2018年09月08日

もし自分が健康に生まれていたら……その想定は自分の人生じゃない、と言い切る人

生まれた時から何か大きな病気があったお子さんは
自分の境遇をどう思うのか?
親御さんにとってそのテーマは
なかなか普段、聞きにくいことかもしれません。

ある方がお話してくださいました。
「病気は自分にとっては大変じゃない。」

え?そんなに潔く?
びっくりしました。
だってその病気とはしっかり養生したら治る風邪とか
そんなことではないのですよ。
国から難病指定されているものなのです。
難病なのです。難病。

どうしてそんな風に言い切れるのか尋ねてみたら、
「幼い頃から自分は病気が大前提の人生だったから
もし自分が健康に生まれていたら、といった想定も
それは自分の人生とは違うものだから。」

彼女はそれをさらっと、笑顔で答えてくれました。

第三者の目から見れば、もちろん病気で不便だったり
大変だったことはたくさんあったのだろうと思います。
でも大人になってからそういう風に自分を振り返られる彼女。

それは、その方個人の資質によるものなのか?

彼女は「他人の役に立つことが喜びだ」と仰っていました。
きっと周りから愛情をたくさん受けて育ったのだろうと思います。
そして自分のために誰かが骨を折ってくれたことを
幼い頃からずっと見続けて、心に留めていたのだろうと思います。
そして初志貫徹で他人の役に立つ仕事を選びました。

今は自分の夢の途中で、ちょっと小休止の段階。
「誰かの幸せのために、自分が何ができるか?」
それをずっと考えて走り続けてきた彼女だから
今は自分のためにしっかり充電してほしいです。

これから始まる新しい治療、きっとうまくいく!