羽田発函館行の機内でそもそも私が小田さんのことを知ったのは、
いつのことだったのだろうか……と記憶をたどっていたら、
小学校6年生の冬休みだったと思い出しました。
新春お正月番組で、西城秀樹さんが「眠れぬ夜」を歌っていたのです。
後で作詞・作曲が小田和正さんだと知り、
そこから小田さんの歌(当時オフコース)を聴くようになっていったのでした。
あれから38年ほど経ってしまいましたが、
小田さんを知るきっかけは秀樹さんがくれたものだったなあと、
東北上空の雲の合間から見えた美しい山並みを見ながら、
しみじみ考えていました。その2日後です。
ネットニュースで秀樹さんの訃報を知ったのは。
とても驚きました…。
脳梗塞を患った秀樹さんが闘病記を出されていたことは知っており、
何年か前に読んでいましたが、改めてその本を読み返してみました。
そこには病気と共に生きていくことの葛藤、気持ちの変遷など、
実に学ぶべきものが多くありました。
秀樹さんの発症は四十代、そして再梗塞は五十代になってからですが、
夢半ばで突然重い病気になった幼いこどもたちにも、
ぜひ知ってほしいと思うことが多々ありました。
そこで数回に分けて、ご紹介したいと思います。
まずは第1回目です。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「自分を導く言葉との出会い「あきらめない」」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-107.html
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