2019年01月12日

とっても素敵な京成電鉄本線「博物館動物園駅跡」

函館の臼尻B遺跡に関する報告書を調べていた時
(遺跡の話はまた後ほど・・・)
国会図書館にも置かれていなくて、どうしようかと思ったら
なんと国立東京博物館の資料館に所蔵されていたのでした。
それも勢揃いで。すごいお宝ざくざくです。
国会図書館にもない本があるってすごい所蔵力ですね!

早速、初めて資料館に出掛けてみたところ、
上野駅から行く途中にあったのが
この「京成電鉄本線 博物館動物園駅跡」
昭和8(1933)年に竣工した建物だそうです。
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これが日本の駅舎なのかしら?
どこかヨーロッパの伝統ある駅舎みたいだけど・・・
と首をひねってしまいそうなほどとっても素敵な建物。
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かつて3方に空いた出入り口には6灯の壁付照明器具があったそうですが、
第二次世界大戦の金属供出で取り外されてしまったそうです。
そしてこちら、平成22(2010)年に復元された1灯です。
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平成の時代はやっぱり平和だ。

こちらの駅跡のそばに国際子ども図書館の近くにあったのですが
旧帝国図書館を利用したこの建物も明治39(1906)年に建設され、
昭和4(1929)年に増築されたのだそうです。
図書館とは思えないほど、こちらも素敵。
駅の雰囲気にも共通しています。
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明治から昭和初期の建築って現代のビルよりも、
何とも言えないしみじみとした趣きがあるなあって思いました。
posted by Lana-Peace at 09:33| アート / 歴史 街の中