2018年04月18日

優しさが引き出す前向きな強さ ―慰めだけが優しさがじゃなくて

お子さんが生まれて、さあおうちに帰ろう
そんなワクワクした時間を迎えるはずだったのに
病気かもしれないと大きな病院に移ることになって
次々始まる検査や処置、治療。
ああ、一体どうなってしまうんだろうと
不安は尽きないですね。
そして、出産して日の浅い母体にとって
身も心も大変な時なのに。

あるお母様、とても気持ちがドーンと落ち込んでしまったそうです。
そんな時、ご主人が力になってくれたそうです。
妻の気持ちが上向きになれるように、妻のことを気遣って、いろいろと。
お母様はそういうご主人の優しさが本当にありがたく
嬉しかったそうです。
人一倍繊細な心を持つご主人だって、本当はとても辛かったはずなのに。
同じこどもの「親」という立場は一緒なのに。
そういう時に自分を気遣ってくれたご主人の優しさ。
慰めとか、決してそういうことではないけれども
彼女はご主人のいろいろな言動、振る舞いから
彼の心の底にある優しさを感じ取っていた。

そして彼女は気持ちを切り替えたんですって。
「どうして、どうして……」と落ち込んでいる時間、
それは「我が身」に起きた不幸を嘆いていたんじゃないかって。
自分は立ち止まっていながらも
刻々とお子さんを取り巻く状況は変わっていく。
そこに気付いたら、こどもとご主人と一緒に頑張ろう!
そう思えたんですって。

もちろんご主人の優しさはあるけれど
そこに気付けた彼女の感性は、ご主人と同じ位、
鋭敏なのだろうと思う。

新しい治療、きっとうまくいく。
そして信頼し合っているパパとママは
あなたのことをしっかり守ってくれる。
小さなお兄ちゃんもあなたのこと応援しているよ。
弟は病院で頑張っているんだぞって。