2017年06月23日

「二重亀甲有字紋散蒔絵角赤手箱」

サントリー美術館(東京・赤坂)の
「神の宝の玉手箱」より
印象的だったものをご紹介。

蒔絵の箱には六角形の中に有の文様が。
出雲大社の神紋として用いる亀甲文は
大社の祭神オオクニヌシノカミの恵みが
六方にあまねく広まるという意味なのだそうです。

シンプルな文様でも深い意味が込められているのですね。

そして箱の上蓋の側面と、
下箱の側面端の隅にハートの文様。
黒い箱に赤い文様が実にビビッドできれいです。

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二重亀甲有字紋散蒔絵角赤手箱および内容品
一具 
江戸時代  18世紀
出雲大社蔵(島根)
サントリー美術館(東京・赤坂)
「神の宝の玉手箱」出展品
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posted by Lana-Peace at 07:50| アート / 歴史 絵画・彫刻・陶芸