2016年07月20日

鎌倉 巨福呂坂(こぶくろざか)洞門と星月夜

先日訪れた夏の鎌倉、
その道で素敵なものがありました。

鎌倉と北鎌倉を結ぶ県道21号(横浜鎌倉線)にある
「巨福呂坂(こぶくろざか)洞門」。
ちょうど鶴岡八幡宮から坂道を上り、
神奈川県立近代美術館鎌倉別館前を通って
建長寺に向かう途中にあります。
近くに史跡名勝天然記念物「巨福呂坂」があることから、
巨福呂坂(こぶくろざか)洞門と命名されたそうです。

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こちら、一見トンネルっぽくみえますが
平成5年6月西松建設によって竣工された落石防護施設。
天井の上の部分が解放されているので、日がよく入ります。
薄暗い、陰気な感じにならないところが良いです。

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近くにあった石碑の解説によると、
切通しを歩いている実感が損なわれないようにとの配慮の元、
アーチ状の梁と大きな六角形の天井開口部、
石積み壁など工夫をしたのだとか。
落石防護施設だけど、きっと、周囲の高さを見て、
安全な位置に天井に開口部が設けられているのでしょう。

そして粋な計らいだなあと思ったのが
壁の真ん中あたりにあるもの。
写真では黄色の矢印で刺してあるところ。

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こちら、どうやら照明器具。
昼間は点灯していなかったから、
はっきりしなかったけれど
星と三日月の文様が、まるで近くの鎌倉国宝館の扉のステンドグラスの文様、
星月夜を髣髴とさせるものがありました。


粋だね。

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posted by Lana-Peace at 07:43| アート / 歴史 街の中