2018年06月25日

「どうしてそんなにドライなの?」 そこに隠れていた父の本当の気持ち

お子さんが亡くなった後、親御さんの間で感情のずれを
感じる方もいらっしゃることでしょう。
あるお母様はご主人の様子がどこかドライな感じがして
「どうしてそんなに簡単に割り切れるの?」って違和感があったそうです。
自分は涙が溢れて仕方がないというのに……。

しかしある日、ご主人にそれを尋ねた彼女は
そこに隠された大きな意味に気付くこととなりました。
ご主人は自分が気持ちを切り替えなければ
家の中が立ち行かなくなる、そう思ったからだそうです。

家には専業主婦の妻とこども。
その生活を経済的に支えるのは働きに出る自分。
生き残っている家族を支えるのは自分だ、
その責任感をしっかり果たすためには、
自分ができることはまずは働くことだ。
そのためには悲しむばかりではいられない。
そう彼は思ったのです。
ドライに割り切ったような印象を与えるような振る舞い、
それは自分自身を鼓舞する意味もあったのかもしれませんね。

彼女はそこからご主人の心の中の本当の悲しみや
家族に対する深い愛情を改めて知ることとなりました。
そしてこれまで以上に相手の気持ちを推し量るようになりました。

良いご夫婦関係だなって思いました。
お互いがそれぞれの役割をしっかり頑張って果たして
お互いを認めて支える、
それが前進のための一歩なのだなと思いました。

彼女がもしご主人に尋ねなければ、ずっと誤解したままで
不信感が募っていたかもしれません。
話すって大事だなって思いました。