2019年04月30日

山本達彦氏 Live Tour “The Trio 2019”(2019/4/26・南青山)

先週末、東京・南青山のマンダラで開催された山本達彦さんの
Live Tour “The Trio 2019”に行ってきました。

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ブルーグレーのジャケットに黒のパンツに黒のショートブーツで
紺と白のストライプのシャツが山本さんのお顔立ちを
ますます精悍に引き立てていました。

一週間前にのどの調子を痛めて手当されたそうですが
いつも以上に声は艶やかで伸びやかで、さすがプロフェッショナル!
全体的にジャズテイストのアレンジで
どの曲をとっても皆、素敵でした。

「フランスの芸術家的な思いを織り込みたくて作った」と紹介された
「Improviseは」戸川智章さんのウッドベースで始まって
山本さんのピアノに江野尻知宏さんのリズムを刻む
シンバルが重なって、そこに山本さんのボーカルが……もう絶妙でした!

「Vintage」はアルバム収録よりも
もっと厚みを増した音で作り上げられていて
空気感がもうすごかった。
やっぱり山本さん、格好いいなあ。

そして一緒に暮らしているお母様との生活の中で
最近のほのぼのするエピソードを
お話されていました。
食事の席でお母様の気持ちがアップするようにと
NHKのAMのラジオ番組をかけていたところ
(世代が高齢の方でもご存知の曲が流れる率が高いって配慮ですね!)
なんとそこに山本さんの曲がかかったのだとか。
ご本人のまったく知らなかったところで、
突然ご本人と家族が一緒に聞くって
すごいことですね!
その番組は4月17日のNHKラジオ第一の「すっぴん」で
水曜日のパーソナリティ 能町みね子さんの番組に
「DJ敷島」として活躍する相撲の浦風親方がゲストで登場し
能町さんに捧ぐ音楽として取り上げられた曲のうちの1曲が
なんと山本さんの「May Storm」だったとのこと。
お母様もとても嬉しかったようです。

36年前発表の山本さんのこの歌、
今聞いてもすごく良いけど
振り返ってみれば、当時中学生だった私は
随分背伸びして大人の歌を聞いていたんだなあ。
浦風親方を存じ上げていなかったので調べてみたら、私と同世代。
随分長い時を経て、選んだ1曲が
山本さんの「MAY STORM」ってことが
何だか同じ時代、生きてきた人なんだなあって思ってしみじみ。。。

先月65歳のお誕生日を迎えられた山本さんですが
無駄なものをそぎ落として
My favoritesが明確になってきているんですって。
長く生きているのも悪くないなあとおっしゃっていました。

今回も素晴らしいピアノと歌と
戸川さんと江野尻さんと息の合ったセッション。
すごくたくさん練習されてきたんだろうなあ。
そういう誰かの努力の成果の中に
自分が身を置くと
清々しい気持ちになるなあって思います。
そして良い音楽って空間の波動を一気に変えてくれますね。

お帰りの時、やっぱりいつもの通り丁寧にファンサービスで
笑顔で応えられていました。
帰り際の運転で眼鏡をかけた横顔も凛々しくて、実に美しかったな。


これで充電完了。またしばらく頑張ろう。

これからも山本さんのやりたい音楽を追求して
活き活きと活躍してほしいです。
posted by Lana-Peace at 09:19| アート / 歴史 音楽