そこは縄文時代からの遺構が見つかっている場所です。
海抜5〜20mの場所の地点にある貝塚ですが、
かつて縄文時代には縄文海進と言って今よりも気温が高く
水面も高かったことから、遺跡前面まで海が湾入し、
白砂の砂浜があったのだそうです。
海の大きな恵みを得ながら暮らした人々の生活。
その貝塚から見つかった人骨KG-40は
生前ポリオに罹患したことが推察されています。
左右非対称で見つかったその骨。
そこには片足麻痺となりながらも、
懸命に自分の人生を生きた証が現われています。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「縄文時代、片足麻痺でも自分の人生を歩む 2. 岩手県」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-103.html
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