted by Lana-Peace at 23:23| アート / 歴史 音楽