2019年07月31日

1つ1つ優先順位をつけて ――強さを携えていった父

お子さんが重い病気と診断されて、
涙ばかりが溢れる日々を過ごした後、
「こどものために、自分がしっかりしなくては……」と
あるお父様は思ったのだそうです。
自分が泣いても事態が変わるのではないなら
もうこどもの前で泣くのはやめようと。
それでもやっぱり父親だって感情ある人間だから
一人の時に泣いていたのだそうです。
そうやっていくつもの波を乗り越えてきたけれど
病気の再発、そういう説明を医師から受ける時は
気持ちがズシンと落ち込みます。
だけど1つ1つ片付けなくちゃって思うんだそうです。
優先順位を付けて。1つ1つ。

お父様のお話をうかがって、
心がジーンとしました。
大変さを乗り切っていくたびに
段々強さを携えていくその父の姿に
お子さんもきっと心強く思っていることでしょう。

人は変わる。
変わろうとする気持ちを持つ限り。
父としてこどもをしっかり支えるために。
穏やかにお話されるお父様の横顔を見て
そう実感しました。

新しく始まる治療、きっとうまくいく!