2018年04月11日

金銅飾履(韓国 高敞郡 鳳徳里古墳群1号墳出土・国立全州博物館所蔵)

昨年秋訪れた韓国の全州博物館には
全羅北道 高敞郡の鳳徳里古墳群1号墳から出土した
一双の金銅飾履がありました。
5世紀百済のこの飾履、素晴らしい彫金です。
日本の江田船山古墳出土の国宝 金銅製沓にもよく似ています。
副葬品の一つではありますが、1600年ほど前にこれほど緻密なものが
造られていたことが本当に驚きです。
また同じ頃の時代に朝鮮半島と熊本で同じような飾履が
古墳に収められていたことを考えると、
死者に向けるまなざしは海を越えても変わらぬものだったと
知ることができます。

丁寧に形作っていく一刀一刀、そこには死出の旅路の向かう先が、
美しく光り輝く飾り履きが似合うような素晴らしい世界でありますように…
そんな願いが込められていたのだろうと思います。

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考えるグリーフケア
「金銅飾履」
(韓国・国立全州博物館 所蔵)
http://www.lana-peace.com/2/2-4-050.html
posted by Lana-Peace at 16:32| ☆ 歴史から考えるグリーフケア