2017年12月10日

山本達彦氏 MANDALA LIVE 2017 Live en Quatre Saisons・Hive(2017/12/9)

昨日、山本達彦さんの157回目の南青山マンダラライブに 行ってきました。
黒のジャケットとパンツに清々しいライトブルーで登場した山本さん。
今回は三輪崇雅さん(Guitar)、戸川智章さん(Bass)、
(Drums)江野尻知宏さんとのセッションでした。
いつものマンダラと違うのは、ステージ上のクリスマスの飾りつけ。
こちら山本さんが自ら持ってこられたのだと、
ステージ終了後、マンダラのスタッフがお話してくださいました。
ライブ前、自宅でどれにしようかなあと選んでいる姿、
想像するとなんだかほんわかします。

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今回も山本さんの伸びやかで甘い声はますます健在で、
どの曲も素晴らしかったのです。
少しいつもよりスローな「Lady」で始まったピアノソロ3曲ですが
3曲目の「センチメント」は格別でした。
今迄私はライブで聴いたことのないアレンジ。
それまでブルーに照らされていたライトがオレンジに変わって、
静かなイントロのメロディー。一体何の曲かなあと思ったら
「君の心に誰か住んでる。唇は嘘をつけないよ。」
ああ、「センチメント」だ…と思いつつ。
クラシックテイストのアレンジは途中から
和音の連打が心地良いいつもの感じに変わって、
最後はまたメロディアスな感じに戻って終わりました。
しーんとした会場の空気を山本さんがギュッとつかんで、
やさしく手放したようでした。
しみじみ、すごいなあ…。
作り出す波動の質がすごくすごく上質。

トークの中ではあたたかいお人柄が伝わるような話題がいろいろと。
勘違いとか、思い込み、年を重ねても自分が知らなかったことエピソード
みたいなことをメンバーみんなでお話されていて、和やかな雰囲気もありました。
ステージに立つアーティストも一人の人間なんだなあと、
なんだかほっとするところもあり。
でも他の人と同じようなそういう日常生活を送っていても、
歌や演奏によって別空間を作り出すような人たちは、やっぱり才能が違うんだなあ。
それはもちろん、人の見ていないところでの努力という名の土台の上に
成り立つものだけど。

山本さんは本編最後に
「こうやってステージをして拍手をいただくと、
本当にやっていて良かったなと思う。
来年40周年、更に皆さんにエネルギーを与えられれば、
これに勝る幸せはないと最近つくづく思います。」
とおっしゃって「摩天楼ブルース」へ。

いつまでもお元気で、山本さんが望むような活き活きとした
アーティスト活動を続けてほしいなあと思いました。


ステージが終わった後も、たくさんのファンに囲まれて、
にこやかに握手されているのはいつもの通り。
あんなにエネルギッシュなステージを終えたあとなのに、
一人一人に優しく対応されているのもやっぱり人柄だよなあ……。

そんな光景を遠巻に眺めながら、すっかり日の落ちた南青山を後にして
向かった先は表参道。
イルミネーションがとてもきれいだったので、こちらに書きます。
posted by Lana-Peace at 15:03| アート / 歴史 音楽