実は何となく気が引ける人もいるかもしれない。
なかなか一歩踏み出せないかもしれない。
でも、その一歩によって得られるものは
生活の便利さや快適さだけでなく
心の中の新風かも知れません。
「しあわせ患者学研究所」の高宮潤子さんのポッドキャストを聴いて
そう思いました。
潤子さんは身体が思うように動かなくなって6年目に
介護保険のシステムを使って、
ヘルパーさんをお願いするようになったそうです。
それまではヘルパーさんにお願いすることに対して
どうもためらいがあったようなのだけど
実際利用するようになってからは、
自分らしい生活が誰かのサポートによってできる嬉しさを
ひしひしと感じられるようになったそうです。
そして潤子さんのご主人も
自分が外に仕事に出ている間、
奥様がどう過ごしているかなって気がかりな時に
信頼できるヘルパーさんが奥様の元にきてくれることに
とっても安心感を感じるのだそうです。
潤子さんは、ヘルパーさんのサービスを利用して
共に生きる仲間というつながりを感じられて
ヘルパーさんが来られるのが待ち遠しいと思うようになったそうです。
いくらネットや電話があったとしても
どうしても外出の機会が減ると
人との直接の出会いが減ってしまいがちだものね。
そういうヘルパーさんとの出会いはとても貴重ですね。
快適に過ごせて、心に余裕が生まれてくると
何かチャレンジしたいと思える気力や体力が
自分にも湧いてくる。
それはますます貴重な宝物!
詳しくはこちらをどうぞ。
しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんポッドキャスト
2017年6月2日 第六回『ヘルパーさんとの楽しい生活』
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