2020年06月12日

人が変わるということは ―行動の変化がもたらす新たな境地

周囲の対人関係などで悩む時
「人はそんなに簡単に変わらない、自分が変わらなきゃ」
といった話をよく聞きますね。
確かにその通りではありますが
それでも「人が大きく変わる」こともあります。
それはあるお父様のお話。
生まれてきた我が子がとても重い病気だとわかり
彼は大きく変わったのだそうです。
もしも我が子が何も病気がなく、健やかに育っていれば
きっと育児は妻任せの生活になっていたはず。
そもそも彼は子煩悩に育児するタイプの方ではなかった。
だからこそ彼の変化は妻にとって驚きでした。

それはもちろん妻にとっては
とてもありがたいことでした。
それはなぜ?
身体的に楽になる、睡眠時間がとれる、
もちろんそういう理由は
誰もが容易に想像できます。
でも、そんな表面的なことではありません。

「しっかりしなくちゃ」

そう気を張りつめて頑張っていたけれども
実は心細くてたまらなかった妻にとって
子煩悩になった夫の行動の変化が
とても大きな安心感をもたらしてくれたのです。

我が子の病気がわかって
「しっかりしなくちゃ」
そう親の自覚を新たにしたのは
自分だけじゃない。
口にはしなくても夫も同じようにそう思っていた。

そういう部分に気付くことができると
心がとてもあたたかくなったのですね。彼女は。

いいご夫婦だなあ。
彼女の話を伺って、私も心がジーンとしました。


お子さん少しずつ元気になりますように。
山あり谷あり、でも少しずつ上っていけますように。