2020年04月16日

神様はきっとすごい力を授けてくれたんだ ―小さく生まれた病気のこども

他のこどもたちよりも
随分小さく生まれて
いくつかの病気を抱えていると
医師から説明を受けたら
親御さんは途方に暮れることでしょう。

あまりにもショックが大きすぎて
明るい未来を思い描いて
頑張ろうと自分を励ます心の余裕は
まだちっともないかもしれない。

でも。
小さく見えるその身体の中に
とてつもなく大きな
親でさえも想像し得ないような
生命力が潜んでいる。

ほんの数年前、
NICUで大変な治療や手術を
受けてきたとは
とても想像し得ないほど
成長したお子さんとの出会いで
強くそう思いました。

もちろん同じ頃に生まれた
健康でしっかり体重のあるこどもたちに
追いついたわけではないけれど、
あどけない、素朴なこどもらしい
表情や仕草を見ていると
その子もしっかり成長している。

「人それぞれ」

その子にはその子の成長と幸せが
たくさんあるなあってしみじみ思いました。

こうしてこの世に生まれ出て
確かに命をつないで
今の時間まで生きてきた。
そして今もこうして生きている。
その力に素直に感動してほしいなあと思います。
これまで決して手放しで安心できるような
時間を過ごしてきたわけではないけれど
でも、そういう生の時間を重ねてきたこどもには
逆境から伸びあがっていく強さが備わっています。

それはなぜなのだろう?
本人の資質? 周りの環境の影響? 親の関わり方?

何がどうとは言い切れないけれど
きっと神様はそういうこどもたちに
週数満ちて健康に大きく生まれてきた
こどもたちとは「違う強さ」を授けて
この世に送り出してくれたのだろうと思います。

例えば1万人に1人の病気だったとしたら
9,999人の人には持ち得ない強さを
その子に神様は授けてくれたのだろう。きっと。


これから控えるいろいろな治療も
どうか乗り越えていけますように。