2017年10月05日

岩櫃山遺跡 壺型土器(岩櫃山式)(明治大学博物館蔵)

群馬県吾妻郡の岩櫃山遺跡から出土した壺型土器、
こちら弥生時代中期の再葬墓遺跡だそうです。
岩肌が荒々しい存在感たっぷりの岩櫃山に
再葬のため用いられた壺型土器は
やさしい色合いで、直線、波線の美しい線文様で飾られていました。
底面に対してかなり真ん中が大きく膨らんだこの壺、
焼成するには随分、慎重さが求められたことでしょう。
長い時間の流れがあっても、故人を偲ぶ気持ちを持ち続けていたことが
伝わる壺型土器です。

詳しくはこちらに書きました。


Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考えるグリーフケア
壺型土器(岩櫃山式)(明治大学博物館蔵)
http://www.lana-peace.com/2/2-4-036.html