患者との対話、で悩む方は多いかもしれませんね。
先日
こちらでご紹介した
しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんのポッドキャストでは
「おしゃべり力」よりは「観察力」を
しっかり身につけてほしいってお話がありました。
無駄にペラペラしゃべれば良いってものではなくて
朴訥だけど、きちんと仕事をしながら
患者本人が自分では気づかない前回と今日との比較を
プロの視点でしっかり見つけ出して
それを言葉にして、表現してくれる。
そういうところに医療従事者に対して
安心感や信頼感が生まれてくるのだと
語っていらっしゃいました。
確かにその通り。
医療や看護や、何か施術を受ける時、
その時、私たちは単におしゃべり相手を求めているのではなくて
その背景にある専門知識に基づく判断や行動を
大いに期待しているのだものね。
病気のこどもたちと関わる医療従事者も
そういう基本的なことがきちんんとおさえられた人ばかりだといいですよね。
特にこどもは自分で何か異常を訴えるのではなくて
周りの大人が気付かなければ、どうにもならないから。
そして、そうした基本があったうえで、おしゃべりで楽しい時間が過ごせたら
こどもたちにとっては、施術がもっともっと楽しい時間になれるんだけどな。
詳しくはこちらをどうぞ
しあわせ患者学研究所 高宮潤子さんポッドキャスト
2017年5月19日 第四回『おしゃべりが苦手な学生さん』
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