2020年05月23日

石に癒しの力を期待した親心(宮城県東松島市・里浜貝塚)

大正7(1918)年、東北帝国大学の松本彦七郎先生、
早坂一郎先生らによって宮城県東松島市の宮戸島の
里浜貝塚で行われた発掘調査に関するお話、
今日はその2回目です。

出土したこどもの7号人骨は
頭の下に枕のように石が置かれ、
首飾りと思われる小さな石も見つかりました。

松本先生はそこにアイヌの人々がお墓に収めたガラス玉と
同じ意味が込められているだろうと考えられました。

アイヌの人々が大切にしたガラス玉、
調べてみるとそこには大陸とのつながりも浮かび上がってきます。
縄文時代の里浜の人々が大事にした臼玉と
後世、アイヌの人々が大切にした大陸からのガラス玉、
そこに共通するものは何なのか?

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考える死生観とグリーフケア
「石に癒しの力を期待した親心」
(宮城県東松島市・里浜貝塚)
http://www.lana-peace.com/2/2-4-094.html
http://www.lana-peace.com/2/index.html