特に母アデルの苦悩と自己効力感について取り上げてきました。
彼女は敬虔なキリスト教徒でしたが
如何ともし難い息子の病状を親として受け止めるさなか
神はなぜ自分に多くの試練を与えるのかと
嘆く気持ちが出てきた時期もありました。
それでも紆余曲折を経て彼女は
自分の解決能力を信じることができるようになりました。
信仰の有無がすべてを支配するわけではありません。
自分を信じられるようになる思考のきっかけは、人それぞれ。
大切なことはそういうきっかけを得られるかどうかだと思います。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
家族の気持ちが行き詰まった時
「自分を信じられるということは
濃化異骨症と共に生きたアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの母親」
https://www.lana-peace.com/1/1-2-073.html
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