2020年04月02日

悪いことばかり目につく時に「安心」を得た父

人の心は厄介なもので、
いろいろ情報を探し始めた時に
なぜか悪いことは容易にいくらでも出てくる。
そしてそれらの事柄に自分の心がとても揺さぶられて
ますます追い詰められていく。
それが我が子の病気のことであると
親としていてもたってもいられない気持ちになる。

あるお父様がおっしゃっていました。
だからこそ、自分の中で確信が得られるものだけを選択して、
記憶の中に「いい面」を強くインプットするようにされたことを。
今の時代、ネットですぐに世界中の情報にアクセスできて
中にはそれが正しいのか不適切であるのか
判断がつかないようなものもあります。
彼は専門的な話についてちゃんと医師から話を聞き
定かではない情報からは距離を置くようにしたのだそうです。

それって自分でとれる最も大切な策の一つと思います。

そしてとにかく医師への信頼を強めていったそうです。
どんなに自分がこどものことを愛していたとしても
直接治療の手段を講じることができるのは医師だから
信頼できる人に任せよう。
そう委ねる心のやりとりが
彼の心の中に安心をもたらすようになっていったそうです。

彼の取った行動は闇から光を生み出すことに
等しい話と思います。

きっと奥様もお子さんも
揺れる日々の中で変化していく夫、父の存在が
どんなに心強かったことだろう。


人間の心は厄介であるけれども
人間の心は実に力強い一面を持つ。
彼のお話を伺ってしみじみそのように思いました。