2017年11月04日

「四季花鳥図屏風 」酒井抱一 (出光美術館展示)

出光美術館(東京・丸の内)の「江戸の琳派芸術」より印象的だったものをご紹介。

高さ21.2センチの小さな屏風なのですが
美がぎゅっと凝縮された感じです。
特に右隻の中央に描かれたあじさいがとても目を引きました。
あじさいの装飾花は白、淡い青青、濃い青で表現されていますが
絵の具の粒が盛り上がっていて、点、点となっていて
お花がとても活き活きとした感じです。
金地によく映えています。

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四季花鳥図屏風
酒井抱一
八曲一双
紙本金地着色
21.2x72cm
江戸時代(19世紀)
出光美術館 所蔵
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posted by Lana-Peace at 11:09| アート / 歴史 絵画・彫刻・陶芸