2016年10月17日

「雛掛物」鈴木其一  (サントリー美術館展示)

サントリー美術館(東京・六本木)の
「鈴木其一 江戸琳派の旗手」より
印象的だったものをご紹介。


縦17p、横7p、三幅対になった掛物は
左幅に鯉と浮草 
中幅に蓬莱山と日輪と白鶴
右幅に白椿とオシドリが描かれて
鯉や鳥はそれぞれ一対。
雛道具の一つとして考えられていたそうですから
やはりペアの縁起物ですね。

特にオシドリの表情がとてもかわいいのです。
小さくても非常に美しいです。

------*------*------*------*------*------
雛掛物
鈴木其一
三幅対
江戸時代後期
滴翠美術館所蔵
------*------*------*------*------*------
posted by Lana-Peace at 21:15| アート / 歴史 絵画・彫刻・陶芸