2018年09月06日

我が子がくれた自分の生きる意味

初めての子育てに一生懸命だった日々
突然、我が子が一万人に一人の確率の病気だと聞かされて、
彼女のお子さんは大きな手術を受けることになりました。
点滴、ドレーン、モニター、
小さな身体から様々なラインが出ていたけれど、
その中で、どこか触っても大丈夫な場所はないかと
彼女は探したそうです。
そしてやっと見つけた安全な場所は
小さな手の指先だけでした。
彼女はずっと触っていたそうです。
1日10分だけ、直接面会出来る時間に。

そこから数十年経っても当時のことは鮮明に蘇って、
昨日のことのようにお話されていました。
彼女はこう思ったんですって。
ひたむきに頑張っている我が子の姿を見て
この子はこれから生きていく子なんだから
この子のために頑張らなくちゃ、と。
自分は人としてちゃんと生きなくちゃ、と。

自分はこどもに生かされている、
そう思ったそうです。
そして小さくても頑張る我が子を
心の底から「すごい子だな」って称賛する気持ちは
我が子が大人になってからも変わっていないそうです。

そういう風にお子さんと共に時を過ごしてきた彼女は
我が子にこれから始まる新しい治療に大きな期待を寄せていました。
もうそこから5年くらい先の未来も見据えて。

一生懸命な「今」をしっかり見届けている人は
自分たちが望む未来を確実に引き寄せる力がある、
静かに流した彼女の涙に、そう思いました。

新しく始まる治療、きっとうまくいく!