もう二度と会えない…と自暴自棄になっていた父親の心の悲しみ。
でもお子さんはずっとお父様のことを見ていました。
そして今の自分は誰からも傷つけられることなく
無事であることを知らせたい、と思っていました。
そして、父には父の人生をしっかり生きてほしいと
切に願っていたのです。
駆け足で逝ってしまったお子さん。
でもそのお子さんの人生の使命や役割を全うできるよう
総仕上げを手伝ってくれるのは、
親御さんだなあって思いました。
こちら(※)に登場するある少年からのメッセージを
ご紹介したいと思います。
※糸川 洋(2012)『トゥルー・ミディアム』Kindle版,
Lana-Peaceエッセイ
悲しみで心の中がふさがった時
「僕は無事なんだから」
―交通事故で突然亡くなった少年が伝えたかったこと―
http://www.lana-peace.com/2/2-1-057.html
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