2016年10月13日

「十二ヶ月花鳥図扇面」鈴木其一  (サントリー美術館展示)

サントリー美術館(東京・六本木)の
「鈴木其一 江戸琳派の旗手」より
印象的だったものをご紹介。


12面の扇の中でも印象深かったのが
- 青いスミレと黄色と白の蝶
- 金雲を渡る鳥の群れ
- 里芋の葉の上に露があるもの でした。

七夕の朝、朝露を硯に注ぎ、
墨を摺って願い事を書くという習慣があったそうです。

その露は葉の中央に2つ。葉の上で表面張力を持って
凛とした、でも零れ落ちていきそうな滴でした。

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十二ヶ月花鳥図扇面
鈴木其一
十二面
江戸時代後期
ファインバーグ・コレクション
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posted by Lana-Peace at 10:14| アート / 歴史 絵画・彫刻・陶芸