目が不自由な画家ティモシー・チェンバーズ氏のお話をご紹介しましたが
彼は5歳の頃から耳が不自由で補聴器を使った生活をしていました。
彼が成長する過程で耳の障害に伴い
いろいろなことがありました。
クラスメートから補聴器を揶揄された時
相手を殴りたいほど腹立たしかったけれど
ユーモアで切り返し、クラスメートの羨望の的となりました。
高校生の頃のデートでハウリングが起こって
気まずい思いで意気消沈した時
リフレーミングによって気持ちを変えていきました。
そのきっかけを与えてくれたのは父親です。
自己卑下するわけではなく
現実逃避するわけではなく。
病気によって起こり得る不都合な出来事、
それが避けられないもので、これからも続くならば、
それとうまく折り合いをつけて生きていくことが
本人には求められます。
その方法を親御さんが教えてあげることにより
生き辛さが和らぐと、
お子さんにとって新たな力や可能性を広がるのだと思います。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
家族の気持ちが行き詰まった時
「ユーモアとリフレーミングが救った心」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-068.html
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