2018年07月23日

距離を置くことで自分を取り戻せた母

無事出産してホッとしたのもつかの間、
お子さんが体調悪くてNICUに入って
いろいろ検査などが進められるとき、
ママの気持ちは非常に不安定になっています。
話す本人は特に気にも留めていないような言葉に
とても心が傷ついたり
相手が心を寄せて、発してくれたいたわりの言葉に
とても悪意を感じてしまったり……。
普段だったらありえないような思考に陥って
周囲との対人関係がとても悪くなることもあります。
たとえそれまで非常に仲よく過ごしてきた
嫁姑関係であっても、
姑の優しい言動が耐え難いほど
辛くなることもあります。

あるお母様、そうした状況に陥って
暫く周りと距離を置いたのだそうです。
そして検査していくうちに発覚したお子さんの
病気や手術…いろいろなことを
ご主人とお子さんと共に乗り越えていきました。
やがて半年くらいかけて姑さんとも
元の通り、とても仲の良い間柄に
戻れたのだそうです。


ある日突然、非日常の緊急事態に突き落とされた時
人はそれまでの自分と違う感情、行動に走ってしまうのは
自然な心の流れです。
ですから、本来ではない自分に戸惑い
自分でもそれをどうコントロールしていいか分からない時は
周りと少し距離を置くのは得策だと思います。
それは逃げている、のではなくて
自分の立ち直るための力を養う機会を確保しているのですから。
だけどそれをもしもあなたが「孤独」と思うのであれば、
自分とはプライベートな利害関係のない
誰か新しい関係(例えば病院のスタッフとか)の中で
新たな結びつきを見出せばよいのだと思います。

そうして自分も時間と共に心が丈夫になっていった時、
また元の周囲の人間関係の中へと
少しずつ足を踏み出していけば良いのだと思います。
あるお母様のお話を伺ってそう思いました。


新しい治療、きっとうまくいく。
ママがたくさんの苦労を乗り越えて
あなたのことを看病して、見守ってきたのだから。
強くなったママと共にあなたも一緒に頑張れるよね。
お兄ちゃんもお姉ちゃんも
あなたが元気になりますようにって
みんな、おうちで待っているよ。