とても信じられなくて、
何かの間違いなんじゃないかと思って
どうしてうちの子なんだって怒りが湧いてきて
そのうちどんどん悲しくなって、
涙が止まらなくて……
ひとしきりそういう時期を経た後に
彼女はすーっと心の中に覚悟ができたのだそうです。
「越えられない壁はないぞ」って覚悟ができたそうです。
「1万人に1人の病気」
そういう確率にあたった我が子を
「1万人に1人の強運の持ち主だ!」
そういう眼差しを向けるようになったのだそうです。
たくさんたくさん流した涙の時間、
それは大きく変容するために必要だった大切な時間。
彼女の長く辛かった時間から
立ち上がった姿を知って
心がジーンとしました。
そこには彼女を「大丈夫だから」と
ずっと支え続けた御主人の力の大きさがあることも
忘れてはいけない。
泣き上戸で、でも笑顔もとってもチャーミングな
素敵な彼女。
信頼から新たな時間を生み出した素敵なご夫婦。
お子さん、ゆっくりしっかり、
元気になっていきますように。
【Lana-Peaceのお知らせ カウンセリング & 支援ワークから考えたことの最新記事】
- 何かを頼るということは
- 限界の枠を超えていくこと ―数年かけて幸..
- 「なんだかなー」と思う時 10年経って舞..
- 今のあなたは以前のあなたとは違うから… ..
- 病気のこどものきょうだいから「自分はいら..
- 「親は何もできない」のは本当か? ――絶..
- 消せない思いを抱える時に ―ある母の変化..
- 「勉強したい」 心から湧き上がるこどもの..
- 良くなるために必要なことだから 一進一..
- どうしたら「かわいそう」ではなくなるのか..
- 受け止めたいけど、受け止められない、そう..
- どこまで心をゆるゆるにして良いのか ―あ..
- 自分が変わるということは ―我が子が難病..
- 人生の幅を狭められない ―ある青年の言葉..
- 流れを変えるということは ーある父の話
- 小さなゴール
- 「ふり」をやがて「真実」にした父 その心..
- 自分にできることはニコニコしていること ..
- 封印した涙の訳 ―重い病気のこどもと長く..
- 重い病気のこどもをお世話する親の心の中 ..