2017年06月27日

役割をまっとうする父親

お子さんの笑顔やかわいい声や仕草や表情は
親御さんにとって、励みになるし、力が湧いてくる。
でも、病気のために、そういった反応が乏しい場合があります。
だけど、親御さんは懸命にお世話や看病を続ける。

「もうすぐ良くなる」「きっと良くなる」
そう思い続けて、1カ月、3か月、半年、1年。
もしも、状況が変わらなかったら
いつしか親御さんの心も疲れてしまうのは
すごく自然なことだと思います。

些細なことで気持ちが苛立ってしまったり…
喧嘩が増えてしまったり、気持ちが折れてしまったり。
そうなってしまったあるご夫婦は
しっかり話しあったのだそうです。
そして、結論として
「どういう状況であっても愛そう」って
お二人で決めてからは
自分から生まれる感情が変わったのだそうです。


お父様の語るその言葉の中には
奥様に対する尊敬が端々に感じられました。
「自分だったらあんな風に世話は出来ない」
「自分は仕事で外に出られるけど、妻は出られないのに…」
「妻は本当にすごいと思う」

奥様のことをそんな風に口に出して他人に語れるということは
普段から奥様に対してそういう思いをずっと持ち続けているからこそ。

お父様が決してお世話していないわけじゃないです。
家事も育児ももちろん分担して。
そして「自分の役割は家族を経済的に不安にさせないこと」と思い
身体を酷使して一生懸命、外で仕事をしているのです。

そういう自分の役割の自覚とか
お互いへの感謝とか尊敬とかを持って
自分の役割をまっとうすることによって
お子さんが愛情いっぱいに、
育つことが出来たんだなあって
先日お目にかかったお父様のお話から
そう思いました。

人は心がけ、気持ちによって、
自分の毎日を変えていくことができるんだなあって
改めて、思いました。

新しい治療、きっとうまくいく!
何年もずっと、夫婦二人で守ってきたお子さん、
これから始まる新しい治療で、
お子さんの新しい元気な人生がはじまりますように!