2017年05月03日

しあわせ患者学研究所 高宮潤子さん (ポッドキャスト)

風邪のようにすぐ治るものならいいけれど
ずっと長く付き合っていかなくちゃいけない病気って
本人にとっては辛いし、
いろいろ苦しいこともありますね。
でも、その中から気付きを得たり、
新しい自分の可能性を見つけて挑戦している
素敵な女性がいます。

若い頃は報道の世界にも身を置かれていましたが
今はジュエリーデザイナーやセラピストの領域で
活躍されている高宮潤子さんです。

大学生の頃に見つかった自己免疫性疾患、
それからもう20年以上の年月が経ち、
その間にはいろいろな葛藤があったと思うけれど
今の彼女はキラキラしています。
もう何年も前からのおつきあいなのだけど
以前のキラキラは純粋なキラキラだったけど
今の彼女のキラキラは、年を重ねたことによる
深みのあるキラキラに変わっています。

先日、ポッドキャストを始めたと
連絡がありました。
「しあわせ患者学 研究所」です。
患者学、っていろいろなところで登場する言葉だと思う。
でも彼女が追及するのはただの「患者学」ではありません。
「しあわせ患者学」です!

人はただ生きて、生かされているのではなく
しあわせになることが、
その人にとって何より!だものね。

ポッドキャストはこれからコンテンツを増やしていかれる予定です。
彼女の実体験、実生活から得た
様々な思い、発見、気付き…
それらは、学者さんたちが書くような
病気や福祉や人生に関する本なんかとは
全然違う、迫力があると思います。
それを軽やかに、多くの方の心に届くような
やさしい言葉で伝えていける。
それが彼女の強みです。

お仕着せの治療をただ享受するのではなく
自分が治療を選んで、自分の人生作り上げていく
それが彼女のやり方です。
容易に治るようなものではない病気があっても、
それと共に生きていくってどういうことなのか
正直な気持ちがこれから語られていくと思います。

病気を患っている人たち
きっと「ああ、そうだなあ」って同じように感じることもあると思います。
ベッドの上で、自分の人生先が見えなくなって途方に暮れている思春期さん
これから潤子さんのポッドキャストをちょこちょこ聞いてね。

そしてこれから患者さんが何とか幸せになれるように役に立ちたいと
勉強に励んでいる医学、看護、医療、福祉の学生さんたちにも
聞いてほしいなあって思います。

しあわせ患者学研究所 高宮潤子さん
http://hphpjp.com/
http://hphpjp.com/podcast/