こちら二列の並木のいちょうは
都営大江戸線光が丘駅から光が丘公園に向かって
南北に伸びる並木道。

説明板によると樹齢100年以上のもので、
明治40年(1907)春、千代田区丸の内二丁目から3丁目付近、
かつて東京都庁(旧東京市役所)前の道路に街路樹として、
幹回り40cmの成木を試植したもので、
現存する街路樹としてめずらしい長寿のものだそうです。
昭和60年(1985)、東京都庁前の道路の地下部に
日本国有鉄道が京葉線の駅舎建設を開始し、
工事のため支障となったいちょうを一時苗圃に移して、
その後国鉄から事業を引き継いだ
東日本旅客鉄道(株)によりこの地に再移植されたのだそうです。
変化に適応して、生きていけるものって
強いですね。
いちょうの意思とは関係なく、
植えられた場所が変わろうとも、
時代が変わろうとも。
樹齢100年以上。
今は枯れ木のように見えるけど
秋は黄色の葉っぱと銀杏でいっぱいでした。
その内部に秘めた生きる力は
ものすごく大きなものがありますね。
ただ今、枝は着々と
芽吹く準備をしている最中。
春になったら、一斉に
そのエネルギーが発散されて
このあたりの空気は
うんとパワーアップするといいな。

一本一本の木に、木の精が宿っているようです。
特に人通りが少なくなる夜の時間帯は
木が話をしているみたい。
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