2019年06月07日

絶望から這い上がった母親 ―後悔しないために何ができるのか?

我が子の病名としてこれまでまったく無縁の世界だった
難病の名前を告げられ、
絶望しか感じられない時、
人はその闇からどう這い上がれるのでしょう?。

あるお母様は考え始めるときりがなかったけれど
自分ができること、それは何だろうと考えたのでした。
自分がこどもの病気を治すために
すべてをできるわけじゃない。
治療方針を定め、手術、投薬……
それらは医師にしかできないこと。
そこにいくら思いを巡らしても
結局自分でどうにかできる範囲ではないと
彼女は思ったのでした。

でも、親だからこそできることがあります。
それはいくつか医師から提示される選択肢の中から
親が幼いこどもに替わって
最も良い、と思う方法を選択していくことです。

だからこそ彼女は、
その時、その時をちゃんと考えていったのだそうです。
あとで、後悔しないためにも。
自分のできることをちゃんとやろうと。

今の瞬間をちゃんと考えて
そうやって積み重ねていく時間の集合が
お子さんにとってより良い未来を
引き寄せることにつながっていったのでした。

私がもし同じ立場に置かれたならば
同じだけの時間、苦悩に晒されたならば
そんなに風にポジティブでいれただろうか?
きっと途中で心が折れて
あれやこれやと周りに対して
負のエネルギーを発散してしまったことだろう。


考えてもどうしようもないことに
思いを囚われてしまうよりも
彼女は今できることにフォーカスする。
彼女のこれまでの軌跡、
その凛とした姿勢に
とてもすがすがしい思いがしました。

新しく始まる治療、
きっとうまくいく!

決してたやすい道ではないけれど
彼女の思考はきっと
物事を好転させていく力になると思う。