2020年05月03日

カードが開いたこどもの世界 ―「小さな村の物語イタリア」から考えたこと

普段あまりBSは見ないけれども、たまたま昨日夕方目にした
BS日テレの番組、とても良いものでした。

「小さな村の物語イタリア」
第326回 カーサカスタルダ / ウンブリア州
2020年05月02日 18:00〜18:54放送


旅行番組と勘違いして見ていたら
ナレーションの様子がどうやら違う。
それはイタリアの村、カーサカスタルダに住む
ある家族の物語だったのでした。
次男はとても重い障害を負っていたのです。

彼の世界を広げて飛躍的な成長を導いたのは
家族の関わりでした。
コミュニケーションカード(言葉の代わりに伝達手段となるもの)
の存在が彼の世界を広げていったのです。

決してお涙頂戴のやらせみたいなそんな番組ではありません。
イタリアのある家族の日常が切り取られたもの。
番組製作者たちの矜持が伝わってくるような、
久々にとても清々しい番組でした

「今まで経験したことのない」
そんな状況で小さな幸せを積み重ねていくこの家族の姿は
学ぶべきことがとても多いと思います。

ぜひTverなどでしばらく配信してほしいなあって思います。


詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
家族の気持ちが行き詰まった時
「カードが開いたこどもの世界」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-071.html