そして命が今世で宿る前、
転生する前にしばらくお休み期間の記憶を赤ちゃんは持っている、
という胎内記憶のお話があります。
その記憶を信じる、信じない、
いろいろな立場や意見があるだろうけれど
あるお母様は胎内記憶を信じて
難病の我が子が自分を選んでくれた、
と思っていたそうです。
病気を選んで生まれてきて、
一緒に乗り越えようとする親をどうするか、
そこで自分が選ばれたのだと。
大変な人生をわざわざ選んだ勇気ある赤ちゃんが
自分を親として選んでくれたことに
自分は自分を誇りに思うとお話されていました。
そういう気持ちで子育てをしていたら
日常の考え方の向かう先が変わっていったそうです。
どうすることもできない事実に直面した時
人は無力感に打ちのめされてしまうものだけど
彼女はそうやって新しい力を生み出していったのでした。
まだ若い、柔らかなかわいらしい雰囲気の彼女の心の底には
力強さがみなぎっていました。
お子さんが天に帰った後も、
これから一生懸命になれるものを探そうとしていた彼女。
お子さんの導きが彼女の道を照らしてくれると思う。
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