嘆きや悲しみばかりで、そうした気持ちを払拭することができない…
そういう時期を過ごされている親御さん、
いらっしゃると思います。辛いですよね。
親御さんだって一人の人間ですから、
大きく感情に揺さぶられるのは当然のことです。
でも、もしかしたらその悲しむ親の姿を、
親以上にもっと辛い思いを抱きながら見ているのは、お子さんかもしれません。
そうしたことに気付くきっかけになった言葉が、
東田直樹さんの本(※)の中にありました。
※東田直樹(2007)
『自閉症の僕が跳びはねる理由 会話のできない中学生がつづる内なる心』
エスコアール出版部
ジレンマを抱えたまま、心を傷めてずっと過ごしていくよりも、
もっと違った時間の流れを作ること
それは親にとっても子にとっても
必要なことだろうと思います。
そしてそれは、自分が主体になってできること。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
家族の気持ちが行き詰まった時
「親の悲しみを上回るもの」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-065.html
【病気のこどもと家族のために ご家族を支える思想の最新記事】
- 自分を信じられるということは ー濃化異骨..
- 「先が見えない渦中で自己効力感を取り戻す..
- 「同志」の家族が引き出す生きる力 ー木本..
- 「身体を弱く産んでごめんね…」と申し訳な..
- 「気持ちを切り替えて、生まれた新しい道」..
- 満ち溢れた希望と共に選ばれた人(生まれる..
- 赤ちゃんの涙に秘められた神様への祈り ―..
- 「良いこと」を見出す力、幸運を引き寄せる..
- 重症であるほど潜む大きな力(代償機能につ..
- 俯瞰することにより光を当てる(稲葉功次郎..
- 揺れながら、見つけ出した道〜奥山佳恵(2..
- ぼくは腫瘍だけの人生じゃない
- こどもが秘めている才能
- 小さな幸せが引き寄せる大きな幸せ「うまれ..
- 信頼が生みだす周波数と未来の保護
- お子さんの病気はあなたのせいではないので..
- 言葉と遺伝子発現
- 小さな前進と大きな喜び
- 自分で守る前頭葉と神経回路
- 言葉の力と水(絶望とは小さな希望の始まり..