2016年12月15日

自分の可能性を広げ続けた80年 ―網膜芽細胞腫で眼球摘出、義眼となったピーター・フォーク氏

こどもの網膜にできる悪性腫瘍、
網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)と診断され、
3歳の時、右目を摘出し、義眼を入れることになった少年は
83歳で生涯を閉じるまで
80年の人生の時間を、自分の可能性を閉ざすことなく
活き活きと生きていきました。

アメリカのテレビドラマ『刑事コロンボ』で
「うちのカミさんがね…」と話す主人公のコロンボ警部と言えば、
思い出す方もいらっしゃるかもしれません。
俳優ピーター・フォーク氏のお話を
今日はご紹介したいと思います。

演技と絵画の才能を発揮したピーター・フォーク氏。
どちらも目がキーになってくるものだけど
両目であろうと、片目であろうと、
見る、という可能性を広げていくのは、
自分次第なのかもしれません。

私は20代の頃に勤めていた病院で、
網膜芽細胞腫のお子さんのお世話を担当したことがありました。
どのお子さんも、皆愛らしく、
一人一人が心に残っています。
あれから長い時間が経ったけれど、
それぞれが、それぞれの人生を
幸せに生きていてほしいなあ…と切に思います。


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「自分の可能性を広げ続けた80年」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-096.html